岩手県山田町ほか

先週の金曜日から３日間、東北地方へ行ってきました。

１日目は名寄駐屯地の第３普通科連隊・第２特科連隊第２大隊が復興支援活動を行っている岩手県山田町・宮古市です。
名寄市の小中学生から預かってきた寄せ書きを直接渡すべく、岡部名寄駐屯地司令とともに山田町役場を訪問しました。一校ずつ丁寧に作られた寄せ書きを見て、副町長さんはじめ職員の皆さんは「一生残るありがたい応援の品をいただきました。」と本当に感謝しておりました。




山田町役場はやや高台にあり、地下への浸水はあったものの、幸い行政の機能は失われずに済みました。すぐふもとの中心街は津波と火災で壊滅的な状態です。しかし捜索活動やがれき撤去など、自衛隊などの懸命な活動のおかげもあり、徐々に復旧復興は進みつつあります。山間部が９０％を占める土地柄で今後の復興プランづくりにも難題を抱えていますが、何より職員のみなさんが元気でしっかりされており、安心しました。一刻も早い復興を願うばかりです。




山田町の隣の宮古市では、２大隊の隊員の皆さんの復旧活動を見ることができました。排水路の確保と並行し、未だ行方不明の方の捜索活動です。大変な労力のいる仕事です。本当に頭が下がります。




この後、仙台に入りましたが、道中も海岸淵はどこも壊滅状態。言葉になりません。ただただご冥福をお祈りするばかりです。