岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★第1回岐阜新聞テスト解説

2024年08月25日 16時36分24秒 | 受験

★岐阜新聞テスト

 去る8月18日(日)に実施しました岐阜新聞テストについて私が感じたことを遅くなりましたが書き留めておきたいと思います。第1回ということでまだ結果は出ていませんが月末までには出てくると思います。しかしながら第1回目は受験者数が非常に少なかったようですがこれは毎年のことです。偏差値はHPの http://mm-homepage.com/dozan/

「志望校判定模試」を見てください。
では具体的にお話していきます。昨年は受験者は4393人でした。平均点は273.4点です。科目的には下記の通りです。

国語 64.7点
数学 47.8点
英語 46.4点
理科 51点
社会 63.4点
合計  273.4点

 こうしてみますと数学と英語が非常に難しかったと言えます。高校入試の数学にしましても過去7年間(昨年の分は未公開)で最低は41点、最高は54点となっています。非常に特徴を掴んでいます。では今年はどうだったのでしょうか。点数は分かりませんが科目ごとにかい摘んでお話をしていきます。受験科目順にいきます。時間は1科目50分です。

<国語>
大問は5問です。注意することは読み書きの配点が20点あります。つまり20%。レベルは漢検3級より以下4級程度でした。この配点を満点にすることが国語攻略の第一歩です。次に第二問は文学的読解、第三問は説明文の読解と古文の読解、作文と出ていましたが第二問の文学的読解の作者藤野恵美は基本的には推理作家ですが今回は少年の成長過程についてのお話の切り取りでした。母子家庭の聖太郎と大宮製菓の御曹司光博の話ですお菓子を作る話ですが問題は左程難解ではなかったですしその後三問の説明文は易しかったです。反面古文は鎌倉時代後期の沙石宗は仏教読解で無住道暁が編纂したものです。最後の作文は必ず書けば点数に繋がってきます。ただ6行以上9行以内きっちりと書く。句点や、句読点、段落は一マス空ける基本的なことは日頃からの練習です。ただ配点は第二問、第三問の配点が大きかったです。

<数学>
最初の小問、つまり計算問題は配点が24点。ここでうっかりミスをするようでは志望校には行けない。ここはサービス点。特にコンパスを使っての問題に用意をしていなかった方は大いに反省をしてください。反比例、確率、関数、証明、総合問題と大問は6問でした。この中では関数、証明、総合問題が配点がそれぞれ18点で大きかったです。確率、1次関数の利用が少し難しかったような気がしますが証明は思ったほどの問題ではないです。最後の総合問題はゆっくり考えれば難しくはないはずです。
 全体としては昨年よりかは易しかった気もしますが点数的には50点は切る気がします。しかし、岐阜高校、岐阜北高校や加納高校に行かれる方はここで差をつけるようにしないと他は横並びですので出来た人はいいですが出来なかった人は反省をして強化してください。

<英語>
英語のリスにングは約10分でした。しかしこの点数の配点が驚くことに27点でした。ほぼ3割ありますから得意な方は楽だったと思います。しかし問題はその後です。短文読解が1問、長文読解が2問と78%占めていました。これはセンター試験が共通テストに変わってから一気に長文が増えてきました。従って構文がしっかりできていない人は出来なかった筈です。学校の実力テストも業者テストですのでかなり長文化しています。私どもは3年前から長文対策をしてきていますので出来たと思いますが結果を見るまでは分かりません。あと文法、英作は少しです。最近英会話に行かれる方が多くなりましたが英会話ではなく文法が日本は主流だということをもっと考えるべきです。勿論英会話も必要ですが英語で職業としている国は日本だけです。従ってテストでいい点を取るには会話より文法が優先されて構文の作り方をしっかりした方が点数は取れると思います。従って3年ほど前からこの傾向が続いていますので平均点はどんどん下がって来ています。昨年は46.4点ですが恐らく今年はそれを切るかもしれません。学校、塾でやっていないのでしたらしっかり目標を決めてしてください。

<理科>
理科は大問5問です。最初は総合問題で左程難しくもなく配点も低いです。ですから出来て当たり前となります。第2問、第3問、第4問、第5問は配点はいずれも21点で横並びでした。此処で特徴は選択問題が出て来たことです。選択問題に慣れていない方は少し大変というか戸惑ったかもしれませんが問題に対しての質問は受付してくれませんので選択問題AとBそれぞれやった方はいないと思いますが注意してください。出来る方を優先すればいいのです。私どものテストではそういう選択問題は常に対処していますのであまり苦労はなかったと思いますが中身についてはどうだったでしょうか。今年の問題はからだの問題や気体の性質、地震、電流と回路が出ましたが特別難解な問題ではなかったと思います。少なくとも昨年よりはいい点数になっているかと思います。電流の問題が少し難だったですが普段やっている問題から比べると余り大差はなかったように思っています。

