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おじさんとおばさんのつぶやき出張所

2002年から「おじさんとおばさんのつぶやき」というHPで書いていた記事をこちらのブログで書いていきます。

「止まれ」の標識の意味を知っていますか?

2025年04月05日 08時23分16秒 | つぶやき
2025年4月5日

70歳以上のドライバーが免許を更新する場合には、事前に「高齢者講習」を受ける必要があります。受講が必要とされる人には、「高齢者講習のお知らせ」のハガキが届きます。ハガキが届いた日から更新手続きを行うまでの間に、ハガキに記載されている指定自動車教習所に予約をして受講しなければなりません。「もう受講したよ」という人もいれば、「ずっと先のことなので関係ない」と思う人もいるでしょうね。

この講習は座学と適性検査の他に実際にクルマを運転する運転講習があります。これは運転技能について認識や理解を深め、安全運転に生かすために行われるということです。試験ではないので不合格ということはありません。

この運転講習が終わったあとに、受講者が講習担当者に質問している声が聞こえてきました。
「『一時停止』は『徐行』とは違うのですね。」



これを聞いて驚きました。講習担当者は「一時停止」は車が完全に止まらないといけない。」と言って説明していたようです。そこまでしか聞いてないのですが、この受講者は「運転講習」で、「『一時停止』ができていませんよ。」と指摘されたのでしょうね。

ということは、この人は「止まれ」の標識があっても徐行すれば良いと、ずっと思っていたのですね。だから「運転講習」のときに、一時停止の標識を見たけども速度を落とすだけで完全には止まらなかった。ずっとそういう運転をしていたので、講習でも徐行するだけで完全には止まらなかったのですね。

この人は特別な例なのかもしれませんが、「止まれ」の標識で完全に止まっていない車をよく見かけます。ブレーキは確かに踏んでいて、止まる寸前くらいまで速度は落としていても、タイヤの回転は完全には止まっていないのです。

速度を落として確認したからそれでいいじゃないかと思っているのでしょうか。中には完全に止まっていると思っているけども、実際は完全には止まっていない(タイヤは回転している)ということもあるようです。

タクシーの運転手でもきちんと一時停止しない人がいます。それでタクシーで帰るときには「次の一時停止を直進」、「今度の一停止を右折」のように言います。そこまで言うとさすがにきちんと止まってくれます。


このつぶやきを書くために一時停止のことを少し調べました。年を取ってきてから安全運転には十分に気を付けるようになったと思います。でもJAFの次の記事を読んでまだまだ足りないなと気付かされました。

見通しの悪い交差点での一時停止。停止線ではなく先が見通せる位置で止まってませんか?
https://jafmate.jp/car/surveyteam_20240405.html

これからは「多段階停止」や「アリさんブレーキ」も意識的に実践しようと思っています。
「多段階停止」と「アリさんブレーキ」は、上記のHPで説明されています。
一緒に実践しましょう。

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おじさんの作ったコンクール集計システムの優秀さを改めて認識

2025年02月28日 15時04分15秒 | つぶやき
2025年2月28日

「吹奏楽コン、成績を訂正 高校部門」
昨年10月22日の朝日新聞にこのような見出しの記事がありました。高校部門の前半の部と後半の部にそれぞれ1団体ずつ、審査結果に誤りがあったとのこと。2団体とも銀賞と発表されたが金賞に訂正されています。

今年度から新しい審査方法に変更されていて、集計に使う計算式が間違っていたことによるミスだそうです。どのようなミスだったかは把握していませんが、審査内規を見る限り、そんなに難しい処理ではないと思うので単純なミスだと想像します。

このようなミスがあってはいけないので、審査の集計にはとても気を遣います。ある連盟ではパソコンの集計とは別に電卓を使って計算していると聞きました。計算式を作成する段階で、式に間違いがないかの確認に電卓を使うのは理解できます。しかし計算式ができたあとで電卓を使う意味が分かりません。電卓の打ち間違いでかえって混乱することも大いに考えられるからです。

おじさんの集計システムはミスを防ぐ工夫を随所に凝らしています。システムの中心となる集計ソフトでの工夫と入力の順番を紹介します。

一般的にはエクセルを使って次のような一覧表に入力し、それぞれの審査方法に沿った集計をすると思います。この表に直接得点を入力するのは効率的ではないしミスも起こりやすいと思います。入力のためのセルの移動が必要だし、どの団体のどの項目に入力しているかも分かりにくく、おまけに数字が小さくて見づらいからです。



