★夏期講習の勝ち組、負け組

★夏期講習の準備はいいですか？

　今年の梅雨は九州で大雨を降らしたり北海道で史上最高の暑さになったりエルニーニョの関係で気温が不規則なことが多く体調面で不具合をされる方が多く見られます。また学校の部活動もこの炎天下で行われているために熱射病になったりし、はたまた風邪を貰ったりしています。しっかり自己管理いたしましょう。

　そんな中で中学・高校の中間・期末テストが実施されました。今回はほとんどの方が点数UPをしていました。最高は100点越えの方がでました。元々点数が低いのであればそう驚かないのですがその点数はそれほど低くはありませんので余計驚いたことになるやら嬉しいやら・・・。塾はどちらにしても成績が上がらないと駄目です。
　しかしながら、中でも成績があまり芳しくなかった生徒はやはり個別と云いましても脱落していきます。明光義塾長良教室＆芥見教室では入塾テストはありません。ですからどなたでも入塾はできるのですがある意味で検査をしている部分はあります。
それは、『無料体験』なのです。この体験の中で生徒の判断をさせていただいています。どうしても自信がない場合はお断りさせていただく場合もあります。

　実際、これは致し方ないのです。基本的には他人に迷惑をかけるような方はご遠慮をしていただいていますがそれ以外ならほとんど大丈夫かと思います。

　学習相談会（三者面談・二者面談）も一昨日20日に終えました。今日は高校生の『全国共通テスト』を実施しています。これは今までの『シニア模試』が名を変えたものですがほとんど記述模試ですのでセンターより難しく二次試験より少し易しめと云うところでしょうか・・・。第二回目は9月に実施いたしますがこのときは高校3年生はマーク模試で本物のリスニング機器を使用いたします。

　小学生・中学生は8月23日(土）、24日(日）に志望校の判定となっています。8月31日(日）は岐阜新聞第1回学力テストが実施されますし二期制の学校は月末には前期期末テストがあります。9月に入れば早々に実力テストです。

　ですから夏期講習と一概に云いましても一連の流れがあります。その流れがうまく自分の計画通りにいった方は勝ち組になるでしょうし上手くいかない方は負け組になることがもう今の時点で明確になっているのです。しかし、そのことを知ってるものは誰もいないわけで一番知っている方は自分自身かもしれません。周りの方がかなりご心配をされても当事者はどこ吹く風で友達と傷の舐め合いをしているのでは先が暗いとしか言いようがありません。

　では勝ち組になるにはどうすればいいのでしょうか？答えは簡単です。
　『自分のスケジュールをきちんと作成することができるかどうか…』です。
　自分の時間を最大限MAXで計画をたたて昇華していく。それも確実にするとなればどうでしょうか・・・。

　友達が行くから一緒に行くなどとたわごとのようなことは言えないはずなのです。凡そしっかり覚えなくてはいけないところは覚えていくしかありません。公式を覚えるのは基本と云うより公式を如何に使いこなすかが問題になってきます。

　よく面談に来てうちの子は記憶力と云うか暗記が嫌いなんですよ・・・。と嘆かれるご父兄の方が多いです。社会？暗記ばかりで駄目なんです。英語の単語も駄目なんです。とよく言われますが元々駄目であったわけではないのです。駄目に自分自身がしたのです。そのことを知ってるのはやはり自分自身なのではないでしょうか・・・。それを嫌いな先生の所為にしてみたり自分の性格にしてみたり他人の所為にするのは少し乱暴かと思います。

　では、仮に記憶力が弱い子がそれなりの塾へ行ったとしたらどうなるでしょうか。それは最初からもう負け戦です。勝ち戦にするには何らかの手段を講じていなくてはいけないわけでそれをすでにできている方は難関高校、難関大学に行くことは可能かと思います。しかし、準備ができていない方はとてもとてもそれは非常にも無理ですと言わざる得ないです。単に夏期講習のみ受講したとしても本当の力はつかないと思います。

　凡そ、記憶力、暗記力はどこから来るのでしょうか・・・。そういったことを考えてみたことはあるでしょうか。私は16年間塾の経営をしてきましたが記憶力の弱い生徒には一種の共通点があります。

①集中力がない
②筆力が弱い

　この2点が非常に目立ちます。結果勝ち組の方にはこの傾向はあまり見られません。決まって暗記が苦手だと思い込んでいる方は負け組が圧倒的に多いのです。

　それでは勝ち組になるために『集中力』や『筆力』をつけるにはどうするかということです。これさえ解決したらみんな勝ち組です。では塾に来てください(笑）。となるのです。しかし、これではご納得しないでしょうから簡単にお話ししましょう。

　まず集中力のない生徒の場合よそ見をしたりボーとしてみたり何を考えているか分からない子がいます。中には絵を描いている子さえ見受けられます。最近では携帯をいじっている子すら見えます。芥見教室では教室内は携帯は使用禁止です。ですから当然生徒も講師も禁止と云うことです。携帯ばかりではありません。遅れている子は散漫な意識の中で授業を受けているのです。実はこの集中力と筆力は連動しているのです。

　集中力を見る前に生徒の筆力を見た方が早そうです。つまり字は撫でるような細い薄い字を書いている子が圧倒的です。これはあくまでデーターですから全ての子がそうだと云う訳ではりませんので誤解をしないでください。しかし、全体的に字体が弱わ弱わしいのは事実なのです。ですから字はHBなどでなく２B位濃い鉛筆を使わしてください。そしてゲーム等仮にした場合どこに力が入りますか？

　力は足、手、目などいろいろな所に入りますが基本的には手に力が入る方が圧倒的です。そうなんです。シャーペンを持つ手が弱いのです。もう少し力を入れてシャーペンを持ってみてください。そして声を出してください。文字は広告の裏でも構いませんので殴り書きのように書いてください。
　そうすることで記憶力は数段の違いが出て来ると思います。それでも時間を図って覚えていく。覚えれなければ歩きながら音楽を聴きながら体のアクションを起こしながらやってみてください。そうすることでほぼ集中力はつくはずですし記憶能力も上がると思います。

　後はノートの作り方です。ノートは整理をするためのものではありません。ノートは自分の欠点を是正するために作ったものが最高のものなのです。自分の弱点を逆に強くする、骨折した骨が逆に強くなるのと同じ原理です。それがノート作りできれいなノート、見やすいノートはただそれだけなのです。
　勝ち組はそういったものをクリアしていくものなのです。そしてすでに塾を決める前にもう始めているのです。あなたは勝ち組ですか？

＜今週のことば＞
『スランプは新しい飛躍のための陣痛のようなものだ。陣痛がなければ子供は生まれない』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　城山三郎

＜今日のYouTube＞
絢香の『三日月』を選びました。
http://www.youtube.com/watch?v=oi85n9oeuQ8

夏期講習受付中！
入会特典4回無料券！
＜詳細＞
http://mm.visia.jp/dozan/

長良教室 058-210-1730　
芥見教室 058-244-0170