<社会>
社会の問題の形式は昨年までとは変わっていましたが難易度はそれほどのものではなかったです。ただ問題の表現に惑わされた方が見えたかもしれませんが大問は3問です。かなり大きく切り口をバサッと区分けしていました。配点もそれぞれ34点と均等の点数です。第1問の暮らしの生活という歴史問題は古代から近代国家まで駆け足で進んだ問題で歴史の流れを掴んでいれば易しかったです。年代的な問題も流れが理解していれば簡単に解ける問題でした。第2問はアメリカの西経100度の線について理解している方には簡単な問題でしたが知らないというか忘れている方はもう一度地理の基本ですのでしっかり見直してください。西経100度より西の地域、東の地域のと特徴を整理しておきましょう。それが分かっている方は心の中でほほ笑んだことでしょう。最後の3問は地歴融合ということでいつも言う歴史は室町幕府の辺りが一番問題が出るのです。大学入試に関しても日本の歴史の転換点は此処なのです。織田信長の時代ではないのです。誤解をしている方が多く見えますが歴史には転換期があります。貴族から武家の時代に変わっていくのが平安時代から室町時代なのです。それをまとめたのが織田信長が志半ばで倒れ秀吉がまとめ上げたということです。後は長生きした家康が策略を持って長期政権を作ったということでしょう。ですから社会は流れを掴み調べてください。暗記科目だと思ってる人には点数は取れません。社会はそういう部分もありますが暗記ではないです。

 以上で各教科ごとに説明を大まかに致しましたが点数的にはどうでしょうか昨年の第1回と同じぐらいで300点は切ると思われます。昨年と同等であるなら岐阜高校なら430~450点、岐阜北ですと390点から410点ぐらいでしょうか。兎に角テストをしっかり受けて立ち位置を確認ください。申し訳ありませんがテストに受験料は惜しまないでください。テスト慣れが大事です。そしてテストを受験されて結果が返れば分析してください。教室の塾生は致します。都合で通われている塾で見てもらえない方は予約さえ頂ければ無料で分析をさせて頂きます。

 塾によっては岐阜新聞テストを受けるなと指示している塾もあるそうですが何のためでしょうか。本当に教育者なのか利益優先の今までの何処かの政党と同じじゃないですか。可哀想なのは生徒たちです。私どもはどのような子でも頼る子には手を差し述べます。ただそれでも手を引っ込めてしまわれますと何とも仕様がありませんが出来るだけの応援はします。それはしがない教育者の端くれだからです。教員試験に落ちて塾の先生になったというものでないからです。私どもは明光義塾に加盟していますが教員のプライドを持って話をさせて頂いています。

<今日の言葉>
「人間の一生には一度はまたとない好機が来る」
       遠藤周作

元気です / 吉田 拓郎

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長良教室 058-210-1730
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★夏の盛りに

2024年08月18日 21時12分51秒 | 日記

★第1回岐阜新聞テスト

 今日は岐阜新聞テストでしたので書くのが遅くなりました。テストの分析については後日ご説明をしていきたいと思います。第1回にしては少々難しい処と易しいところが混在していたようですが比較的生徒の話では易しかったようです。

 朝からバタバタしていましたので落ち着かなく教室で準備をしてきたはずなのですが忘れていることも多く困ったものです。私は愛媛県ですが高校受験はあまり正直苦労はしませんでした。校区が今はあるのかどうか知りませんが東予、中予、南予に分かれていました。私は東予になります。東予といってもよく理解できないでしょうがティッシュのエリエールといえば分かるのではないでしょうか。製紙工場のあるところです。ここではあまり勉強はしなかったですが「西条高校でいいのだろ」って先生が廊下ですれ違いざまに言うのです。私はもともと西条しか考えていなかったのですがそう言うことになってしまいました。西条高校は中予の松山東高校、当時の松山東中学校の分校になります。夏目漱石の「坊ちゃん」に出て来る野太鼓が赴任して作った校章が現在のものです。当時は西条北高といっていましたが南校と統合し西条高校になったそうです。ですから今も校章は北をもじった星形の何か右翼のマークのような気がしていますが現在に至っています。

