名寄市長のブログ

北海道名寄市長の加藤剛士です。名寄市は北海道北部の中心市です。明るく元気なまちづくりに毎日奔走してます!

平成25年度予算案。

2013年02月21日 | 日記
ご無沙汰しております。



本日、平成25年度の予算案記者発表を行いました。早いもので、市長にさせていただき、ほぼ3年が経過をしました。市民の幸せのために、地域の活性化のため、産業の振興、雇用の拡大、安心安全な基盤作りにまい進してきました。

今回はいわゆる「15カ月予算」で、一般会計188億5085万円ですが、平成24年度3月補正相当分を上乗せすると200億を超え、昨対比3%増。これに特別会計と企業会計を加えると約416億円、昨対比で8%増の大型予算案となりました。



大きく分けてポイントは2つ。



一つ目は北北海道の中核都市としての医療・文化・産業・教育の基盤整備。


名寄市立総合病院の精神科病棟改築。大学や民間施設と連携し障がい者のさらなる拠点地域として。さらには屋上にヘリポートを設置、日本最北の救命救急センターを目指していきます。

一般廃棄物最終処分場は、新たに美深町、下川町、音威子府村と広域設置に向けた準備に入ります。

名寄市立食肉センターは今年で修了予定。北北海道の畜産拠点として、さらには産業のクラスターも期待。

駅前交流プラザ「よろーな」は今年度いよいよオープン。広域観光のインフォメーションとして、交通結節点さらには産業振興拠点として。

(仮称)市民ホールはいよいよ今年度から着工予定。地域文化の創造発信、新たな地域コミュニティ拠点として。

市立大学は今年度は大学図書館の設置に向けた基本設計と児童学科4年制化を含む学部再編議論の加速。地域の人材、教育、シンクタンク拠点として。


二つ目は名寄市ならではの特色、財産を生かした新規ソフト事業を沢山盛り込みました。


地域おこし協力隊制度を活用した、新規就農や観光振興の人材確保。また移住促進のための拠点施設を整備。

新エネルギービジョンを策定、太陽光発電への助成や省エネのための各種施策、企業や公共施設への再生可能エネルギーの取り組み検討。

国際交流として、台湾との交流を中高生の子供たちから新たに始めます。さらにはユジノサハリンスクへの物産展へドーリンスク友好委員会のご協力をいただき参加。

薬用植物の生産、研究拠点としての予算も盛り込みました。薬用植物資源研究センター、JA、MOAさん等と連携して。

好評の風連日進地区の親子お出かけバスツアーや青空保育事業も継続。また、日本一を誇る名寄自慢のもち米を使った「誕生もち」を、名寄市からの1歳のお祝いとして贈り、子育てを応援。


市民の、そして職員の英知を結集した、本当に盛り沢山の内容となってます。詳細はこちらから。



さて先日、南相馬市桜井市長が来名、あらためて災害時援助協定を締結。そして講演会では本当に多くの市民の皆さまに来場いただきました。遠いところ感謝です。これからも名寄市は南相馬市を応援します。市民の皆さま、よろしくお願いします!