問題の分析によって解決案が一つしか見つからなければ、その解決案は、先入観に理屈をつけたにすぎないものと疑うべきである。
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分析を始める前に3条件を確認しておく
分析対象を網羅しているか
検出能力が備わっているか
時間軸が間違っていないか
その上で問題と対策を考えた時に、解決策の必要条件は、以上の3条件について検証可能であること。
十分条件は、問題のギャップが埋まるだけ . . . 本文を読む
「業績は、企業の内部には生じない」
「企業の内部にはコストしかない。プロフィットはすべて企業の外部にある」
「成果をあげることは一つの習慣である。実践的な能力の集積である。」
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「企業とは何かを理解するには、企業の目的から考えなければならない。企業の目的は、それぞれの企業の外にある。事実、企業は社会の機関であり、その目的は社会にある。企業の目的として有効な定義は一つしかない。すなわち、 . . . 本文を読む
「服を変え 常識を変え 世界を変える」
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店舗自身の社是は極めてシンプルで、大きい。ところが、ホールディングの方は
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ファーストリテイリングの企業経営理念、ビジョン、社是は・・・
●ミッション&ビジョン いつでも、どこでも、だれでも着られる、ファッション性のある高品質なベイシックカジュアルを市場最低価格で継続的に提供する。そのためにローコスト経営に徹して、最短、最 . . . 本文を読む
劣後順位は優先順位の逆。ドラッカーはこれは優先順位より難しいと、どこかで述べている。
つまり避けなければならない事の順位、秩序のことだが、企業が社会的存在である事をどこまで徹底するかということは、経営者のリーダーシップに依存する。法を守るのは当然だが、従業員の遵法、行動指針のなかに組み込まなければならない、社会のグレーゾーンの仕分けが一番難しいのではないだろうか。世の中は資金力、機会ともに公平な . . . 本文を読む
「政治、社会、経済、企業のいずれにせよ、およそ人間に関わることについては、未来を予想してもあまり意味がない。だが、すでに起こり、後戻りのないことであって、10年後、20年後に影響をもたらすことについて知ることには重大な意味がある。しかもそのようなすでに起こった未来を明らかにし備えることは可能である」(『P.F.ドラッカー経営論集』)
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すでに起こり、かつ後戻りしない日本の一 . . . 本文を読む
TMIの升永弁護士のコラム「清き0.6票」によると、「現在、衆議院で言えば、人口の42%が、小選挙区選出衆議院議員(定員300人)の過半数(151人)を選出している。参議院で言えば、人口の33%が、選挙区選出参議院議員(定数146人)の過半数(74人)を選出している。」
という一票の格差があるらしい。
http://blg.hmasunaga.com/main/
比例区を加えるとどうなるかはわ . . . 本文を読む
東芝グループは、人間尊重を基本として、豊かな価値を創造し、世界の人々の生活・文化に貢献する企業集団をめざします。
・人を大切にします。:東芝グループは、健全な事業活動をつうじて、顧客、株主、従業員をはじめ、すべての人々を大切にします。
・豊かな価値を創造します。:東芝グループは、エレクトロニクスとエネルギーの分野を中心に技術革新をすすめ、豊かな価値を創造します。
・社会に貢献します。:東芝グ . . . 本文を読む
「利益計画の作成は必要である。しかしそれは無意味な常套語となっている利益の極大化についての計画ではなく、利益の必要額についての計画でなければならない。その必要額は、多くの企業が実際にあげている額はもちろん、目標としている額をも大きく上回ることを知らなければならない」(『エッセンシャル版マネジメント』)
「企業とは何かを問われると、たいていの企業人が利益を得るための組織と答える。たいていの経済学 . . . 本文を読む
【鬼十則】
1、仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2、仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3、大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
4、難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5、取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
6、周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひ . . . 本文を読む
「乱気流の時代においては、陳腐化が急速に進行する。したがって昨日を組織的に切り捨てるとともに、資源を体系的に集中することが、成長のための戦略の基本となる」
ドラッカー 『乱気流時代の経営』
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陳腐化はニ正面からやってくる。マーケットと組織。経営はどちらも避けていきのこらなければならない。
新しい目標は、陳腐化予防の良いクスリになる。より効果を上げたければ、新 . . . 本文を読む
一、顧客第一の信念に徹し、社業を通じて社会の進歩に貢献する。
一、誠実を旨とし、和を重んじて公私の別を明らかにする。
一、世界的視野に立ち、経営の革新と技術の開発に努める。
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ある重工の社是だ。
顧客第一は目標ではなく信念となっていて、徹底すると表明している。
誠実であることと公私の分別が関係していること。
経営の革新、技術開発が両輪であること。
不正を . . . 本文を読む
「コンスタンチノープルの皇帝は近隣諸国に対抗するため、一万のトルコ軍をギリシアに引き入れたのですが、トルコ軍は戦争が終結しても、立ち去ろうとしなかったのです。これがギリシアが異教徒に隷属する始まりでした。」
「ですから、勝利したいと思わない者には、こうした援軍を使わせておけばよいのです。というのは、外国の援軍を使えば破滅するのは必至なのだから、傭兵よりずっと有害なのですから。」
マキャヴ . . . 本文を読む
・常に未来への理想を探求し新しい発想に基づき、国際社会への貢献を一層高める。
・時は生命である。企業経営は、時間との戦いである。
・想像力は逞しくし、目的・課題を十分に理解し、体当たりで実行せよ。
・先んずればヒトを制す。先鞭をつけていくところに、栄光の道は開ける。
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シヤチハタの事例
国際社会貢献と言われてもピンとこない。世界中の人々のいろんな場面で使っていただきたいとした方 . . . 本文を読む
「IT革命とは、実際には知識革命である。(p89)」
「産業革命の初期のころと同じように、1940年代半ばにコンピュータの出現とともに始まったIT革命は、今日までのところ、IT革命の前から存在していたもののプロセスを変えたにすぎない。情報自体にはいささかの変化ももたらしていない。40年前に予測された変化は1つとして起こっていない。意思決定の仕方も変わっていない。IT革命が行ったことは、昔からあっ . . . 本文を読む