 高校は文武両道でスポーツが盛んで特に野球は甲子園で優勝しています。夏は特に強く甲子園には6回出ているはずです。今年は聖カタリナ高校に決勝で負け甲子園は遠のきましたがそれでももう一息でしょうか。タラレバでは意味はないのですが途中 2:7で負けていたのですが後半に追い込みましたが結局6:7で敗れました。久しぶりに甲子園に出るかと思いましたが駄目でした。野球部ではプロにはロッテの青野、村上、阪神の金子、秋山などがいますしもう少し前では中日の髭の森本や巨人軍の藤田元司監督などがいます。バラエティに富んだ面白い学校でした。真鍋かおりや古くはトアエモアなど一斉を風靡した人たちがいますが学校が長ければそう言うこともあるかもしれません。

雑談が長くなってしまいましたが高校入試は通過点です。芥川賞作家池田満寿夫の「風道」という額を掛けています。この書画がとても気に入っています。獣道に風が吹いて草木が倒れ道らしきものが出来て来る。そこを頼りに歩いていくのです。勉強とは何でしょうか・・・・・・。「自分で考えることです」。最近は特に答えを早く欲しがっていますが考える力をつけた者が勝ちです。勉強は昔も今も変わらないのです。ただ方法論が若干変わってますし、入試スタイルが変化をしていますので仕方がないところはあります。
 夏季休暇は今日まででしたが今日は岐阜新聞テストで出席しましたので結局は休みなしで明日からまた夏期講習が始まります。もう次の「テスト対策」に向かっています。先週書きました「土曜講座」も始まります。9月8日(日)は「志望校判定模試」になります。小学生も中学生も全員参加します。参加出来ないというか試験をしたくない方は自然と辞めていっています。これは私は仕方がないと思っています。お世辞を言って誉めて誉めてやらしますって塾もありましたがそんなことでいいのでしょうか。何のために勉強しているのか全く理解していないと思います。単なる成績さえ伸びればいいと考えればそれでいいかもしれませんが私どもDOZANgroupはそういう考えはありません。遊びで勉強はさせていないし高いお金を頂いているわけですので精一杯指導をしていっています。ですからおだててくださいとか宿題は出さないでくださいとか不登校になっていますからきつく言わないでくださいとか等々。私どもは基本的に進学塾ですし、看板には予備校と入れています。全国でも珍しいと思いますが無試験で入会しているのですから点数の高い低いはあるとは思います。しかし、そうだとしても宿題は出します。以前ご家族でお見えになった時お婆さんが〇〇ちゃん宿題はしなくていいんだよ、無理しなくていいのよ、って言われて私も血気盛んな頃でしたのでそう言う塾ではありませんとしっかりお婆さんとご両親にお話ししました。来た当時は中学1年生で150点ほどでしたが卒業する時は400点を越えていました。お婆さんが合格のお礼に見えてその時の話をするのです。あの時先生が「甘えるな」と言葉には出さないけども強く言って頂けたお陰でいい高校に入ることが出来ましたとお礼を言ってくれました。その子は高校も続けて来て岐阜大学に合格したと思います。また不登校の方も昨年も何人か立ち直らせました。それぞれ学校では私立高校すら無理だと言われましたが点数はありましたので公立を受験させました。みんな合格して私も歳をとると涙腺が弱くなり嬉しいはずなのに涙が流れて仕方がなかったです。電話だったので気付いてはないと思いますが思い出は多いです。それだけみんな必死になってくれたのです。講師の方にも随分無理を言っていますがよく戦ってくれています。現在非常勤講師の先生や他塾の講師をされている方もお見えになっています。これはお別れする時にきれいに別かれているからで「いざ鎌倉へ」という風に助けて頂いていますし逆に甘えさせて頂いています。人間は去る時に人間性がよく分かります。「立つ鳥後を汚さず」といいますが私のサラリーマン時代は喧嘩は常に受けて立つほどで敵を随分作りましたがこの歳が来てやっと頭を下げる意味が分かってきました。松下幸之助が言っていました。例えこちらが悪くとも相手はお客さん、お怒りになれば頭を低く下げなさい、客の言葉は頭の上を通り越していくはずだと言われました。今は自習室にかけてありますが私の机の隣に松下幸之助の「心」という直筆の署があります。これは以前の会社の建物を取り壊すとき誰も引き取らないので私がもらってきたというものです。現在は元教育委員長で岐阜市長を8年務められた浅野勇先生の直筆「雨にも負けず 風にも負けず」これは私が会社員の時に社員が市長と懇意でしたので頼んであげると言って書いてもらった書なのです。

