おやぢタイプ

音楽とマラソンと、時々、映画と府中

吉野梅郷@青梅

2009-03-08 22:33:33 | Spot
先日、青梅マラソンを走った時に見かけた吉野梅郷がちょっと気になっていた。
青梅というぐらいだから、きっと梅を観るにはいいんだろうなぁと。
地元に住む同僚に聞いたら、なかなかいいところで、見ごたえがあるとの事だった。
ネットで調べたら、「関東一の梅の里」と紹介されていた。
また最近土曜日に折り込まれる日経プラスワンの「何でもランキング」おすすめの梅の名所という特集で、全国90箇所の梅の名所から第一位を獲得したところだった。
そんなにスゴイところなら是非観に行こう!と言うことで、家族で出かけた。

今回、車ではなく、電車で出かけることにした。
JR立川駅から青梅線に乗り換え、青梅駅で再び「奥多摩行」に乗換える。
目指す駅はここから二駅目の日向和田(ひなたわだ)。
この時期は特別列車が運行されており、青梅と日向和田の間を直通で往復しているので、すぐに乗換が出来た。
駅の前の道路は、まさしく先日の青梅マラソンで走った青梅街道だった。
そうだよ、ここ走ったんだよ。なんてちょっと感慨にふける。

日向和田駅の横に多摩川が流れていて神代橋を渡ったが、この橋から川を覗くと足がすくみそうなくらい高い位置に橋が架かっている。
普段ランニングしている多摩川沿いとは全然違う景色だ。
うーん、同じ東京でもこんな景色があるのかぁ。
この橋を渡ったところから吉野梅郷になるらしい。
そういえば橋を渡ったあたりから歩道に梅の木が植えられていて、綺麗な花が咲いている。
目指すのは『青梅市梅の公園』。
名前、そのまんまやないか~い!と髭男爵につっこまれそうな公園名だ。
公園までの街道沿いには梅を使ったお土産や食べ物の出店がたくさん出ている。
ちょっと覗いていきたい衝動を抑え、帰りにゆっくり観る事にした。
15分ほど歩くと公園の入り口についた。
中央口と東口があるが、中央口付近は五分咲き、東口付近は見頃とのことなので、東口からアプローチすることにした。
入場料は200円、障害者及び同伴者は無料になる。

スロープを上がっていくと丘の斜面に見事な梅が咲いている。
見とれつつ坂を上がっていき、上り切ったところで見えた景色が素晴らしかった。
この公園は丘陵を利用していて、平面だけでなく、斜面にもたくさんの梅が植えられている。
その数、約2万5千本との事。
圧倒的な数の梅の木々を高いところから見下ろすと圧巻だ。
流石日本一に選ばれた梅の名所だけあって、スゴイの一言につきる。
これでも今週はまだ五分咲きらしいので、見頃を迎えるとさぞかし凄いんだろう。
ここの梅を観ちゃうと近隣の名所は物足りなく感じてしまいそう。
だからちょっと遠いけど、来年以降もまた来ようということになった。
ちなみに来週の日曜日(3/15)は観梅市民まつりがあり、近辺で様々なイベントがあるようだ。

また乗換駅となる青梅駅で下車すると、古い映画の看板が街道沿いにあちこちにあるシネマチックロードや赤塚不二夫会館、昭和レトロ商品博物館などもあり、結構楽しめる。
これも青梅マラソンで走っていた時に気になっていた景色だった。
ぶらり途中下車をして、このあたりを散策してみるのもいいですよ。
ノスタルジックな気分に浸れて、結構楽しめます。

来週あたりは梅もちょうど見頃になりそうだから、どこに行こうかと悩んでいる方は、青梅まで足を延ばしてみたらいかがでしょうか。

吉野梅郷 梅まつり
http://www.omekanko.gr.jp/ume/


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