★第1回岐阜新聞テスト
今日は岐阜新聞テストでしたので書くのが遅くなりました。テストの分析については後日ご説明をしていきたいと思います。第1回にしては少々難しい処と易しいところが混在していたようですが比較的生徒の話では易しかったようです。
朝からバタバタしていましたので落ち着かなく教室で準備をしてきたはずなのですが忘れていることも多く困ったものです。私は愛媛県ですが高校受験はあまり正直苦労はしませんでした。校区が今はあるのかどうか知りませんが東予、中予、南予に分かれていました。私は東予になります。東予といってもよく理解できないでしょうがティッシュのエリエールといえば分かるのではないでしょうか。製紙工場のあるところです。ここではあまり勉強はしなかったですが「西条高校でいいのだろ」って先生が廊下ですれ違いざまに言うのです。私はもともと西条しか考えていなかったのですがそう言うことになってしまいました。西条高校は中予の松山東高校、当時の松山東中学校の分校になります。夏目漱石の「坊ちゃん」に出て来る野太鼓が赴任して作った校章が現在のものです。当時は西条北高といっていましたが南校と統合し西条高校になったそうです。ですから今も校章は北をもじった星形の何か右翼のマークのような気がしていますが現在に至っています。
高校は文武両道でスポーツが盛んで特に野球は甲子園で優勝しています。夏は特に強く甲子園には6回出ているはずです。今年は聖カタリナ高校に決勝で負け甲子園は遠のきましたがそれでももう一息でしょうか。タラレバでは意味はないのですが途中 2:7で負けていたのですが後半に追い込みましたが結局6:7で敗れました。久しぶりに甲子園に出るかと思いましたが駄目でした。野球部ではプロにはロッテの青野、村上、阪神の金子、秋山などがいますしもう少し前では中日の髭の森本や巨人軍の藤田元司監督などがいます。バラエティに富んだ面白い学校でした。真鍋かおりや古くはトアエモアなど一斉を風靡した人たちがいますが学校が長ければそう言うこともあるかもしれません。
雑談が長くなってしまいましたが高校入試は通過点です。芥川賞作家池田満寿夫の「風道」という額を掛けています。この書画がとても気に入っています。獣道に風が吹いて草木が倒れ道らしきものが出来て来る。そこを頼りに歩いていくのです。勉強とは何でしょうか・・・・・・。「自分で考えることです」。最近は特に答えを早く欲しがっていますが考える力をつけた者が勝ちです。勉強は昔も今も変わらないのです。ただ方法論が若干変わってますし、入試スタイルが変化をしていますので仕方がないところはあります。
夏季休暇は今日まででしたが今日は岐阜新聞テストで出席しましたので結局は休みなしで明日からまた夏期講習が始まります。もう次の「テスト対策」に向かっています。先週書きました「土曜講座」も始まります。9月8日(日)は「志望校判定模試」になります。小学生も中学生も全員参加します。参加出来ないというか試験をしたくない方は自然と辞めていっています。これは私は仕方がないと思っています。お世辞を言って誉めて誉めてやらしますって塾もありましたがそんなことでいいのでしょうか。何のために勉強しているのか全く理解していないと思います。単なる成績さえ伸びればいいと考えればそれでいいかもしれませんが私どもDOZANgroupはそういう考えはありません。遊びで勉強はさせていないし高いお金を頂いているわけですので精一杯指導をしていっています。ですからおだててくださいとか宿題は出さないでくださいとか不登校になっていますからきつく言わないでくださいとか等々。私どもは基本的に進学塾ですし、看板には予備校と入れています。全国でも珍しいと思いますが無試験で入会しているのですから点数の高い低いはあるとは思います。しかし、そうだとしても宿題は出します。以前ご家族でお見えになった時お婆さんが〇〇ちゃん宿題はしなくていいんだよ、無理しなくていいのよ、って言われて私も血気盛んな頃でしたのでそう言う塾ではありませんとしっかりお婆さんとご両親にお話ししました。来た当時は中学1年生で150点ほどでしたが卒業する時は400点を越えていました。お婆さんが合格のお礼に見えてその時の話をするのです。あの時先生が「甘えるな」と言葉には出さないけども強く言って頂けたお陰でいい高校に入ることが出来ましたとお礼を言ってくれました。その子は高校も続けて来て岐阜大学に合格したと思います。また不登校の方も昨年も何人か立ち直らせました。それぞれ学校では私立高校すら無理だと言われましたが点数はありましたので公立を受験させました。みんな合格して私も歳をとると涙腺が弱くなり嬉しいはずなのに涙が流れて仕方がなかったです。電話だったので気付いてはないと思いますが思い出は多いです。それだけみんな必死になってくれたのです。講師の方にも随分無理を言っていますがよく戦ってくれています。現在非常勤講師の先生や他塾の講師をされている方もお見えになっています。これはお別れする時にきれいに別かれているからで「いざ鎌倉へ」という風に助けて頂いていますし逆に甘えさせて頂いています。人間は去る時に人間性がよく分かります。「立つ鳥後を汚さず」といいますが私のサラリーマン時代は喧嘩は常に受けて立つほどで敵を随分作りましたがこの歳が来てやっと頭を下げる意味が分かってきました。松下幸之助が言っていました。例えこちらが悪くとも相手はお客さん、お怒りになれば頭を低く下げなさい、客の言葉は頭の上を通り越していくはずだと言われました。今は自習室にかけてありますが私の机の隣に松下幸之助の「心」という直筆の署があります。これは以前の会社の建物を取り壊すとき誰も引き取らないので私がもらってきたというものです。現在は元教育委員長で岐阜市長を8年務められた浅野勇先生の直筆「雨にも負けず 風にも負けず」これは私が会社員の時に社員が市長と懇意でしたので頼んであげると言って書いてもらった書なのです。
兎に角負けず努力を惜しまず頑張れば何処かで必ず帰って来ます。そう言うことを欲張っているわけではないですが昔は鉄拳制裁など結構やっていましたから20代の時、営業課長で13人の配属の部下がいました。私より年下は1人、後は全て年上の方でしたが非常に色々勉強をさせてもらいました。そう言う意味では今日の曲の「時代おくれ」は大好きな歌の一つです。これから夏期講習も佳境に入りますしテスト対策も兼ねて進めていきます。今日は余り関連のあるお話は出来ませんでしたが次回は第1回岐阜新聞テストの分析をしたいと思います。
<今日の言葉>
「孤独とは物事を深く考えるチャンス。友達が多いことは必ずしも幸せではない」
美輪明宏
河島英五 時代おくれ 1986年
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