 兎に角負けず努力を惜しまず頑張れば何処かで必ず帰って来ます。そう言うことを欲張っているわけではないですが昔は鉄拳制裁など結構やっていましたから20代の時、営業課長で13人の配属の部下がいました。私より年下は1人、後は全て年上の方でしたが非常に色々勉強をさせてもらいました。そう言う意味では今日の曲の「時代おくれ」は大好きな歌の一つです。これから夏期講習も佳境に入りますしテスト対策も兼ねて進めていきます。今日は余り関連のあるお話は出来ませんでしたが次回は第1回岐阜新聞テストの分析をしたいと思います。

<今日の言葉>
「孤独とは物事を深く考えるチャンス。友達が多いことは必ずしも幸せではない」
          美輪明宏

河島英五 時代おくれ 1986年

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★土曜講座が始まる

2024年08月11日 16時32分18秒 | テスト対策
 
★花火大会
 
 昨日は長良川花火大会で盛り上がりました。私も帰ってTVの岐阜チャンネルを見ましたが非常にきれいでした。花火といえば新潟の長岡市の花火が有名ですね。ちなみに日本三大花火大会は何処だろうと調べましたら秋田県大仙市、茨木県の土浦市、新潟県の長岡市だそうです。長岡の花火は山下清の絵画でも有名です。あの花火を見ていると何かストレスが発散されてすっきりした気持ちになるのは私だけではないと思います。
 私個人としては余り花火には縁はありませんでした。四国は川が無いのです。川がないというのも不思議でしょうが兎に角橋を探すのが大変です。勿論、徳島の吉野川や高知県の四万十川は有名ですがその他はありません。特に瀬戸内海岸沿いの香川県、愛媛県には川という川はありません。香川県には財田川事件で有名な財田川がありますが水利権は今も6割は愛媛県で残り4割の香川県なのです。愛媛は小さな川は国領川、渦井川って私が幼い頃から育った川しか知らないです。水の水利権は田畑の命ですのでかなりうるさいです。従って四国には有名な満濃の池が代表のため池が多く四国用水が出来るまでかなり水不足で悩んでいましたが現在では解決したようです。
 
 さて今日から夏季休暇で18日までお休みになっています。このうち18日は岐阜新聞テストの会場になっていますので教室は開けていますが自習室は使用出来ません。模試については何やかやといいますがやはり岐阜新聞テストは受験をするべきだと思います。現在が某塾の岐阜模試と愛知からどさくさに紛れてやってきた岐阜県模試と従来の岐阜新聞テストがあります。この三つ巴でかなり混乱しています。正直子供の進学を中心に考えてやって欲しいと思います。自分の処さえよければいいというのは子供に対する冒涜です。私は子供が第一志望校に入ってくれることを一番に願っています。合格ラインに入っていても本番で落ちてしまう人もあります。それは上位五郡において合格ラインに入っているということで受験をされたのでしょうが合格点は上位の人が受験をしない場合偏差値はかなり判断に苦しみます。そう言うことには無関心で休んでいる塾さんもありますし岐阜県模試を実施している塾もあります。それは非常に子供たちに対して儲け主義の典型のような気がいたしています。多少体がきつくても会場として提供してあげれるぐらいの余裕が欲しいものです。教育とはそう言うことではないでしょうか。利権にまみれた受験戦争には巻き込まさせたくありません。
 
 8月度も19日から再度後半が始まりますが月末から月初にかけて前期末のテストが実施されます。また実力テストも実施されますがそのためには講習範囲で復習をしていますが範囲が決まっていますので内申点を上げるにはいい機会です。そのテスト対策のために「土曜講座」が9月度より始まります。土曜日のC・Dコマ3時間授業です。高校生も同様に対応をしています。従って中学生の週1回はありません。週1回+土曜講座ですと塾そのものの存在が無くなります。ですから週2回以上+土曜講座となります。高校生は週1回はありますが土曜講座対象の生徒は週2回以上となっています。このことによって中高生は週3日の4コマに1週間はなります。1カ月は×4ですから16コマになる訳です。基本的に週2回で英語数学とやって土曜日に2コマ理科、社会、国語「(選択交代)でいけば完全に科目対応は出来ます。しかし、5科目出来るからいいというものでもないです。仮に生徒が中学3年生の場合数学が苦手であって遅れているならば土曜講座でやればいいのです。昔、私立女子高校から岐阜大学医学部に現役合格された女性がいました。その生徒は週4コマを全て数学をしていました。現在の高校生は新課程で6教科30科目が7教科21科目に変わりました。これは「情報」が組み込まれたからですが兎に角多くの科目の対応が必要になって来ています。国公立は非常に困難になって来ています。これをコストダウンするために映像化、AIに頼って来ているのです。AI にしましても学校から配布されるのはスマイルゼミやすららなどで一般的な標準版です。高校生のスタディサプリも同様です。標準なのです。勿論標準が出来なければ問題なのですが大学受験はそう簡単ではないです。仮に私立大学にしてもそれはかなり難しいと思います。何故ならば共通テストを要すると指示されれば仕方がないのです。尚、共通テスト8割を目標にしたatama+は1科目2200円で使い放題にしています。
 
