「自由な社会は、人間というものが、基本的に完全ならざる存在、完全たりえぬ存在であって、しかも完全ならざるがゆえに責任を伴う存在であるとの認識によってはじめて可能になる。」 ドラッカー 『産業人の未来』====== ====== よい社会の結果解釈がドラッカーの言う責任かもしれない。 しかし、ドラッカーが思い描くような自由な社会がもし存在するとしたら、責任ということを非常に合理的に教育でき . . . 本文を読む
権力の様なものを奪い合い何がしたいのか全く説明しないリーダー選びは料亭でやって欲しい。
国民はそんなに暇じゃない。
稲刈りに忙しい。
もう8月も終わり、早々と稲刈りが始まっている。暑いので猛烈な勢いで「ひこばえ」が切り株から伸びている。今年は2回収穫できそうな自然の力に驚かされる。
季節は暇人を置き去りにして進む。市場は日本を置き去りにして遙か向こうにある。 . . . 本文を読む
枝豆(まめ)くらい遠鳴り花火聞く夕餉(ゆうげ)
蟷螂(とうろう)の相撲長引き昼寝どき
手毬ほど栗拾いたる悲しさや
高屋根を冷やせや白き盆の月
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普通の夏の夕餉、蟷螂の睨みあいを凝視しながら眠気が襲う。
まだ青い<いが栗>が実りを前に落ちている。
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唐黍(もろこし)を茹でて馬汗(ばかん)の処暑納め
猿睨み闇将軍の道灌忌(どうかんき)
朝顔は牛牽(ひ)き花と誰かいふ
涼しさを恵みたまわれ盆の月
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最初の句は、いつまでも暑い残暑にやけになった気持ちの句。ばかんは馬鹿菅の短縮形。
道灌忌は2日ほど先だが第二の句は、勇猛果敢な策略家大田道灌の将軍の愛玩する猿を策略と睨みで一喝した故事(言い伝え) . . . 本文を読む
自分と一語で言ってもリアリティには幅がある。自分が自分に対して抱く確信、リアリティというものは、あるようでいて、じつは自分が創りだした<ほら話>みたいな物だ。 自分の中の自分に対するリアリティは欠乏であり、それ故に創造し実現しなければならない。 やっとこの考え、<非所与としての自己の哲学>にたどり着いた時は、考え始めてから30年も経っていた。 不確実な前提と不確実な未来との間に、いかなるアプリオ . . . 本文を読む
34年前大学に中島みゆき(一応北大フォーク研の関係者ということで)が学園祭にやって来た。すでにブレークしていた本人にとっては最低の観客だったろう。それでも34年前のアルバム「私の声が聞こえますか」は大学で大ヒットしていた。ほとんどがテープのダビングだったが、中島みゆきの歌声は空気のように寮のどこからも聞こえていた。
久しぶりに聞くと、キャラクターをかぶった変幻自在のみゆき節は今と変わらない。 . . . 本文を読む
個人の想像力だけで生きてゆく時代は遠い昔に商品流通と交易手段の発達が終わらせてしまったのに、自然に生まれた人間は、想像力を自由で限界の無い物と思っている。またそういう万能感を前提として教育されている。そのような想像力の繰り出す純粋な世界は歌の世界か、アートの世界にしか残されていない。想像力は現実をつかみ取るエンジンであってファンタジーの伴侶ではない。我々の日常の外界はきわめて特殊に延長されていて . . . 本文を読む
健康は人生の基、人の和は社業の礎
誠実は最大の権謀、最良の術策
創造は至高の芸術
攻撃は最大の防禦
我等が理想は誠実と創造による勝利 by 理想科学工業
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見事に整う漢字の数が印象に残った。
創造性を背景とした誠実には誰も勝てない。
相手が弱小ならば、ただ、無視をするしか無い。 . . . 本文を読む
20年分の不要品を捨てた。
実に小トラック一杯ぶんあった。
古いプリントゴッコ、2台目のプリントゴッコ。
プリンターは5台、スキャナー2台 PCは捨てられなかったColor Classic2 と2400cを除いて、4台。ディスプレー2台。掃除機1台、ラジカセ2台。ウォークマン2台。ソフトウェア多数。外付け関係多数。いらなくなったおびただしいMD、カセットテープ。携帯電話。
コーナーソファー . . . 本文を読む