さぬきの歴史

さぬきの歴史やお寺のことなど

水主神社

2020-04-30 21:33:00 | 讃岐の歴史
お久しぶりです。
4月30日に水主神社に行きました。
以前、一宮寺の記事で触れた、倭迹迹日百襲姫命 がご祭神の神社です。



水主神社はこんなところにあります。





奈良時代には創建されていたようです。



倭迹迹日百襲姫命 は、卑弥呼ではないか、と言われている方ですが、
この立て札を見る限り、そうではないようです。

もっと詳しいことを知りたいと思ったので、図書館で本を借りたり、
家にある香川県に関する本を調べてみました。




あ伽谷の水(?)







 大杉 県の保存木。









裏から撮った写真ですが、
本殿、脇殿、末社の全てが春日造りで統一されているそうです。










927年には「延喜式」に載せられ、官社となった。
国衙との関係が強かったことから、与田郷・入野郷の
一部を分けて社領に寄進された。
神仏習合が始まると神宮寺(別当寺)が生まれたが、最初の神宮寺が与田寺だった。

倭迹迹日百襲姫命 ・倭国香姫命(百襲姫命の母)・大倭根子彦太に命(百襲姫命の父孝霊天皇)をかたどった3躯の木造御神像(国重文)がある。 平安時代









ゼロから学ぶ「日本史」講義

2020-04-21 23:42:00 | 歴史の本



自分が学生の頃学んだ日本史と、今の日本史との違いに戸惑いを感じていた私ですが、素晴らしい本を見つけました。

大人のための、「最も新しい日本史の教科書」というべき本かと思います。
ただし、この本は「古代」だけですが。

私は昨年、志度寺に伝わる縁起絵のお話から、藤原氏に興味を持ち、古代の豪族や古墳、仏教等々について手当たり次第に本を読んできました。

そうして少しずつ古代のことが分かりかけていたのですが、この本はまさに、私がこの一年、調べてきたことの「総まとめ」のような本でした。

だからと言って、いきなりこの本を読んでいたのでは理解できなかったでしょう。
個々に調べてある程度の知識があったから、「総まとめ」のようなこの本を理解できたのだと思います。

書名は「0から」となっていますが、けっして知識0の人には理解できない内容だと思います。
大人になって、勉強する必要などないのに、古代史に興味を持って、ある程度の知識のある「マニア」が、「あ、そうそうそういうことね」と、にやにや、ワクワクする本です。

志度図書館で借りている本ですが、買って、手元に置いておきたいです。