 土曜講座はもう一つ特徴があります。これは前年の学習が出来るということです。例えば中学2年生の生徒が数学が出来ないので土曜講座で1年の数学をしても構いません。5科目をするということに個別指導は意味をなさないのです。5科目出来るということで5科目する人もいればの苦手科目もする。どちらかといいますと後者の方がウエートが大きいような気が致します。土曜講座は1人の講師が4人から5人を見るということです。ただそれだけの違いです。飽くまで1:1の対面指導ですので集団的では決してありません。ただ〇付けは普段先生がして訂正をして説明をしていますがこれは自分で〇付けはしてもらっています。間違いを説明するということに専念するためにコピーもしないです。また教材は解答があれば何をしてもいいことにしています。中には学校のタブレットを持って来てしている子も見えます。高校生は駿台模試や全統模試を持て来て説明を聞いている人が見えます。つまらない問題を変な解釈で間違って頭を抱えている方もみえます。土曜講座の費用は中学生は1カ月4400円、高校生は5500円で実施しています。これは飽くまで子供たちが作った自習勉強からの変形でありますがもう彼是20年にもなります。是非9月度からの土曜講座に参加してください。ただ土曜講座のみの参加はありませんので宜しくお願い致します。
 
<今日の言葉>
「流れに逆らおうとしたところで無駄なことだ。流れのままになておればどんな弱い人でも港に流れつくものだ」
                   セルバンテス
 
かざぐるま 松山千春
 
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★国語・2年連続全国最下位

2024年08月04日 16時24分03秒 | 学習塾

夏の盛りに

 先日発表された「全国学力調査」において小学6年生の学力は2年連続で最下位でした。このことは非常に厳しいものですがまずはその記事から読んでいきましょう。https://news.yahoo.co.jp/articles/410fea8d01b07fbb732241b9ad4f8541e45df8b6

この様になっていますが酷いものです。習い事といっては英語の会話やその他ソロバンなど行かれている方もみえますがまず母国語がきちんと読めるかどうかというよりか理解が出来るかどうかです。このことに関してhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dc6e4161ee4d9ccf23c5f607b484cc43d35adca3

キーワード読みとか言葉尻とかに走る子が多くなったと表現しています。実はこれはかなり危ない話です。つまり高校入試の国語の読み書き8問です。ほぼ漢検3級程度ですが24%の点数を持ちます。残り76%ですから半分出来れば62%となりほぼ入試の平均点になってしまいます。これはどういうことかといいますともともとこういう風に今まで来たのですが他県の国語の問題にしましても読み書きはかなりありますし枚数も相当数あります。特に鶯谷の中学受験の問題はB4用紙8枚あります。また聖マリアにしましてもかなりな量があります。中学受験に英語はありません。一部鶯谷の国際コミュニケでは英検の5級から点数が付いている程度ですがそれでもテストは算数、国語はあります。

 高校入試に関しましては全般的に長くなっています。特に大学受験の共通テストにおける国語は現代文、古文、漢文と非常に忙しいのですが小学校の時にきちんと勉強をしていればかなりな数字は残せたはずです。つまり国語以外の算数、に力を入れることは勿論ですが英語をグローバル化で話せるようにということは羨ましい限りです。先日天皇陛下が英国に行かれまして皇后雅子さまもお二人とも英語ペラペラで通訳なしで非常に聞いていても頼もしかったです。あのようなことは全員が体験するという訳ではないですがいずれは日本もそういう時代が来る気がしますが現在の問題は文法問題が主体です。英語の単語も覚えることが出来ない。だから調べる・・・、翌日には忘れている。そう言う日々が続きます。ところが国語はそうではないのです。英語や数学、理科、社会においても公式や応用問題が沢山あります。理科にしてもそうです。社会を暗記科目といわれる方もみえますがそう言う方は点数は間違いなく取れていないでしょう。しかし国語はどうでしょうか。中学生の場合夏期講習でも始めましたが最初は古典、文法です。これは入試に10年以上必ず出展されています。漢文は3年おき位です。そうしますと国語は古典、文法以外は何をするのかといいますと読解しかないのです。昔、十数年前のことですがこんな話がありました。

