【Nuts or CM】 懐かしい昭和のCMの話 & TV-CM動画収集ファイルの覚書き

ちょっと懐かしいCMの話を1980年代、昭和から現在までのTV-CMを中心に回想していこうと思います

思い起こせば...

 たしか1998年の年末だっただろうか。部屋の整理をしている時だった。古いVHSのビデオテープを処分しようと思って、一応中身を確認しておこうとテープを再生したときの事だった。
 1989年頃の映像が飛び出してきて、思わず懐かしい衝撃を受けてしまった。特にTVCMの部分が私の心を動かした。そこで、何とかしてこの映像を保存しておかなくてはと思い、1999年の初めにビデオキャプチャボードを買い自宅にある数十本のVHSテープからキャプチャーを開始した。その当時のパソコンの性能(Pentium II 400MHz)からして、その作業はかなりキツかった。HDDも10GBそこそこ。キャプチャはコマが落ちたり。編集して保存するにも、圧縮するにも時間がかかり。夜な夜な砂時計と「にらめっこ」の日々は続いた。

「オアシスしたんです」 荻野目慶子 1989年

2006年06月10日 11時04分18秒 | TVCMを懐かしむ 1.1

●富士通・OASYS 30ms・荻野目慶子♪渡辺貞夫 1989年 75_024.mpg

 富士通 Office Automation SYStem その名もOASYS(オアシス)、パソコンが今ほど性能が高くなく高価だった時代。ワープロソフトとしてのOASYSと実機と呼ばれるワープロ専用機にOASYSが搭載されていた。本体が机に乗るほどコンパクトになったとはいえ今となってはゴッツイなぁ、でも今のノートパソコンの形は当時の理想的な形が実現したのではないでしょうか。ワタシも中学生時代に「将来のマイコンはこうなる。」なんて部活で熱く語っていたように覚えています。
 当時から、オアシス実機の中身は完全なPC-ATで富士通がOSとOASYSをぶち込んで打っていたのは公然の秘密です。そしてFM-Vの発売当初にはオアシスはPC-ATパソコンとしても使えますなどと申しておりました。「元が同じだろ!」と言いたいのですがここは大人でいましょう。

郵便局員:「ワープロしたんですか?」
荻野目:「はい。オアシスしたんです。」
郵便局員:「全部?」
荻野目:「はい。ぜーんぶ。」

NA:「はがきも超簡単。レイアウトも、タイトルも。そしてイラストまでも選んで押すだけです。」

荻野目:「ええ。オアシスしたんです。」

NA:「まさにはがきプロ。OASYS 30ms 新発売。」
(サウンドロゴ) 「富士通です。」

 TVCMから察するにこのタイプは葉書に特化したワープロのようですね。
 それにしても、荻野目慶子さんの「オアシスしたんです。」という台詞に、あのものの言い方がなぜかカンに障ります。


参考資料:http://ja.wikipedia.org/wiki/OASYS