今日はちょっと私事ですみません。
うちには１年前までわんちゃんがいました。
名前は「はなちゃん」
私は「華ちゃん」
主人は「花ちゃん」
でも呼び名は同じ
「はなちゃん」でした。
平成１２年の夏の終わりに、
「家の前の芝生に犬が座って動かないから
車でひかないように気を付けて」
と次男から会社にＴＥＬがありました。
誰かが裏の空き地にケースに入れたままの、はなちゃんを置き去りにしたようです。
そこから自力で出て数件あった家の中の我家に辿り着きました。（でもきっと元飼い主さんはケースの出口をちょっと開けてくれたのでしょうね)
我家は会社で借りてる借家なので犬は飼えず
警察や保健所関係で飼い主から届出が無いか調べながら新しい飼い主を探しました。
でも新しい飼い主は見つかりませんでした。
そしてそのまま大家さんには「連絡待ち」の状態で、はなちゃんは10年間我家の家族になりました。
年に何度か予防接種に行った時は先生からいつも「全然病気をしないで、はなちゃんは飼い主孝行な犬だね～」って褒めてくれました。
我家に来た頃は歯の汚れ具合から4歳ぐらいかなぁ～って先生が言っていました。
前出の様に犬は飼えないので犬小屋も用意出来なかったのですが冬は寒いので大きなダンボールで家を作ってあげたりしていました。
でもそのうち、はなちゃんも歳を取り、玄関フードの中だけでは冬は寒いので私も段々図々しくなり「はなちゃんハウス」を作ってあげました。
天窓付きですよ！
すごいでしょ！
でも計画不足で高さが低くってちょっと窮屈そうで
そして改良
ちょっと見ずらいでしょうが
下に30センチぐらいハッキリ柵みたいに付け足して作りごまかしました
写真が暗いのは今写しに行ったからですよ！
まだ玄関に置いています。
ず～っと玄関フードで過ごしていましたが我家に来て8年目頃から病気になり4月の下旬に「ＧＷを無事に過ごせないかも？」らしき事を先生に言われましたが回復（復活）し先生もびっくりしていました。
それから1年半元気に過ぎましたが秋が過ぎた頃より具合が悪くなり最後は1ヶ月ぐらい病院通いをし点滴の毎日でしたがそれも効かず2週間ぐらい居間に入れ夫婦でリハビリをさせながら頑張りました！
夜遅くまでの点滴で先生も諦め始め、これ以上迷惑もかけれないので「もう点滴はやめよう！」と決めた日、ミルクを頑張って飲んでる姿から主人が「今日1日病院に預けよう」と言い、いつもは会社に行くのが朝早い時間の為、病院はまだ開いていないので、夜の点滴をしていましたが、その日は朝会社に行った後病院が開く時間にもう一度自宅に帰って来て、はなちゃんを病院に預けに行きました。
仕事を終え帰る時病院から電話があり「早く来て！」って。
急いで病院に駆けつけ「はなちゃん！」って話しかけたら先生が「亡くなっているんだよ」って言いました。
もし いつもの様に夜、点滴をしようとしていたら亡くなった時間は自宅でひとりで亡くなっていた事になります。
先生に看取ってもらえて本当に良かったです。
次の日長男と長女に会わす為会社に連れて行きました。
そしたら他の人も見に来てくれお別れをしてくれました。
とっても嬉しかったです。
その後義母の所にも行き、
そして火葬場の人に車で迎えに来てもらい
娘と私で火葬場に行き、お花とお菓子を用意して見送り、骨上げもして、我家に連れて帰ってきました。
はなちゃんは天国でお母さんと会えたでしょうか？
お母さんは、はなちゃんが捨てられた時はまだ何処かで健在だったのでしょうか？
もし天国にいたら心配していただろうな～って思います。
私は時々捨てた飼い主さんに心の中で（貴方の捨てたはなちゃんは私達が大事に育てています！）って言っていました。
そして最後は（ちゃんと最期まで看取りましたよ！）って言いました！
今日は、はなちゃんが亡くなって一周忌をむかえました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。