斬る!雑草魂

北京五輪なんかどーにでもなれっ

つくる会の地理教科書に期待!

2005-09-03 | 時事ネタ 国内
「つくる会」4年後採択へ、地理・国語・家庭科教科書
 来春から中学校で使われる教科書の採択が8月末で終了したことを受け、「新しい歴史教科書をつくる会」の八木秀次会長らが2日、都内で記者会見し、4年後の教科書採択では中学校用の地理を新たに発行するほか、国語や家庭科などの教科書作成も検討することを明らかにした。

 今回の教科書採択で、つくる会のメンバーが執筆した扶桑社の教科書を採択したのは、栃木県大田原市、東京都杉並区、東京都などの各教委や一部の私立中学。

 最終的な数値は文部科学省が今月中旬以降に集計するが、つくる会によると、採択率は「歴史」が約0・4%(約5000冊)、「公民」が約0・2%(約2500冊)。4年前の約0・05%と0・06%よりは上昇したが、つくる会が目標とする10%には遠く及ばなかった。

 これについて、八木会長は「反対勢力による採択妨害活動」などの影響を指摘する一方、「前回よりかなりの前進が見られ、教科書の内容も国民から高い評価を受けた」と強調した。
【以上引用】

まぁ今回のつくる会の運動は市民団体を名乗る反日団体の異常さを晒しただけでも、十分な成果があったと思います。4年前と違いネット・ブログの普及で多くのひとが反日団体(日教組など)や反日国家(もちろんあの国々)の異常さを知るに至ったワケで、今後の展開に期待が持てます。

さて、ニュースにあるようにつくる会は今後「歴史」「公民」だけではなく「地理」「国語」「家庭科」の教科書もつくるそうです。また何かと左翼がイチャモンつけてきそうですな。

ちなみにオイラ自他共に認める地理オタクなので、地理の教科書には特に期待しています。

オイラが予想するつくる会の地理教科書の記述には、
たぶん台湾を“国”として定義しそうですね。もっともあまり露骨にやると検定通らないかもしれませんけど。帝国書院などの地図帳を見ても台湾は中国の一部の扱いですし、台湾海峡には国境線はありません。さて、つくる会はこのへんをどう扱うか見物です。

もうひとつ注目したいのが、日本の領土の記述ですね。また竹島で韓国がイチャモンつけてきそうです(日本すべての地図帳は竹島と明記)。

変な例えですが地理や地図は生き物です。時間と共に刻々と変わっていきます。
一つの時代の地理を一枚の“紙”に例えれば、その“紙”を重ねた厚みが“歴史”だと思っています。その中にさまざまな“物語”あり、それらが現代の地理を作り上げ少しずつ厚みを増していく、のだと思う。

残念なことに、学校教育における地理が現実を反映していないケースもあります。特に経済や工業などの変遷は近年めまぐるしく、現代に於いては4年に一度の検定ではとても付いていけません。

オイラが中学校で地理を習ったときも(昭和60年頃)、北朝鮮は重工業の発達した工業国、一方韓国は軽工業中心の途上国と習いました。3年後にソウル五輪を控え経済発展がめざましい韓国が軽工業中心の途上国?て、疑問に思いましたけど、ひょっとすると地理教科書にも変なイデオロギーが入っているのかもしれませんね。