公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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空爆日和

2015-10-07 21:54:00 | 日記
空爆日和



『ロシアは、過激派組織IS=イスラミックステートの壊滅のためだとしてシリアで続けている空爆に加え、7日にカスピ海からの巡航ミサイルによる攻撃に踏み切るなど軍事攻勢を強めています。
ロシアのプーチン大統領は7日にショイグ国防相と会談し、シリアで続けている軍事作戦について報告を受けました。このなかでショイグ国防相は、カスピ海に展開する4隻の艦船から7日朝、26発の巡航ミサイル「カリブル」が発射され、およそ1500キロメートル離れたシリア国内の、過激派組織ISや国際テロ組織アルカイダ系の「ヌスラ戦線」などの11の施設を破壊したと報告しました。
ロシア国防省によりますと、カスピ海から発射されたミサイルは、シリアでの軍事作戦で協力するイランとイラクの上空を通過してシリア領内に着弾したということで、ロシアが空爆を始めた先月30日以降、巡航ミサイルの使用が確認されたのは初めてです。
ロシアの空爆を巡ってアメリカなどは、自分たちが支援した反政府勢力も標的となっていると主張して、空爆はアサド政権を支援するものだとみています。
ロシアが今回、巡航ミサイルを使用するなどして軍事攻勢を強めたことで、アメリカなどからの非難が一段と強まることが予想されます。』nhk

『2015年10月08日 11時12分
 【ワシントン=今井隆】カーター米国防長官は7日、訪問先のローマで記者会見し、シリアのアサド政権を支援しているロシアの軍事行動について、「根本的に間違えている」と厳しく批判した。


 ロシアは、これまでの空爆に加え、7日には巡航ミサイルによる攻撃も展開。カスピ海に配備したフリゲート艦などから計26発を発射した。

 カーター氏は、「ロシアはイスラム過激派組織『イスラム国』以外を攻撃し続けている」と指摘。「ロシアが何を言おうが、協力する用意はない」と言い切った。

 一方で、シリアにおける米露両軍機の偶発的な衝突回避に向けた「技術的議論」は続ける意向を示した。国防総省によると、ロシアの空爆により、「イスラム国」を空爆している米軍機が飛行ルートを変更しなければならない状況となるなど、米軍主導の有志連合による作戦にも支障が生じている。』yomiuri


『ワシントン(CNN) ロシアが軍事行動を拡大するシリア情勢で米国防総省報道官は8日までに、シリア上空でロシア軍戦闘機と同一の空域内を飛行していた米軍戦闘機2機に対し安全な飛行距離の間隔を維持させる回避行動を取らせたことを明らかにした。
シリア情勢に関連し、米軍機がこの種の措置を講じたのはロシアが軍事介入を強めた先月末以降では初めて。回避行動の発生日時には触れず、過去数日間内とだけ述べた。
米国防総省高官はCNNの取材に、回避行動を取ったのはトルコ・インジルリク空軍基地を飛び立ち、シリア北部ラッカ近くの過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の拠点へ向かっていたF16型戦闘機2機と明かした。ロシア軍機を避けたため作戦は結局完遂出来なかったという。ISISはラッカを首都と称している。
同高官によると、ロシアによるシリア空域での活動拡大を受け、米軍機操縦士は20カイリ(約37キロ)内にロシア軍機を確認した場合、飛行ルートを変更させる指示を受けている。米ロ両国機が至近距離に接近した事例は1件すでに発生したことも示唆した。この際、両機のパイロット同士が連絡し合った形跡はないという。』

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