今日も いいこと ありますように!

気ままな読書。
時には散歩、小さな旅。
 主なテーマは『公園 道 花 寺 神社』です。

「秘めたる殺人」西村京太郎(双葉文庫)

2013年01月25日 | きままな読書。思いつきの読書感想文。
「秘めたる殺人」西村京太郎(双葉文庫)
(短編5つ)(1)『雪は死の粧(よそお)い』p. 7-
      (2)『九時三十分の殺人』   p.59-
 3「私を殺さないで」4「死へのワンショット」5「秘めたる殺人」


3度目(4?)の読書。
(1)「雪は…」
何故、殺人事件が起きたのか。犯人の「動機」はなにか。
密室状態での連続殺人事件が起きる。
犯人は、「密室」内の人に限られている。

犯人からのメッセージは明確だが、
受け取り手は「理解」できない。

このことが「動機」を示しているが、
密室内の人たちは「動機」を聞いてても
「私は関係ない」と思っている。

現代社会を反映した事件。勿論、架空の話だろうが、……。

「幻の避難小屋」梓林太郎【「処女山行」(光文社)】

2013年01月22日 | きままな読書。思いつきの読書感想文。
「幻の避難小屋」p.45~
梓林太郎「処女山行」(光文社)の中の短編(2つめの作品)


避難小屋の屋根について。
避難小屋の屋根がとんがっていて、赤い屋根だったら、
多くの人が助かるのではないか。
 尖がっていると屋根の雪が落ちて、建物が発見しやすい。
 赤い屋根なら、雪の中、霧や雨の中でも発見しやすい。

  通常、屋根は平(傾斜が緩やか)で、茶色系統に塗られている。
  平らな屋根に雪が積もると、避難小屋が白い塊になり見えにくい。
  茶色だと紅葉、枯れ葉の季節は、屋根が見つけにくい。
  避難小屋は目立ってこそ、避難小屋の意味があるのではないか。

こんなことを考えながら読むと分かりやすい話です。
  *作品はフィクションです。
   話の中の「避難小屋」は架空の小屋で、実在しません。

「下天は夢か」(一)~(四)津本陽(日本経済新聞社)

2013年01月22日 | きままな読書。思いつきの読書感想文。

「下天は夢か」(一)~(四)津本陽(日本経済新聞社)

たまには織田信長。
厚い本なので、いつ終わるか全く分かりません。

すぐ読み終わった本
「寝台特急『紀伊』殺人行」西村京太郎(角川文庫)
これは、3回目、4回目かな?
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 町長や警察署長は街の安全を守るのが仕事。
 しかし、この事件では、警察、役所が非協力的。
 いろいろありそうな事件です。
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読んでいる途中(短編多数)
「処女山行(さんこう)」梓林太郎(光文社)文庫
一話が短いので、快適に読んでます。
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「はやぶさ新八御用帳」(講談社文庫)
武家の揉め事の後始末シリーズと言う感じ。
たまには、町人も揉め事も扱って欲しいな、という感じです。

「鬼勘の娘」p.117~(「はやぶさ新八御用帳」【四】)

2013年01月20日 | きままな読書。思いつきの読書感想文。
「鬼勘の娘」p.117~(「はやぶさ新八御用帳」【四】)

作者は、美女をたくさん登場させます。
新八さん、妻帯者ですが、結構浮気ものの様子。

大丈夫かな? 離縁にならないかな? 心配です。

主人公・新八郎は名御用聞・勘兵衛の家で、
勘兵衛の娘・小かん(小さい勘べい)ことお初に会います。
後日お初は、青木家の相続争いの話を持って来ます。

お初さん、とても可愛いい娘さんですが、
気が強く、将来は御用聞になりたいそうです。

こんな素敵な若い女性が登場して、
このシリーズ、新八さん、大丈夫なのでしょうか?

もう、すでに、浮気をして、奥さんに気兼ねしながら生きているというのに。
展開(新八さんの女性問題)、心配です。

「はやぶさ新八御用帳」(四)鬼勘の娘 平岩弓枝 講談社文庫

2013年01月18日 | きままな読書。思いつきの読書感想文。
「鬼勘の娘」

「はやぶさ新八御用帳」(四)鬼勘の娘 平岩弓枝 講談社文庫


短編8つ。「鬼勘の娘」は4つめ。
                        
「鬼勘」は鬼の勘兵衛のこと。名御用引き。
今回も武家の揉め事を扱うことになりそうです。

武家では、いろいろ揉め事があり、秘密に解決したいことが多いようです。
それが、新八の主・お殿様(町奉行)に持ち込まれるらしい。

武家の不都合を内密に処理して、
武家のお家騒動を、将軍家に聞こえないようにしたりする。

公明正大というよりは、
「平穏無事」に終わるように処理することが多い。

さて、今回はどうなるのか。
これから、
2、「白い殺人鬼」を読みます。
3、「御老女様の恋文」
4、「鬼勘の娘」
と、読んで行きます。