岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★国公立を諦めた日

2011年10月02日 15時31分53秒 | 受験

★試験なんかぶっ飛ばせ!

 今日は中学3年生が第二回岐阜新聞テストの日。そして前回のテストは1年生、2年生の範囲でしたが今回からは3年生の1学期までが範囲となります。1回目の結果が出た頃何人かの生徒が飛び込んできました。もう少し早めに来てればと思う生徒もいました。しかしこれも個々に考えがあってのことですので云いますまい。また私立中学や二期生の学校、高校生のテストの結果も出て来ました。段々受験に対してボルテージが上がってきています。この秋はかなり厳しい戦いになりそうです。

 私は『国公立を諦めた日』という不謹慎なタイトルを付けたのは皆さんには是非とも私のようになっては欲しくはないからです。今日のYouTube は浜田省吾の『19のままさ』を選びましたがこの多感な19歳は人生の中でやはり大きな節目の時のような気が致します。
 私は国公立を諦めた理由は何のことはないただ苦手科目があったからです。それは英語が嫌いだったのです。嫌いと云いましても中学時代はかなりな成績でしたし高校も私の校区では一番偏差値の高い高校でしたし以前も書きましたが全校で10番以内は廊下に名前を張り出してくれるのです。私は9番でした。つまり全校で9番目の成績だったのです。『末は博士か大臣か?』なんて言葉がありましたが私は勉強よりも文学に興味があってそちらに完全に気持ちがいっていたのです。作家になろうと思っていたほどですので意気ごみと云いますか勉強なんてぶっ飛ばせ!て何もやらなかった。それでもそこそこの成績は残してました。しかし、英語が駄目になった。その原因は中学時代は何の問題もなかったのですが高校に行って英語の先生が教室の戸を開けると同時に英語でペラペラ喋り出したのです。私は周りの生徒がげらげら笑っているのにすごく劣等感を抱きました。私は先生が何を喋っているのか皆目分からなかったのです。これが基本的にトラウマになった気が致します。それが切っ掛けで気持ちは日本文学の方にいき自分で雑誌の『文学界』などに投稿するようになりました。これは大学を出て社会人になって四国の『瀬戸内文学』にの同人誌にも書き続けていましたが久保田万太郎氏の言葉で挫折をしてしまうまで続いたのです。それは『中間小説のツボを心得た面白さがある』と誉めてくれたのですが私が求めていたのは『純文学』だったのでこれが能力の限界を知った切っ掛けとなり筆を折ったのです。

 大学受験はお陰で見事に失敗しましたが私の家には浪人する余裕もありませんでしたし家庭的にも家を早く出たいと考えていましたので結局三流大学しか行けませんでした。ですから国公立を希望してる方は今頑張って欲しいのです。
 高校に入って最初に驚くのは授業のスピードです。早いです。そして突っ張って当てられても答えを知っていても『分かりません』・・・なんて答えていた。『国公立を諦めると云うことは私立を希望すると云うことになります』。実はこのことは非常に大事なことなのです。私立に行くと云うことは必要科目が出来ればいいと云うことですから大学受験には非常に楽なのです。私立に行くことが悪いと云うことではありませんので誤解のないようにしてください。今ここでは一般論をいっているのですから。つまり大学によっては三科目、二科目で受験できるところがあります。科目を絞ることで行き先の大学が決まります。そうしますと国公立を諦めたら気落が楽になるのです。また将来の職業を前提に大学を選定する場合もあります。

 しかしながら今の時代国公立に入りたいという高校1年生は半数以上は確実にいます。私の塾ではほとんどの方が国公立を目指しています。それは先程書きましたように『強いものから逃げないことなのです』。不景気なこの世で『這い上がってでもいい大学、いい高校に行きたい・・・』それが普通ではないでしょうか。

 結局学力が伴わないから私立にせざる得ないと云うのが本音の部分です。私は英語を捨てた時に国公立は諦めました。私立大学に行きたい学校がありましたのでそこの学部を三つ受験したのですが合格点に達してはいたのですが英語の最低点の足切りの対象には入ってしまったのです。滑り止めの学校も先生はそこは大丈夫だよなんて言ってはくれましたが結局そこも英語が足を引っ張ってしまいました。

 ですから高校1年生の時スピードに遅れるな、苦手を作るなと口酸っぱく云ってきましたが忠実に守っている方は今のところ大丈夫な気が致します。高校に入ってからが大事で入ってやれやれではいけないのです。
 
 心配な点がもう一点あります。それは学校のランクを下げて高校に入った方です。下げたわけですから当然上位です。しかし学習教材などはレベルダウンしています。下げた学校の上位がいいかそれとも下から這い上がっていくのがいいかはその方の性格にもよりますが出来れば上位を目指してください。高校生はセンターがありますから分かるでしょう。しかし中学生は岐阜新聞テストがあるまで分かりません。そこで私たちは中学1年生から志望校の判定をしているのです。高校生は1年生の進研模試では判定は出ません。しかし私の教室では高校1年生から志望校の判定を出しています。それは出来るだけ国公立に行ってもらいたいがためです。

 凡そ国公立大学、私立大学や高校受験でランクを下げたとしても『第一志望校を頭から離すな!』と云うことです。『妥協をしたら終わりです』。ですから最後の最後まで頑張って、結果次の選択をせざる得ない場合は仕方がないのではないでしか・・・。
そのことが人生に於いて社会人になった時大いに役立つ若者に育っているはずです。ですから私は自分の失敗を生徒に語ります。それは同じ悩みを共有してるからなのです。『逃げたら楽になります・・・』しかし『今は逃げてはいけないのです』。

 受験は孤独です。勉強は一生です。夜遅く一人でぼんやりしていますと変になる時もあります。昔はラジオで深夜放送をよく聞いてりクエストしたものです。さしずめ今なら携帯のメールでしょうか。互いに孤独の傷の舐めあいは何のプラスにはならない。今悩んで苦しんでる者は皆同じで自分だけではないと云うことを知るべきです。友人は勿論、ご両親やご兄弟、学校の先生そして私たちのような塾の先生、講師の方などあなたの身の回りにはあなたを心配してる方がいっぱいいます。どうか今一度原点を見つめ直し頑張ってください。時間はまだあります。センター試験まで100日を切りました。高校受験特色化選抜まで5か月切りました。しかし、今から苦手科目の克服なら出来ます。自分の遅れは自分で取り戻すには限度があります。長良教室&芥見教室に来てください。あなたのためのプログラムを作成しませんか?特に『土曜講座』や11月から新設しました『自立講座』費用は無料で指導は医大生が中学生や高校生を一様に指導いたします。きっと満足していただけると思います。時間はあまりありません。駆け込んで来て下さい。


今日のYouTubeは浜田省吾の『19のままさ』石原さとみ出演です。
http://www.youtube.com/watch?v=QEONV9T7P9Y&feature=related

<今週の言葉>
『運命が武器に守られると考えるなかれ、己自身の武器にて戦え。運命は決して武器を与えず』
                    ボセイドニオス ギリシャの哲学者

『自立講座』受付中 予約要(定員制)
長良教室&芥見教室
<詳細ホームページ>
http://mm.visia.jp/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ★新設 『自立講座』誕生! | トップ | ★競馬 »
最新の画像もっと見る

受験」カテゴリの最新記事