斬る!雑草魂

北京五輪なんかどーにでもなれっ

夢見た21世紀となんか違うぞ

2007-10-31 | 時事ネタ 国内

臓器再生、働くロボ、携帯翻訳機…30年までの技術予測
日本では2030年までに、自分の細胞から臓器を再生することが可能になり、人手不足解消のため、ロボットが町工場で活躍。燃料電池自動車が走り回り、音声翻訳機も身につけられるほど小さくなる――。こんな将来の技術見通し「技術ロードマップ」を日本機械学会が発表した。

 予測によると、交通・物流部門では、乗用車の平均燃費が05年の1リットルあたり15・1キロから、15年には同18・5キロ・メートルまでのびるという。地球温暖化対策として、50年までに世界の車の4割が燃料電池車と電気自動車になり、残りの大部分がハイブリッド車になるとしている。

 臓器再生は栄養を供給する血管を細胞内に張り巡らせることが課題だが、工学的技術を使うことで20年以降には実現可能としている。

 同じころ、ロボットのパワーや精度が向上し、中小企業の製造現場で働くロボットも出てくるという。

 同学会は創立110周年記念行事として、昨年から、材料力学や流体工学など14部門で、ロードマップ作りに着手。まず10部門の内容をこのほど発表した。予測は、大学や企業の研究開発の目安になるという。
【読売新聞 2007/10/30】---------------

この手の技術予測て結構アテにならないよな。まぁ、コレはかなり控えめにしていると思いますが・・・
>臓器再生は・・・・・・・20年以降には実現可能としている。
コレにはオイラかなり懐疑的ですな。実現すれば臓器移植は必要なくなるワケですからかなり画期的なことですが、あと15年で実現するとは思えません。いや、よく読んでみれば「20年以降」てなってますワナ。いつになるやら。核融合技術みたいに永遠の50年後なんてことになるかモナ。

オイラ、子供の頃は藤子不二雄の影響で、21世紀には黒川紀章がデザインしたような高層ビルが建ち並び、それらを包み込むような透明の管状の高速道路が走り、空にはスカイカーも走り、街にはさまざまなロボットたちが闊歩する。そして何故かみんなピチピチの服を着ている。そんな光景を夢見ていました。
何一つ実現していないなw

現実と言えば、オイラが棲んでいる徳島がド田舎のせいか、街の景色は20年前からほとんど変わっていない。人々は相変わらず肉体労働をしている。
目に見えて変わったモノと言えば情報技術くらいだな。

「バックトゥザフューチャー」のスカイカーどころか、電気自動車すら市販されていないもんな。宇宙技術も停滞気味(細かいところでは進んでいる。予算の問題)

アニメ「プラネテス」は2075年が舞台だけど、宇宙技術以外は今と大して変わっていない。案外そんな程度なのかもね。