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NYタイム

筆者が興味・関心のある事や趣味に関して語るブログです。〔不定期更新〕

投手の正しい使い方

2008-08-27 22:21:30 | プロ野球

 ●阪神 1-4 中日○ ここ最近、足踏みしていた小笠原に久々の勝ちがつきました。

 序盤から拙攻があったものの、5回表に荒木のタイムリーで2点先制、8回表に相手の自滅もあり2点を追加した。3点リードの9回に登場した五輪帰りの岩瀬は、阪神の攻撃を3人で抑え、借金生活の危機はとりあえず回避した。

 岩瀬に関しては、3点のリードがあったこともあり、危なげのない投球だったようだが、今日の結果を見るとやはり北京五輪の星野采配は、ダメ采配だったことがよくわかる。

 ドラゴンズにおける岩瀬の使い方は、①延長戦でない限り、リードしている場面以外は使わない(岩瀬の救援失敗はリードをひっくり返されるよりも、同点の場面で出てきて打たれる方が多い)。②基本的には1イニング限定(それ以上投げさせる場合は、どうしても勝たないといけない試合のみ)。これは、他チームの抑え投手もほぼ同じ使われ方をされているはずだが、北京五輪の星野は、ペナントレース以上にプレッシャーがかかる国際試合で岩瀬を2イニングも投げさせたり、同点の場面で使うなど、抑え投手のセオリーに反する使い方をし、岩瀬を不調に陥れたのである。これに比べ、抑えで連れて行った藤川や上原は普通の使い方をしたのには、釈然としないものがある。

 今日は監督が星野ではないので、岩瀬に関しては、当然間違いのない采配でした。やはり普通の使い方をすれば、岩瀬はドラゴンズの守護神です。岩瀬がいることによって、残りの投手の継投策もきちんといくことも、今日の試合でわかりました。

 ここ最近のドラゴンズは山本昌で勝ち、中田がイマイチ、小笠原・川井・佐藤充でストップと調子の波に乗り切れなかったが、小笠原に勝ちがついたのをきっかけに、本来のドラゴンズの戦いを取り戻してもらいたいものです。  (文中 敬称略)