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 バイクが教えてくれたことなどを勝手に気ままにつづるブログです。
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NUDA900のエンジン写真(その2)

2012年10月21日 20時58分13秒 | 7.NUDA900R

カタログから読み解くチューニングメニューを架空チューナとインタビュー風に
勝手に呟いてみました。

私:「どんなメニューを加えたんですか?」

H:「基本構成はF800Rをベースだからね、使えるものは使ったよ。
軽量な3番目のコンロッドを持ってるこのエンジン、けっこーいいよ。
バランサは重量とフリクションでは不利だから、あんま、好きじゃないんだけど
やっぱ、100馬力ほしいじゃん!、すっと9000回転ぐらい回したいんだよね。
だから、バランサーは外せないよね。パイプフレームに直付けだしね。
これが4発なら取っちゃうかもだけど。

Re900r2012_3


んで、コンパクトな6速ミッションが備えられてて、クランクケースTOP
と一体のオープンデッキ構造のシリンダー構成なんだよ。シリンダーの真円度
からは、スズキのハヤブサやR1000なんかのシリンダーを独立させてさ、
ヘッドで挟み込む方式が精度は良いんだよね。でも手間と重量、コストも不利
だし、まぁロータックスのこのパターンはホンダもやってるし、悪くは無いよ。

私:「NUDAは、カタログスペックだけで見ると、他社のVツインなんかと
比べて、ちょっと割高な感じがしますけど・・」

H:「いや、そう言うけどさF800Rのエンジンじゃ、ハスクとしては、
味気ないわけよ。パッションがないんだよ、というかもうちょっと
バカっぽくないと、楽しく無いじゃん、だからさ、この3つはやっぱ、
ハスクとしては譲れない魂なわけよ。

一番金もかかるけど、でなきゃハスクとは認められないね。
だから、まずトラクションの掛る「蹴り」がだせる405-315点火の45度
鍛造クランクシャフトにしたんだ、まぁ鍛造のツイストは近頃良い
加工機が有るんで、割と安く行けたよ。
Nuda900_dettagli_35

(続く)


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