かんたん

2004.12ブログ人でスタート、2014.10gooブログに転居。

郵政事業の民営化は仕方ない。

2004-12-13 20:56:24 | 社会・経済

 僕は16年半東京都内の郵便局に勤務していた。
昨今郵政事業の民営化の話が進められている。
僕は郵政民営化は仕方ないことだと思っている。

 理由としては、郵政職員は、
国家公務員法を遵守しようと意識が希薄であり、
国民全体の奉仕者としての自覚がなく、
公共の福祉に反することを平気でやる。

 管理者は出世や評価を気にするので
事なかれ主義に陥り、
職員の不正や問題行動に対して甘い。
問題が発覚すれば自分の評価・出世に響くからだ。

 労働組合も役員や元役員、その仲間は、
管理者に優遇されて特権階級化し、
管理者擁護に力を入れる。
管理者が職員に対し明らかな不当な攻撃をしても、
組合は管理者のみかたをする。

 職場では、しばしば悪い人間ばかり
優遇されることになる。

 そんな職場のあり方に疑問を感じ、
何とかしようとする職員は、
その行動・発言がデタラメに解釈され、
他の職員の不正・問題行為の責任を擦り付けられ、
デタラメな噂を撒き散らされ、
人権侵害など、
嫌がらせをされまくる。
世間もそんな悪い組織・集団に協力する。

 郵政職員の不正や問題行為に対し、
世間はとても甘い顔をする。
国家公務員法を遵守しない、
遵守しようという意識が欠落し、
公共の福祉に反する行為を平然とやるなら、
郵政事業が民営化されるのは当然だ。

 国家公務員法を守らなくても、
公務員が続けられるのなら、
民間企業や自営業者もみな国家公務員にすればいい。
 でも僕は今のところ共産主義者ではないから
そんな考えは支持しない。
民営化を支持する人が僕と同じ立場とは限らないけれど、
民営化反対の人とは同じ立場に立てない。

 将来的な郵政事業の経営が心配なら、
大都市圏と、地方で経営を分けて考えたらどうか。

 例えば郵便局に行き、職員に嫌がらせをされ、
もうそこの郵便局に行きたくない。
近くに他の郵便局はない。
そんな時、郵便局と同じようなサービスを
やる別の会社があったらいいと思う。

 郵便局員は、しばしば組織・集団で
嫌がらせ、虐め、人権侵害をする。
全国津々浦々のネットワークを悪用し、
デタラメな噂を撒き散らす。
郵便局員にせよ、その支持者にせよ、
気に入らない人間に対し、違法性の容疑の高い
かなり悪質な攻撃を加える。

 郵便局員は今後も、
国家公務員(国民全体の奉仕者)を
続けるつもりなのか。

 日本は腐っているし、
そのある象徴が郵政事業なら、
民営化しても、民営化しなくても、
日本の国はよくなる可能性は、
きわめて低い。どちらでも同じ。

 しかし、郵政職員が、国家公務員法を
遵守する意識が希薄であるという状態が
今まで同様今後も続くのなら、
民営化しなければいけない。

 


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