記日きつい思れぐま気 from バンクーバー

2012年4月から妻の海外赴任に伴い主夫業と育児に励む30代男性の日常。バンクーバー関係ないことも多々あります。

ベアフットランニングがしてみたい

2011-12-03 21:00:21 | 本の感想
BORN TO RUN という本を読みました。この本、昨年の夏くらいにTwitter界隈で人気を博していた本で、ちょこっと気にはなってたのだけどなんとなく気が向かなくて読んでませんでした。
サブタイトルの「走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族” 」ってのが(内容として間違ってないんだけど)いまいちそそられなかったんだよねー。ろくに調べもせず、「走るために生まれてきた人達」の物語と思ってました。そんな人に興味ないし。

しかし、実際に読んでいただくとわかりますが、この本が言いたいことはウルトラランナー(舗装されてない道を100マイルとか走っちゃう!)と走る民族どっちが勝つかでもなければ「走るために生まれてきた人達」の物語でもなく、「人は走るために生まれた」という、タイトルそのままのものでした。

でもね、僕、走るの嫌いなんですよ。疲れるから。マラソンとかアホなんじゃないかと思ってたんです。僕以外にもそういう人って多いんじゃないかなあと思ってます。ところが最近、自分の周囲にランニングをしてる人があまりに多いのとお腹周りのお肉がなかなかとれないこと、そして昨年この本で紹介されて一部で流行ったベアフットランニングに興味を持ち、じゃあちょっと読んでみるか、と。すると、なんと走りたくなってきちゃったんです。走るの嫌いな僕が。

ベアフットランニングというのは、裸足で走るランニングです。そんなこと街中でやったら足の裏が大変なことになってしまうので、最近は専用のシューズも売っています。いちばん有名なのは本の中にも出てくるビブラムファイブフィンガーズという、見た目がアレなカンジのシューズですが、他にもいろいろ出ている模様。個人的にはVIVO BARFOOT ULTRAというの(のカープレッド)に惹かれています。

そもそもなんでベアフットランニングがしたいのか。どうもベアフットランニングは足の故障が減り、慣れると疲れずに長距離走れるようになるそうなんです。なぜ?詳細は本文に譲りますが、簡単に説明すると「踵で着地しないから」なんです。ナイキのエアマックスをはじめとするハイテクシューズは踵のクッション性能が高く作られていますが、だからこそより強く(叩きつけるように)踵で着地してしまい、結果として膝や足首にダメージを蓄積させてしまいます。裸足(またはそれに近い状態)で走ると、衝撃が最小限になるように指の付け根で着地します。これが良いらしい。
ナイキもナイキフリーという裸足に近い感覚のシューズを出している(つまりそれが良いと気付いている!)ことから、突拍子もない新興宗教的な話ではないと思われます。本の中でもそれは再三語られていて、上にも書いたとおり人間の体っていうのは走ることを目的に作られている、っていうんです。そんなこと言われちゃったら試してみたいじゃないですか!

ということで、ベアフットランニング用シューズが欲しいなー、ベアフットランニングしてみたいなーと思ってる今日この頃。すでに始めてるお友達は感想をきかせてね!



BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”
クリエーター情報なし
日本放送出版協会

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