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<ブログアーカイブ>「不況業種を元気にする法教えます!<百貨店>2012-06-04 掲載

2015年03月15日 17時38分30秒 | 経営
前回6/1日の記事で「不況業種を元気にする法教えます!」シリーズを掲載する予告をしましたが、今日は不振が長引く「百貨店業界」を取り上げます。

百貨店はバブル崩壊後、最も打撃を受けて不振にあえぐ業界の代表格ですがこれまでの努力はリストラという名のコストカット策が中心なので、その結果は「より魅力が増して行きたくなったか?と問えばNO!」の返事が圧倒的に多いのです。
確かに国民の多くは「今更百貨店に行く余裕は無い」とか、「昔のような夢を感じない」とかの感想が多いのですが、現在はとてつもないリッチ層も増えていてこの層の顧客をしっかり獲得すれば早期の再生は難しくありません!

先ず現状把握は次の通りです。
      <リストラ&合併だけでは生き残れない!>
1、メンバーカードでの押し付けDM&マンネリ化した割引ではもう集客効果にならない!
2、維持費の高いITが効果の薄い商品管理と顧客管理に終わっていて肝心の「スペース生産性」が無い!
3、低価格化で夢の無い百貨店では真の復活は無い!

それでは「何も打開策は無いのか?」というとそんなことは無いのです。
今日は具体的な3つの革新策を記します。

 <A:ブランド&銘品のメーカ発表会ビデオの放映コーナー新設>
百貨店の良さの一つは世界のブランド品や銘品が日本で買える事ですが、果たしてそのターゲット顧客が全てのブランド&銘品のメーカ発表情報を持っているでしょうか?もちろん基本的な情報は持っていても詳細な事までは知らないのが普通です。
そこで百貨店に来店されればこれらの情報(ex.パリコレ、ブランド発表会の映像等)を何時でも多分野に渡りご覧になれるコーナーを設け、そのサービスで来店を促し購買に繋げます。

 <B:買い物コンセルジュシステムの導入で新次元のサービスを実現>
百貨店は通常大型店舗が普通なので購入商品をハッキリ決めていれば良いのですが、多くはそこで発見して欲しくなると言うものです。ところが現在は膨大な商品から顧客の欲しい商品を発見するお手伝いシステムはありませんので購買までが遠くなります。
そこでi-PADのような携帯端末で受付のコンセルジュに頼めば様々な検索で陳列商品の中から探してくれ、更にそのフロアーレイアウトに載せた「買い物MAP」を印刷してくれると言うものです。(端末の貸し出しも可)

 <C:大きい売り場の欠点である低坪効率を改善する「スペース生産性分析」活用の勧め>
「スペース生産性分析」とは坪(㎡)辺りの粗利高(売上高)で各ブース毎の利益効率を見える化出来る重要な分析手法であり大型店では必須なのですが、意外と浸透していません。
この分析により「低効率ブースを縮小しその分高効率ブースを拡大すれば必ず全体効率は大幅改善する!」という「スペース生産性セオリー」が有効になるのです。

これらの施策を実行すれば百貨店は必ず復活再生します!
詳細は小生のHP(http://it-dream.biz)の「TOPページ」→「オリジナル提案」→「不況業種20の経営革新手法」をご参照下さい。







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