それでおじさんは次のような入力フォームを作成してそこに入力しています。1回目の入力は審査員ごとに行うので、審査員名と団体名と出演順を表示して、得点の数字はできるだけ大きくしています。得点の入力はマウスでもキーボードでも行えます。また得点は数値でも文字でもかまいません。1団体分の入力が終わると一覧表に転記して、次の団体に切り替わります。一人の審査員の入力が終わると次の審査員の最初の団体に移動します。これも全て自動で行われます。



全ての入力が終わると、今度は団体ごとに確認します。1団体分の全審査員の得点を表示しているので、おかしな入力があったときに気がつきやすくなります。



審査票の得点の読み上げとパソコンへの入力は、それぞれ確認係と2人ずつの4人で行っています。この方法はおじさんの発案ではなく、四国吹奏楽連盟で行われていた方法です。この2回目の確認作業をすることでほぼ確実にミスは防げます。

入力した得点の集計はエクセルの数式で行っています。20年くらい使っていて計算式は正しく動作しています。それでも念には念を入れて、数式とは別にプログラムでも計算して比較できるようにしています。

あと問題になるのが、入力済みの得点を誤って変更することです。これも入力終了時に時刻をファイル名としたバックアップを作成し、それぞれのファイルとの得点の比較ができるようにもしています。

そして集計が完了すれば発表用の原稿を作成し、【はりの助】の差込印刷で表彰状を印刷します。
集計システムの一部を紹介しましたが、特に優秀だと思うのは入力と確認の方法だと思います。自画自賛ですがそれなりのシステムだと思っています。

審査方法の違いなどで集計の計算式も違ってきますが、このソフトで入力したデータを他のソフトにコピーして処理をすることも可能です。

集計ソフトはフリーソフトとしてはいないのですが、四国の吹奏楽連盟には無償で提供しています。
連盟や協会の担当者でこのソフトに関心があればご連絡ください。
メールアドレスは次の「ライセンスキー購入方法」のページにあります。

https://www.jiyuubito.com/harinosuke/syutoku/syutoku.htm
「2.郵便振替での送金」の項目の
送信先メールアドレス


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「できた て弁当」「注文で きます」 街で見かけた気になるポップ

2025年01月31日 17時26分50秒 | つぶやき
2025年1月31日

数年前に次のような店頭ポップを見ました。実際はA4用紙6枚で作られていましたが、記憶を頼りに上半分を作ったものです。3枚を横につなげています。、



「できたて弁当 注文できます」と伝えたいのだと思いますが、どうしても「できた て弁当」 「注文で きます」と読めてしまいます。

「て弁当」は「手弁当」が浮かび、意味は違いますが「手作り弁当」を想像しました。店内調理のコンビニだったので、注文すると店内に並んでいる弁当とは別に、できたての弁当を出してもらえるという意味でしょうか。

何かのソフトを使って1ページずつレイアウトしたのでしょうね。1ページ目は簡単ですが、2ページと3ページは行の位置を揃えるにも苦労するかもしれません。

何よりも左右の配置です。2ページの「できた」は右寄せで、3ページの「て弁当」は左寄せ。その設定は簡単ですが、継ぎ目の文字の間隔が大変です。

ひとつは用紙の周囲の余白です。この余白が用紙の継ぎ目に入ります。余白を0にすれば解決のように思えますが、そんなに簡単ではありません。

二つ目に文字と文字の間に入るスペースの問題があります。文字は続けて打っている(空白は入れてない)のにレイアウトの時点でソフトが勝手にスペースを入れてレイアウトの調整をしています。

「できた手弁当」の「で」と「き」の間、「き」と「た」の間は同じ間隔になりますが、用紙の継ぎ目の「た」と「て」の間は自分で間隔を調整しなければならないのです。

多くのプリンターにはポスター印刷の機能があります。1枚(ページ)の原稿を拡大して複数枚の用紙に分割印刷し、つなぎ合わせることで大きな印刷物を作る機能です。

一般的には用紙の周囲に印刷されない部分ができるので、その部分を切り取ることを前提として印刷されます。文字や画像が用紙の継ぎ目をまたぐ場合はこの機能が必要ですが、今回の場合は継ぎ目には何もありません。それでポスター印刷を使わなかったのかもしれませんね。

そのために余計なスペースが入って、「できた 手弁当」のように読みにくい、あるいは誤解を与えるようなレイアウトになったのだと思います。このようなポップはよく見かけます。

ポスター印刷を使わずにこれを防ぐためには、テクニックが必要です。詳細は省きますが、「できたて弁当」を通常の文字ではなく画像として扱うのです。そうするとページからはみ出してレイアウトできるので、はみ出す量を調整します。次のページ目も同様にすると文字の間隔が揃います。

