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<ブログアーカイブ3>不況業種を元気にする法教えます!<ファミリーレストラン:2012/6/1掲載>

2015年03月15日 13時42分48秒 | 経営
今、日本も世界も空前絶後の大不況下にありますが、その中でも構造的な不況業種の皆さんは如何にしたら脱する事が出来るのかと日々思案の事と思います。
そこで「不況業種を元気にする法シリーズ」として小生のコンサル体験から業種業態毎に一般に語られていない再生のポイントを掲載したいと思います。第一回目の今日は「郊外ファミリーレストランチェーン」を元気に再生する方法です。

ファミレス最大手の「すかいらーく」がブランドを低価格の「ガスト」に移行したことが裏目に出て極端な不振になり「自ら上場を廃止して再上場を目指す」と発表し、大手ファンドの後押しで再生プランを実施しながらも思うように行っていないように郊外レストランチェーンは若者の自動車離れや少子化によるファミリー人数の減少に昨今のガソリン値上がり等の逆風に、もうピークを過ぎた縮小するマーケットと諦めがちの見方が目立ちますがそんなことはありません!

*先ず、現状の把握は次の通り。
   <低価格化や不採算店舗の閉鎖&リストラでは解決しない!>
①ターゲットのヤングファミリー層が少子化で減少&もっと低予算の回転寿司に奪われている。
②若者の車離れで住宅近隣の駅周辺立地のレストランをネット検索で探して利用する方にシフトしている。
③わざわざ高いガソリン代を払ってまで利用する価値が無いという風潮がある。

*そこで小生が考える再生へのポイントは次の通り。
<A案:百円ショップコーナーの導入>
稼働率の減少で空いたスペースに百円ショップコーナーに改造し、大手100円ショップ企業とのタイアップで売上アップと飲食への誘導で客数アップを実現する。
<B案:宅配品の集配センター化>
郵便局は17時まで、コンビニは集荷のみ、ファミレスなら集荷に加えて軽量品の引き取り保管も可能!提携先は宅配業者はもちろん書籍通販、クリーニング、一般通販等が有力だが対象は柔軟に検討し一般物流保険の範囲内とする。原則深夜まで車で引き取りに来れる便利さを提供し、周辺住民へのサービス機能として確立する。

これにPOS導入のチェーン店の場合は以下のITシステムの活用が必須です。
①曜日毎にランチとディナーのメニュー別に「出数ベストワースト分析」結果に、「メニュウ別BEP(損益分岐点)売上数」を当て最低数を割っているものを対策し、それでもダメなら削除し新メニュウとトレードオフする。
②メニュー毎の日別合計数からレシピにて原材料展開し在庫量との比較で在庫日数を算出し、過去の在庫変動分析で最低在庫量を算出してその在庫を割る予想日に補充するよう「最適在庫の為の自動補充システム」を構築する。
③スタッフのシフトを最適化する「客数予測に店別時間帯別接客生産性基準値」によりシフトプランを自動生成する「シフトプラン自動策定システム」を構築する。

詳細は小生のHP(http://it-dream.biz)の「TOPページ」→「オリジナル提案」→「不況業種20の経営革新手法をご参照下さい。









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