日吉ダム にゃんたん散歩♪

日吉ダムを中心に京都府なんたん市をにゃんこ(ネコ)探偵“にゃんたん君”がお散歩☆

どうしてビーバーハウス!?

2008-11-06 13:39:31 | ブログ
みなさん、日吉ダムビジターセンターはまたの名を、ビーバーハウスということをご存知ですか
どうしてビーバーハウスというの?という疑問を持たれたかもしれませんね


どうしてビーバーハウスというのかというと、ビーバーはダムを作る性質を持っていて、そこからビーバーハウスと呼ばれるようになったからです
それにちなんで、日吉ダムではビーバーファミリーというビーバーのマスコットキャラクター達 (ビバリーさん・リバーさん・ひよしくん・みどりちゃん・ダムラソさん・ダムスさん) が生まれました(^_^)v

Cimg1829

では、ビーバーがどんな風にしてダムを作るかというと、

①木を切り、枝を集める
ダムの材料には、ポプラやカエデなどの木の枝と泥が使われています
まず、ポプラなどの木を丈夫な歯で切りたおし、運べる大きさの枝をくわえ、水の中に運びます


②枝を川底に差し込む
運んだ木の枝は、先を鋭くかじり、枝が流されないよう、流れと逆に斜めに川底にしっかりつきさします
こうすれば、ますます深く差し込まれます


③泥を間につめて固める
木の枝を差し込んで、ダムの土台ができたら枝を組みながら積み重ね、間に泥をつめこみます
さらに上へと木の枝を積み重ねていき、がっちりと固めます
これでダムの完成


でも、ダムが壊れてしまったらどうするのでしょうか?
④素早いダムの修理
洪水などでダムの一部が壊れたら、ビーバーはすぐに見つけだして、しっかりと修理します
この見つけられる秘密は、水の漏れる音を敏感に感じ取れるからです


ビーバーはしっかりしてますね
私も見習わなくっちゃ<(_ _)>

Photo

ちなみに一つのファミリーで、川の上流から下流に何段ものダムをつくることがあるそう
この多段式ダムは、大雨などで増水した川の流れを何段ものダムで和らげ、水圧から自分たちのダムを守る、ビーバーの優れたダム技術なのだそうです
そうやってビーバー達は、川に住処とダムを作って生活しているんですね(*^_^*)


自分のお家を守るのは、人間もビーバーも同じ
家族が帰っていく場所
ただいま!おかえり!が言える場所(^O^)
当たり前にある場所だけれど、ふと気づくと、その大切さにこそばゆくも感謝を感じずにはいられない場所
誰もが今日一日の終わりに帰途につくお家という場所は、人間のお母さんみたいな存在かもしれませんね(^_^)/
さあ!今日も一日しっかりとお勉強して、働いて家路につきましょう
僕もかえ~ろお家にかえろでんでんでんぐり返ってバイバイバイ


(担当N.A)