少し難しくて手間もかかりますが、ポスター印刷にして、印刷できない部分をカットする手間は省けます。

この問題を解決する方法を2つ紹介します。
「レイアウトワープロ はりの助」を使うのです。

【はりの助】には3つのポスター印刷があります。ひとつは一般的なポスター印刷と同じように印刷できない部分をカットする方法です。

二つ目は今回のように用紙の継ぎ目には印刷するデータを配置しない方法です。【はりの助】は指定枚数の用紙をつないだ状態でレイアウトします。用紙の継ぎ目も表示されるのでそこを避けて文字や画像を配置することができます。


3つ目は独自に開発した「カット不要印刷」を使う方法です。プリンターが「フチなし印刷」に対応していればこの方法がお薦めです。何の制約も受けずに思い通りにレイアウトしてフチなしで印刷します。用紙の端まで印刷できるのでカットすることなくそのままつなぎ合わせることができます。

ひと束の用紙から取り出しているのに、微妙に大きさが異なる用紙があります。その場合は継ぎ目が少しズレることがありますが、ほとんどの人は気にしていないようです。そのようなポップは数多くあります。

1枚1枚のサイズがきちんと揃っている用紙だと、新聞の番組欄のような小さな文字でもきれいにつなぎ合わされます。また細かな描写の写真も継ぎ目が分からないくらいに印刷できます。

ホームページに印刷見本があるのでご覧下さい。パソコンの画面だとかなり拡大しないと、どこでつないでいるか分からないと思います。

話がそれましたが街中で見かけるポップなどの掲示物を観察すると色々な発見があります。気が向いたら観察してはどうでしょうか。


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J3参入を目指す高知ユナイテッドSC まさかの大失速

2024年12月29日 08時48分21秒 | つぶやき
2024年12月30日

これは前回の「J3参入を目指す高知ユナイテッドSC 立ちはだかる大きな壁」<2024年12月23日>からの続きです。

開幕から7連勝と好発進、途中連敗しながらも負けはその2敗だけで首位を独走する高知ユナイテッドSC。ホームでの観客動員3万人という大きな壁も超えられそうな状況になり、いよいよ夏期中断後の13試合に臨みます。ここまで14勝2敗1分け、このペースでいけば10月中にも優勝、そしてJ3参入が決まります。

ところが中断後のヴェルスパ大分戦で敗北。その後もシュートが決まらず失点が増え、勝利の女神が遠ざるという大失速。10月20日の対沖縄SV戦の応援に行きました。勝利の喜びにひたりながら気持ちよく家路につくつもりが0対2で敗れます。そして10月6日の2位栃木シティーとの直接対決に敗れ、次節で首位を陥落。



優勝なら自動でJ3参入ですが、2位だとJ3リーグ19位のチームとの入れ替え戦で勝たなければなりません。それでも2位ならまだ望みがあります。しかし3位以下が勝ち点を重ねています。いよいよ2位さえも怪しくなってきました。

11月10日(日)のソニー仙台FC戦も応援に行きました。ソニー仙台はJFLの上位争いにも度々絡む強豪ですが、Jリーグ入りを目指さないことからJFLの門番と呼ばれているそうです。しかし今季限りで活動を終了することが決まっています。

負けられない大事な試合。今度こそ勝利を見たいと思っての観戦ですが、前半に失点。諦めかけていましたが、終了間際に追いつき引き分け。同じ引分けでも追いつかれての引分けと違い、追いついての引分けは希望が持てます。これで2位以上を確保。そしてこの日の入場者数は2,454人で1試合を残して3万人を突破しました。

残り2試合、他力本願ですが2連勝すれば優勝の可能性があります。しかし29節の FCマルヤス岡崎戦は引分け、この時点で栃木シティーの優勝が決まり、高知Uは入れ替え戦となりました。

入れ替え戦はY.S.C.C.横浜との2試合です。1戦目は高知がホームですが、春野陸上競技場が使えないので、香川県丸亀市で。入れ替え戦は2試合ともダゾーンでの放映があったので、テレビで応援です。

第1戦は前半5分に失点。このまま負けると2戦目に大きなハンディを背負います。しかし33分に上月選手のゴールで追いつき嫌なムードを吹き飛ばして引分け。

第2戦の敵地横浜には大勢の応援団が詰めかけたようで、鳴子の音と高知Uへの声援がホームかと思うほどに鳴り響いていました。
今度は開始7分に新谷選手のヘッドで高知Uが先制。J3参入の光が見えましたが、押される場面も多く、ヒヤヒヤしながらも何とか前半が終了。

