『愛宕神社』火防の神。 「愛宕神社は、岩崎家が愛宕山を買い取った頃は頂上に
祀ってあった。 岩崎家が別荘を建てるに当たって現在の位置に遷座なされたので
ある。 火防の神として地元の信仰が厚い。 表参道から登って、頂上の境内の
南側には明治十年西南の役に従軍して帰らぬ勇士の霊をまつった慰霊碑がある」
＜「ふるさと大磯」より＞
『海のいろは』 高田保公園。 「この公園は高田保の死後、彼を敬慕して、友人と町の
有志が資金を集め、造成したもので昭和29年5月に碑と墓が完成。
＜エライ奴は嫌ェだが、人間が好き＞といった保に相応しく、人々の訪れる広場の奥に
墓碑と顕彰碑が佇んでいる。 碑の屏風石には
海のいろは日ざしで変る
＜「大磯俳句読本」より＞
