2025年4月5日
70歳以上のドライバーが免許を更新する場合には、事前に「高齢者講習」を受ける必要があります。受講が必要とされる人には、「高齢者講習のお知らせ」のハガキが届きます。ハガキが届いた日から更新手続きを行うまでの間に、ハガキに記載されている指定自動車教習所に予約をして受講しなければなりません。「もう受講したよ」という人もいれば、「ずっと先のことなので関係ない」と思う人もいるでしょうね。
この講習は座学と適性検査の他に実際にクルマを運転する運転講習があります。これは運転技能について認識や理解を深め、安全運転に生かすために行われるということです。試験ではないので不合格ということはありません。
この運転講習が終わったあとに、受講者が講習担当者に質問している声が聞こえてきました。
「『一時停止』は『徐行』とは違うのですね。」

これを聞いて驚きました。講習担当者は「一時停止」は車が完全に止まらないといけない。」と言って説明していたようです。そこまでしか聞いてないのですが、この受講者は「運転講習」で、「『一時停止』ができていませんよ。」と指摘されたのでしょうね。
ということは、この人は「止まれ」の標識があっても徐行すれば良いと、ずっと思っていたのですね。だから「運転講習」のときに、一時停止の標識を見たけども速度を落とすだけで完全には止まらなかった。ずっとそういう運転をしていたので、講習でも徐行するだけで完全には止まらなかったのですね。
この人は特別な例なのかもしれませんが、「止まれ」の標識で完全に止まっていない車をよく見かけます。ブレーキは確かに踏んでいて、止まる寸前くらいまで速度は落としていても、タイヤの回転は完全には止まっていないのです。
速度を落として確認したからそれでいいじゃないかと思っているのでしょうか。中には完全に止まっていると思っているけども、実際は完全には止まっていない(タイヤは回転している)ということもあるようです。
タクシーの運転手でもきちんと一時停止しない人がいます。それでタクシーで帰るときには「次の一時停止を直進」、「今度の一停止を右折」のように言います。そこまで言うとさすがにきちんと止まってくれます。
このつぶやきを書くために一時停止のことを少し調べました。年を取ってきてから安全運転には十分に気を付けるようになったと思います。でもJAFの次の記事を読んでまだまだ足りないなと気付かされました。
見通しの悪い交差点での一時停止。停止線ではなく先が見通せる位置で止まってませんか?
https://jafmate.jp/car/surveyteam_20240405.html
これからは「多段階停止」や「アリさんブレーキ」も意識的に実践しようと思っています。
「多段階停止」と「アリさんブレーキ」は、上記のHPで説明されています。
一緒に実践しましょう。
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