後半も押し込まれハラハラドキドキの連続。何とか逃げ切って欲しいと時計が進むのを願います。後半終了間際も同点かと思うシーンが何度もありながら90分を迎え4分の追加タイムへ。パスを受けた内田選手が左方向からペナルティーエリアに切り込みシュート。2点差と突き放します。残り時間は3分ほど。しっかり守り切って終了の笛を聞きました。

念願のJ3参入、Jなし県脱出です。来年は徳島ヴォルティスと高知ユナイテッドSCのダゾーン観戦が忙しくなります。

ダゾーンは有料ですが、リアルタイムだけでなく、追っかけでも見逃しでも見られます。先日見ているとこの入れ替え戦もまだ見られる状態でした。ハイライトもあるので10分足らずで楽しむことができます。

来季はJ3参入ということで新聞やテレビでも試合の様子が伝えられるでしょうし、テレビ放映も期待できると思います。サッカーにあまり興味のない人も、ぜひ高知ユナイテッドSCに関心を持って欲しいと思います。

高知県民の皆さん、高知県出身の皆さん、高知県が好きな皆さん、高知ユナイテッドSCを応援していきましょう。

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年賀状本の完成したデザインを使って自分だけの年賀状を作成 【はりの助】がお手伝い

2024年12月27日 10時03分05秒 | つぶやき
2024年12月28日

何とか年賀状も出来上がり、手書きのひと言も添えました。それとは別のバージョンも作っています。甥姪のように親宛てとは別にしたい場合や近所の子どもに出すためにです。そのために毎年年賀状本を買っています。

おじさんの買っている本はひとつのデザインにつき3つのパターンが収録されています。まず基本の画像だけのもの、それに賀詞が加えられたもの、そして添え書きも書かれていて印刷するだけでそのまま出せるものです。

完成形をそのまま印刷するだけではなく、できるだけ自分のアイデアが入ったものにするために工夫しています。そうはいってもデザイン能力がないので、年賀状本の画像を組み合わせるのが基本です。

いくつか紹介します。まずは複数枚の完成形のデータを並べるものです。2×2の4分割や3×3の9分割のそれぞれに並べます。比較的単純な作業ですが、昔は一太郎で作っていたので1枚分の大きさを決めるのが大変でした。

まず2×2の4枚を使ったものです。添え書きも賀詞もないものを使っています。
謹賀新年を一文字ずつ配置しました。このように一文字ずつ配置するのは【はりの助】の独自機能である「リラハープモード」を使うと素早く行えます。
画像をクリックすると拡大します。



今度は3×3の9枚です。これは添え書きも賀詞も入ったものです。
今は【はりの助】で作っているので、この作業のための機能をいくつも追加しました。例えば画像を挿入した時点で、4分割や9分割の1枚分の大きさに拡大縮尺するという機能です。これで本当に楽にできるようになりました。



一番多く分割したのは24×24の576枚の年賀状を並べました。これを上記の方法で並べるととても大変なので、用紙分割という機能で1枚分だけを作成して差込印刷を使用しました。使用するデータを選んで整理するのに時間がかかりました。あとはファイル名を取得する必要がありますが、自作のソフトで行いました。その作業ができていれば10分もかからずにできてしまいます。



今回この記事を書こうと思ったのはアレンジが楽しめるデータがあったからです。
新紙幣をデザインに使っているのがとても楽しいと思いました。そしてその中央にちょうどの大きさのスペースがあるのが、想像力をかき立てました。



そこに似顔絵を入れたら楽しい思いますが、絵を描くことができません。使えるのは文字だけです。
まず相手の名前をひらがなで入れました。紙幣は3種類なのでひらがなで1文字ずつです。次の例は津田梅子です。



今度は渋沢栄一でやってみます。姓も名前も読みが4文字、漢字だと2文字です。それで感嘆符でも入れようかとおじさんが言うと、おばさんが印鑑にしたらと言うのです。名前を漢字で2文字、3文字目に姓を印鑑にして入れるとちょうど3文字分です。これがとても気に入りました。




一人ずつ名前を変える必要があるので、別バージョンの対象が多いと手間がかかります。でも【はりの助】にはクリックするだけで文字を変更できる「リラハープ置換」という機能があるのでそれほど苦にはなりません。

他にもいくつかのバージョンを作っています。改めて【はりの助】は便利だと自画自賛しています。この便利さをもっとアピールしなければと思いました。


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