ニュージーランド・ラグビー:オフ・ザ・ピッチ

ラグビー王国からのそのまんまレポート。子どもラグビーからオールブラックスまで、見たこと感じたことをお送りしています。

スーパー14第2週 ハリケーンズ戦

2006-02-18 | スーパー14
今週はブルースがアウェイなのでテレビ観戦です。
スタジアムのドォォォォォという大歓声の中での大感動はないものの、10台近くあるらしいテレビカメラがどこまでもどこまでもプレー追うので、それはそれでテレビもいいですね。でも、やっぱりスタジアムに足を運びた~い(贅沢)

【ハリケーンズ対フォース】 29:5
見ていただけました~?(日本の方にはゴメンなさいですが)
ジェイソン・イートンの大活躍! 
ハリケーンズの5トライのうち2本がジェイソンアンドリュー・ホーアまでトライしちゃって、ナキ・ボーイズ、大ブレイク。というのも今夜の試合は、ハリケーンズのフランチャイズ、タラナキの本拠地のニュープリマスだったので、ウェリントンの選手よりもタラナキの選手にホームの利が。

そうは言ってもジェイソンもアンドリューも今やピッカピカのオールブラックス。
先発での活躍は当然なんですが、ここまでやってくれるとは´▽`v 
ジェイソンはヘナラ~とした妙なガッツポーズまで編み出し(?)、
ロメ・ファアタウの決めポーズ「十字架+投げキッス」に対抗か? 

ウィンガーまで捕まえて守ってよし、攻めてよしだったんですが、肝心のラインアウトではアンドリューの失調もあって、完全にフォースの方が上でした。試合全体もフォースが押していたのに、ハリケーンズは前半22:0だった貯金で、ペナルティーの山となって崩れ出した後半を乗り切りました。

本当にパッと見にはどっちが優勢なのかわからないほど、試合はハリケーンズ陣地で繰り広げられていました。前回のブルース戦同様、個々の選手が不気味なほど落ち着いていたのが幸いしたんでしょう。そうは言っても、
ハリケーンズのしょうもないペナルティー
     ↓
フォースの手堅いラインアウト

という流れを変えられなかったのは今後の課題じゃないかと、素人ながら思ってしまいました。

コンラッド・スミスは試合早々の骨折がかなり深刻そうです。ものすごく痛そうで、ストレッチャーで運ばれていきました。マア・ノヌの12番、彼の13番の組み合わせが本格的に試されようとしている時に残念無念でしょう。1日も早い回復を。

イサイア・トエアバは天性のセンスの良さを感じるプレーが目立ち、
「おぉぉ、これがみんなの言っている彼の素質なのね~」
というのを実感しました。開始後6分で彼が抜け、パスを受けたロメがアンドリューに続く2本目のトライを決めた時は、伴走するマアが壁のようにイサイアを守り、すぐ後ろにはジミー・ゴパースも走っていて、テレビカメラには黄色ジャージの4人しか映っていなかったくらい。
今年のハリケーンズを予感させるようなワンシーンでした。

クルセイダーズのオーケストラのような調和には及ばないものの、
「今年はパワーだけじゃない!」
というのを強く感じ、これからどんどんこなれていくのが楽しみです。
(マスコミの流行語になりそうな気配の「イエローウォール(黄色い壁)」。今年は違います!ブルース戦にて→)

そのためにも、くれぐれもラフプレーは控えて! せっかくの努力が水泡に帰します。この辺はロドニー・ソオイアロ(惚)のキャプテンシーに大きく期待してます♪ ともあれ、ボーナスポイントもしっかりとれてよかった♪ 今のところはクルセイダースとともにトップです。

おぉっと、ちょっと長くなってしまったのでブルース戦とクルセイダーズ戦は別の機会にでも~。


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