★高校入試まで二週間
早いもので2月の日曜日も最後となり入試まで2週間を切りました。国立大学の二次試験は締め切られ岐阜新聞はじめ各新聞各予備校で発表されています。大学受験につきましては http://mm.visia.jp/dozan の大学入試情報にて詳細に書かれていますので参考にしてください。
今日は岐阜市日光町の日光コミュニティセンターで『障碍者の文化のつどい』を見てきました。障害を持っていても前向きに生きていく姿に勇気をもらいました。
さて、平成27年度の高校入試ですが一言で言いますと非常に難しく流れが大きく変わる時代のような気がいたします。何故かと言いますと受験のための受験勉強から本当の学力をつける勉強に変りつつあるということです。大学受験がそうでした。旧課程と新課程が混在し結局浪人生有利な旧課程のほうが点数がよかったです。しかし二次試験はこれからです。全力で頑張ってほしいと思います。
ここで今年の岐阜県の高校入試の問題について私が感じていることを書いておこうと思います。あくまで推測ですから心して参考程度に止めてください。以下科目ごとに書いていきます。
<英語>
英語は特に変化はないと思います。英文法が多いです。絵を見ての会話文が今年も出そうです。長文は昨年は720文字でした。従って長文読解は必須でして単語力を十分つけて頑張ってほしいところです。リスニング問題は100点中27点で割合がかなり大きかったです。グラフの読み取り英作文の対策を怠らないようにしたいです。
<数学>
昨年は大問は5問でした。ここはコンパスを使った問題が出たことも注意ですが大まかには昨年と変わりはないです。関数、図形、証明が基本的に構成されています。特筆することは記述式の証明が出ていることです。図形の証明、数の性質については十分検討の余地があります。
<国語>
国語は昨年並みだと考えていいでしょう。注意するところは課題作文です。50字程度でまとめる練習をしてください。必ず出ると思います。古文は現代語で記述させる問題が出そうです。漢字の読み書きは配点は20点ほどありますから漢字検定3級程度ですので稼ぐのには絶好のポジションです。
<理科>
出題内容は4分野バランスの取れた問題です。特に用語の記述問題が多いです。化学式、イオン式も必要不可欠です。進出内容の出題に偏りがあるために「仕事とエネルギー」や生物系の単元の対策や計算系は増える可能性が大きいです。26年度は仕事とエネルギー、力学的エネルギー、25年度は電流、24年度は力と圧力で浮力という風に文章の記述、計算が求められています。
<社会>
用語記述と選択問題の出題が大半を占めます。一問一答式形式は最重要課題。また正答率の低い「並び替え問題」は要注意。地理では各種統計資料、歴史では基礎事項と資料の関連性、公民では様々なニュースの基礎事項が注意です。
以上が大まかな予想でありますがここで最も注意しておかなくてはいけないことがあります。つまり過去の流れであります。岐阜県の高校入試は平成24年度から大きく変わっています。つまりそれまでは数学が入試の基本と言いますか軸となっていましたが24年度を境に理科に変わっています。24年度からの点数を見てみますと
国語 社会 数学 理科 英語 合計
平成24年 72点 64点 70点 50点 88点 311点
平成25年 72点 63点 66点 51点 60点 312点
平成26年 68点 70点 66点 43点 60点 307点
このようになっています。24年以前の数学は20年48点、21年48点、22年49点、23年47点でした。このように50点を割っていましたが24年度を境に今度は理科が50点を割るような難解な問題が出ています。つまり岐阜県の問題は理数に特化した問題作りがされているということです。平均点は310点前後となっています。普通科を受験される方は比率は3:7が多いのですがこの辺が合否の境になりそうです。
ここまで入試について書いてきましたが特に最近の特徴は上記いたしましたが記述問題が増えてきているということです。これは大学受験でもそうなんですが一種の流れみたいなものです。最近では期末テストにおいて数学の記述模試がでて平均点を大きく下げた中学校もありました。問題の角度が変わってきています。一問一答式の記述問題や理科の実験、作文など充分対応をしてください。
昨年、一昨年と予想した問題が二年連続で出ました。当たりましたという方がいいのか迷いますがただいえることはここまで来たら基本に帰ること。そして時間との戦いです。少し、早く仕上げるタイムを計りながらしてもて下さい。
今日は私どもで実施している予想を個々に書いてみました。しかし、問題はそれほど難しくはありません。平均点を考えればわかると思います。ということは反面うっかりミスは命取りになるということです。今までやってきたことをすれば大丈夫です。特に難関高校を受験される方は難しい教材をしてきました。これ以上は中学では出ません。自信をもって試験に向かってください。自分は難しい問題をやってきた。だからそれ以上の問題は出ない。自信をもって戦う!きっとそこには新しい世界があると思います。頑張れ受験生!
<今日の言葉>
『できると思えばできる。できないと思えばできない。これは絶対的な法則だ』
パプロ・ピカソ
<今週のYouTube>
ZARDの『負けないで』を選びました。
https://www.youtube.com/watch?v=yIRZIZkq7GQ
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