名寄市長のブログ

北海道名寄市長の加藤剛士です。名寄市は北海道北部の中心市です。明るく元気なまちづくりに毎日奔走してます!

名寄市版 まち・ひと・しごと創生総合戦略

2015年06月03日 | 日記
「このままでいくと地方は消滅する。そして国もなくなってしまう。」

昨年5月に発表されたいわゆる「増田レポート」をきっかけに、あらためて日本の人口減少問題が大きくクローズアップされました。これをうけて、昨年末、国は人口減少に歯止めをかけ、東京一極集中を是正すべく、まちひとしごと創生総合戦略を策定しました。これに呼応する形で、各地方自治体においても、独自の中長期戦略を策定すべく、議論の最中と思います。

名寄市においては、今年の2月に名寄市まち・ひと・しごと創生本部を2月に立ち上げ、人口減少に出来る限りの歯止めをかけ、持続可能まちづくりを構築するための名寄市ならでは戦略を策定するために、現在庁内、あるいはさまざまな市民の皆様との意見交換会を開催しております。

一昨日は、商工業・建設関係業界、青年経済団体の代表者との懇談会。





名寄市の現状や問題点、最前線でお仕事をされている皆さまだからこその貴重な生のご意見やご提言、いくら時間があっても足りないくらいです。本当にみんな「熱い」。私もタジタジです(笑)。
こんなに名寄市や地域のことを真剣に考えている、市民の「地域愛」をひしひしと感じ、本当に嬉しく思います。今年、私が掲げたテーマ「対話と連携」。本当に大切だなとつくづく思います。

この懇談会、すでに4月に入ってから、数回開催しており、移住者、大学生や若者、文化スポーツ団体、移住推進関係団体、子育て世代、高齢者世代、さまざまな角度からご意見をいただいております。どの懇談会においても本当に活発な議論が出ます。この夏にかけて今後もこの懇談会は続きますし、産学官民労一体の推進委員会も立ち上げ、市民公開タウンミーティングも予定しています。

名寄市版「まち・ひと・しごと総合戦略」は、年内の策定を目指しています。かなりタイトな日程ですが、できるだけ多くの市民の声に耳を傾けながら、名寄市ならではの強みを生かした戦略を目指して市職員も一丸となって必死に頑張っています。

戦略を作ること、これは重要なことだけど、私が思う最も大切なことは、その議論や策定の過程であり、このことをきっかけに今以上に、もっともっと多くの市民が真剣に熱くこの名寄市を主体的に考え、「よりよいまちづくり」に向けて、少しずつでもいいからできることを行動していくことだと思っています。

総合戦略、是非ご期待下さい。そして、是非参加して下さい。ご意見下さい。詳細はこちらまで。


最新の画像もっと見る