踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望

織田裕二主演の大ヒットTVドラマ、映画、踊る捜査線シリーズのファイナルとなる『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』を観て来た。
このシリーズTVドラマシリーズからずっと観ている。
しかし前作の『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』はイマイチだった。
そしてファイナルに先駆けて先週14年ぶりにフジテレビで放送された『踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件』も観たがこれまたイマイチ。
でもシリーズの最終章となる映画作品となるとやはりファンとしては観ない訳にはいかない！

ということで早速観てきました。

まずはそのあらすじを紹介すると
国際環境エネルギーサミット会場で誘拐事件が起こり、その後被害者が死体でで発見される。
殺害に使われたのは、警察が押収した拳銃で、警視庁内部の犯行と考えられた。
そのため、青島（織田裕二）ら所轄の湾岸署捜査員には捜査情報が一切開示されない異例の捜査方法が取られたが、第二の殺人が発生。
そして真下（ユースケ・サンタマリア）の息子が結うかされてしまう・・・。


結果からいうとこのファイナルは良かった！　おもしろかった！

最初はお約束のお笑いから始まり、前半は結構笑えるシーンが多い。
しかし、次々と起こる事件の全容が見えてくると緊迫してくる。
その後、感動的なシーンがあって、最後はずっこけるというのがこのシリーズのパターンだ。

今回はファイナルというだけあって、青島と室井（柳場敏郎）には最大のピンチが訪れる。
本当に最後と言わざるをえないようなエンディングが展開されるかどうかは映画館で確認して欲しいが、なんといってもサブタイトルが「新たなる希望」だからねぇ。
そして今までこのシリーズに出演してきた役者達がちょっとづつ顔を出していたりする。
こういう作品が作れるなら、もっと観てみたい気がする。
湾岸署のメンバー達が成長や活躍している姿も観たいしなぁ。
まあ、何年かしてリターンズなんて形でまた会えるんじゃないかと期待しているのは自分だけではないだろう。

なお、本作と14年ぶりのテレビドラマ・ファイナルには今年5月にスキルス性胃がんと肝硬変のため亡くなった小林すすむさんが出演している。
本作が彼の遺作となるようだ。
エンドロールにも「小林すすむさんの思い出とともに」なんて感じの言葉が流れていた。
合掌。




踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望　公式サイト


【公式】　『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』　予告