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華の会

日本文化を考える

高利でも金を借りなければならない人がいる

2006年05月19日 | 政治
小泉総理の「高利でも金を借りなければならない人がいる」という発言は
池田元総理の「貧乏人は麦を食え」以上の歴史に残る発言だと思います。

小泉首相:上限金利、借り手需要も考慮すべき 参院行革委

19日付け 毎日新聞
http://www.mainichimsn.co.jp/seiji/gyousei/news/20060519k0000m010088000c.html  

小泉純一郎首相は18日の参院行政改革特別委員会で、

出資法の上限金利(29.2%)を利息制限法の上限(15~20%)まで

引き下げようとの議論について「金利が高くても借りたいという人がいる。

借りる側から見れば、(金利は)低い方がいいに決まっているが、

高利でも金を借りなければならない人がいるということも考えないといけない」と、

借り手の需要も考慮すべきだとの見解を示した。民主党の前川清成氏の質問に答えた。  



金融庁の「貸金業制度等に関する懇談会」(座長・吉野直行慶大教授)は

「上限金利を利息制限法の上限水準に向け引き下げるのが望ましい」とする

中間提言をまとめたが、

小泉首相は「貸手と借り手、両方の意見をよく聞いて議論してもらいたい」と指摘。

上限金利引き下げに慎重な姿勢を見せた。【斉藤信宏】



この総理の下で、今日、共謀罪法案が採決されようとしています。

共謀罪については東京新聞の17日付「核心」と

http://www.tokyo-np.co.jp/kakushin/ 18日付の「こちら特報部」が、

http://www.tokyo-np.co.jp/tokuho/ 共謀罪の本質を掴んだ判り易い解説です。

読んで見てください。



東京新聞18日付の「こちら特報部」の記事から

「刑減免より犯罪組織が怖い/共謀罪 刑事が反対する理由」

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060518/mng_____tokuho__000.shtml

「取り締まる側の刑事が共謀罪に反対している」という、

▼ある刑事「(やくざが共謀を自首して、つまりチクって)刑が減免されたところで、

組織の回し者に殺されたら何になる? 警察が一生、守ってくれるわけでもないのに。

ヤクザとテロリストはな、警察より組織が怖いのよ。

坊やの意見は、おりこうさんのキャリア官僚と同じ机上の空論ってやつよ」

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