「緑ヶ丘公民館」の皆様をご案内致しました。
(実施日:平成24<2012>年12月9日(日)13:00~14:40)
先般急に、緑ヶ丘公民館館長の田口さまより、連絡を頂き、
急遽沼隈町能登原探訪の案内役をお手伝いさせて頂きました。
午前中は、平家谷を廻られて、事前準備を済まされていました。
午後からは、能登原公民館からのスタートとなりました。
[能登原巡見コース]
1.能登原公民館(千本はね木)⇒2.殿坂神社⇒
3.弓掛けの松(御手洗池・能登原八幡宮の鳥居)⇒4.沼隈町民俗資料収蔵庫
⇒(バスで移動後)
5.磐台寺(山本瀧之助顕彰碑・客殿・観音堂・伝源平能登原合戦)等を
巡り案内をさせて頂きました。
天候は、さすがに福山のフロリダと言われる位に、良く晴れていましたが、
風が強くそれ程暖かくはありませんでした。
総勢40名程の参加者で、徒歩で歩いて頂き、途中沼隈民俗資料収蔵庫からは、
バスで磐台寺まで移動し、岬の先端にある、磐台寺では風が強く皆さんそこそこで
バスに戻られて、その中で解説をさせて頂きました。
午前中は、「平家谷」を廻られて事前学習を済まされて、
能登原の探訪と言う事でしたので、そのまま伝説・伝承と史実関係などを解説
させて頂き、その他も廻る予定でしたが、バスが大きく入れないとの事で、
パスさせて頂きました。
これを期に再度お訪ね頂ければと思っています。
皆さん大変お疲れさまでした。
(流水 記)
(能登原公民館 復元はね木)
(殿坂神社:平家の磯間の三将の話をしました)
(弓掛けの松 残根)
(能登原八幡神社の鳥居)
(能登ん堂方面)
(砲台跡の台座)
(能登原民俗資料収蔵庫)
(口無しの瀬戸 西方面を望む)
伝能登原源平古戦場跡
(加井城跡)
(千年藤の歌碑)
(山本瀧之助の頌徳碑 磐台寺参道)
(山本瀧之助の胸像 沼隈図書館)
(磐台寺観音堂 通称阿伏兎の観音さん)
(海上から見た磐台寺観音堂)
(漆痕の見つかった瓦 金箔瓦の下地)
(年号の入った瓦 天正17年)
(復原金箔軒丸瓦)
美しい、穏やかな口無しの瀬戸の写真に、釘付けになりましたここで源平戦など様々なドラマが繰り広げられたことを想像すると、感無量です
こちらのはね木は、何に使われたのでしょうか
皆さん、大変喜ばれたことと思います探訪案内、お疲れ様でした
コメントを頂きありがとうございます。
瀬戸内沿岸での農業は、
農業用水の確保が一番重要となります。
畑や田の周りに小さな井戸を掘り、そこから
農業用の用水を流します。
この瀬戸内沿岸では、この光景がそれぞれの田に
設置しているので「千本はね木」と呼ばれていました。
テコの要領で使います。
昭和の時代には、当たり前の光景でしたが、
現在は失われ、復元のこの「はね木」だけとなって
います。
参加された皆様が喜ばれたかは解りませんが、
喜んで頂けたなら、お手伝いをした甲斐があったと
思います。