 その生徒は芥見に在籍していた当時小学6年生でした。母親は愛知県の小学校の先生でした。教材は岐阜市は東京書籍ですが愛知県は三省堂でした。問題は木下順二の民話劇「夕鶴」の一場面のことです。子供は暗記する位読みこなしていました。丸暗記です。教科書が無くても覚えているのです。確かによくやっていました。もう今は社会人だと思いますがあの時問題の解答が母親が教えている愛知の三省堂の「夕鶴」の解釈と東京書籍の「夕鶴」の解答が違ったのです。そこでお母さんは先生ですからこれはおかしい塾で聞いてきなさいと言ったそうです。講師の方はそう言うことも知らずに解答をうのみにして解説したのです。しかし三省堂の解釈と東京書籍の解釈、見方が異なったのです。結局話は私の処に回って来ましてどうしてこのように答えが教材屋によって違うのかと質問されたことを覚えています。八方手を尽くし調べましたが答えは見方ですから三省堂の見方は正しいし、東京書籍の見方も正しい、解釈の視点が異なるだけだという結論に至ったのです。これは私が二十数年個別指導をしていまだに忘れることが出来ない事例です。

 このように国語は非常に読解が難しいです。つまり見方、視点が異なるからなのです。よく読まれる太宰治の「走れメロス」にしましても解釈は非常にまちまちです。彼はこの作品は師匠の井伏鱒二の媒酌で結婚生活を山梨の富士の麓で暮らしていた時に書いた作品で精神状態が非常に穏やかな安定した時だったのです。彼の作品には色々人を引き付ける根強い小説がいくつもあります。私は好きなのは「斜陽」の最後のスープを飲む場面が好きですがほぼ一度だけで読んで終わりになりました。読書をしようとしても今はネットの時代でAmazon Kindle や楽天koboに私の作品もありますが電子書籍よりもやはり紙の方がしっかり読みこなせます。

 どのようにして読解力をつけるのかといいますと「文節」ごとに段落が付いていますので最初は何を書いているのか箇条書きにしていけばいいです。文節には番号を打っていきます。そうしますと最初から登場人物が出て来ますので出て来た人の名前を書きだしてください。主人公や友人や関係した人など色々な人が出て来ます。それを線を引いてノートに書きだすのです。最初は難かしいようですが慣れればこれほど楽なものはないです。数学のように応用はいらないのですから楽なものです。大事なことは読んでいる時は必ず「タイトル」は頭に於いていてくださいね。そうしますと起承転結の通りに行くのか難しいですが話の筋道はほぼ完全につかむことが出来ます。速読などしなくていいです。自分流に読みこなしてください。それが読解力をつけてきます。国語の点数が安定してきますと総合点は落ち着きます。それもいい方に傾いていきますので是非実施してみてください。昔は先に問題を読んでそれから本文を読んでということでしたが今やそう言う逆鞘的なことは正しい読解を阻害してしまいます。これを実施していただければ次回の国語は平均点を越えることだと思います。

 そこで小学生にお知らせします。長良教室&芥見教室は45分、60分授業は実施していません。但し90分の中で算数、国語、理科、社会、英語の5科目の内3科目を実施することにしました。90分を算数、国語を45分で切り替えをしていきます。算数、英語でも同じです。週1回は4コマですから算数4回、国語2回、英語2回という風にすればいいかともいます。但し中学受験の方は90分1科目は変わりません。
 兎に角、心のシャターを持ちあげましょう。私も何とか手助けしてシャッターを持ち上げます。この夏もう一押しです。
 尚、日曜日と29日以降はお休みですが夏季休暇で8/11から8/18までお休みです。8/18は岐阜新聞テストの会場になっていますので教室は開いていますが自習室は使用は出来ません。

<今日の言葉>
「どこに行こうとしているかが分かっていなければ、どの道を通ってもどこにも行けない」
                ヘンリー・キッシンジャー

JUJU - Goodbye Day

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