何だか、テーマが『無駄』でカテゴリーが『私』でジャンルが『職場』で私が無駄って事みたいジャン。（違う事を願う）
若い頃、私は一つの会社に入社し、そして結婚の為退社しました。［その部署のみ当時は25歳で定年（その後30歳に変更、その後それも無くなった様ですが、結婚してもそのまま在籍する人はいませんでした）］
その後子供が生まれる3年間は、お花屋さんに半年働き、その後、とある事務所で働き出産。
その後16年間専業主婦でした。
少ない職歴ですが独身時代働いた時はギリギリに会社に入り、1番に退社するぐらい無責任だった気がします。（仕事はちゃんと頑張っていましたよ）
でも半年後、独身時代働いた会社のすぐ近くの事務所で働いた時（１０時～１６時のパート）は、始業時間の２０～４０分ぐらい前から行って仕事をしていて、自分なりに、なんで独身時代と違うんだろう？って思いました。
１６年間の専業主婦の後、2年半集金の仕事をしました。
働いた原因は家計もありますが、主人から「あんたは苦労をしていないから、少し外に出て苦労を知りなさい！」と言われ、当時友達が集金で苦労をして、いつも電話で苦労話を聞いていたのを思い出し、それで集金をする仕事を選びました。
６６０件（軒）ぐらい担当で、最初の２日間で300件、その後の２日間で１５００件ぐらいを終了！その後月末と月初め指定の人を訪ね、ほぼ終了！その後も指定日の人が主でしたが、何度行っても居なかったり（電話をしても居なく、午前・午後・夜いつも居ない）又は居留守だったり。お嫁さんの愚痴を聞いたり、いろんな事があり勉強になりました。
でも楽しい思い出も多くありました。
①最初３０センチぐらいしか、ドアを開けないで、お顔も見れないで代金を頂いていたお客様がいました。
私は（先任の人もこんな感じで対応をして頑張っていたんだな～）って思いましたが、（私は、このドアを全開させるぞ！！！）って思いました！！
そして３ヵ月後には全開になり、運転手さん（男性）をされている方だったので「来月は午前なら居るよ♪」など助言もいただけるまでとなり、私が仕事を辞める時も残念がってくれました。
②「あそこの集金は大変だよ！」と言う場所もあり、１分でも遅れると事務所に連絡が入る！らしい、そんなお客様もいました。
その人には指定日があり、その日は違うエリアを集金する日ですが、その人の為に夕方５時には、一旦そのエリアから、その人の住む場所まで自転車で移動です。冬は大変でした。
そして門の前で待っていると、５時キッカリにドアが開き、ご主人（男性）が出て来ます。私はA型なのでいつもキッチリその時間までには行き待っていましたが、ある時、「そうだ！」と思い、ドアの前で待っていました。
そうしたら５時キッチリにドアが開き、私が立っていたので「お～～！」ってびっくりされ、その後から仲良くなりました。
③とても厳しいご年配の女性（７０～８０歳）がいて、独身の息子さんと住まわれていましたが、お金の管理はお母さんであるその女性がしていました。
気弱そうな息子さん（当時４０歳過ぎ）はいつも家にいたので、お母さんの指示で怒られながら集金の対応をしていました。
その息子さんが、１，２年前近所の外科病院で、お母さん似のお兄さん（車椅子でした）とご一緒の所に遭遇しましたが、今度はそのお兄さんに怒られながらお兄さんのお世話をしていました。
皆の前で怒られてる理由を聞くと、とても理不尽な事でした。
今の私なら、この男性社会満載の会社で１５年働き、良くも悪くも変わり（気が強くなりすぎた）弟さんに代わり、このお兄さんに何か言葉を言えたのになぁ～って今でも反省があります。
その集金をしたおかげ様で今の仕事をしていて、最初に助かり、今でも助かってる事があります。
それは挨拶です！！
普通の主婦ならここまで大きな声で挨拶をしないよな～～ってぐらい大声で、いつもお客様の玄関でピンポンを鳴らし、相手が出てくると大声で挨拶をしていました。
お客様の中には、ドアを開けながら、私の真似をしてる人もいました。
その大声での挨拶が、今の社長に褒められ、それのみで現在に至っています。
外で自転車で大荷物を持っての集金のお陰さまで、現在屋根付きでお天気に関係なく仕事が出来主人の車で通勤が出来、それだけでも有りがたいです。
そして外で仕事をされてる方々に感謝です。
いろんな事のおかげ様で今があります。
