多磨霊園

東京では今週末もまだ桜が楽しめた。
いつものランニングコースとなっている多摩川の河原は、散り始めてはいるもののまだまだ見頃だ。
先週の週末が土日ともに寒かったので、暖かい今週の方が花見にはいいかも知れない。

ということで今週は巨大な公園墓地、多磨霊園に車で行ってきた。
甲州街道の白糸台交番前の交差点を曲がり、参道南を通り多磨霊園へ向かう。
この通りは両側に桜の木が植えてあり、風が吹くと雪のように桜が舞う。
満開を過ぎたあたりの桜吹雪がまた風流だ。

多磨霊園に着くと思っていた程、花が残っていなかった。
ここの見頃の桜といったら、それは素晴らしい。
広い園内のどこへ行っても桜だらけだ。
とはいえ広い園内なので、まだあるところには桜が残っている。

公園墓地とは言え、基本的には墓地なので非常に静かでのどかだ。
そもそも花見をしながら大騒ぎをしている人々はここにはいない。
ウグイスの鳴き声が響く中、桜吹雪の舞う墓地の中を歩く。
こんなに静かに桜を愛でることができる場所って、都内にはそう多くないだろう。

多磨霊園には多くの著名人も眠っていて、散歩をしていると偶然にも有名人や政治家のお墓にめぐりあったりする。

たまたま見かけた中に、第20代内閣総理大臣の高橋是清、第12・14代内閣総理大臣の西園寺公望のお墓があった。
ちなみにうちのカミさんは多磨霊園の中を散策するのが好きらしい。
多磨霊園に眠る著名人やそのエピソードなんかを何気によく知っている。
広くて立派なお墓が多いし、個性的なお墓も多いので散歩も楽しいかもしれない。
以下のようなサイトもあるので、参考にしながら有名人のお墓巡りをして歩いてみてはいかがですか？
なかなかスゴイ情報量で、多磨霊園に眠る有名人のお墓が簡単に見つけられそうです。


歴史が眠る多磨霊園