根っこと葉っぱ。

一日一肥やし。

走って

2007年11月13日 | 日記
初めて自分が走らないインカレに行ってきた。

サポートする役割に就いてから半年、
これまではいつも自分が走る方が楽だ~~とか、
あたしも走りたい、っていう考えがあって、ずっと羨ましかった。

今回も、羨ましさは少しあったかもしれないけど…
それよりも違う気持ちの方が強かったと思う。


前日
モデルイベント、雨。
まぁ弱まっていたけど…みんなのやる気というか
テンションはだだ下がり↓↓

しかも日光は寒い!空気が冷たかった。
なので、ギリギリまで時間をつぶして遅めに入山して、
1時間ほど練習してから、帰ってきて即行宿の風呂へ。
(宿の風呂が5時からだったので)

モデルイベントで久しぶりにいろんな人に会った。
やっぱり雰囲気がいつもと違う人もいれば、
まったく変わりなくおちゃらけてる人もいたり。
「そうか~こいつはこんなにレース前は緊張する感じだったのか」
なんて新たな一面を見た気持ちになった。

自分が現役のときは、なんだかいつもいっぱいいっぱいで…
周りがあんまり見えてなかったのかもしれないなぁと
改めて実感した。

そして夜、ファミテックのバイキング最高
1年生とした地図読みがフレッシュな感じでおもしろかった。
エリートの意気込みも聞けたし。
あんなにはっきり一言で言えるのは、純粋にすごいなぁと思ったよ。
自分にはできなかったので。

まぁその後はアルコール度25%の焼き芋をメインに呑み、
最後は3回転半くらいのジャンプをシメに落ちてたり…
右脳と左脳の話で盛り上がったり…
あぁめっちゃ楽しかった!!

でも…やはりお酒をすすめるサブオフィはだめですか。
さすがに明日のレースにかけてて呑みたくないような人にはやらないよ。
相手見てるよ、と言い訳。

いいぐあいに酔っ払って就寝。


本番

あんなに朝の出発が比較的スムーズに行ったのは何年ぶりだろ…
やればできる!
どんどんやってください。

会場に着いてから…
現役の時より断然考えなきゃいけないことが多い。
そして走り回ってた。
ばたばたとしてスタートへ。

でも会場内を走り回るたびに、スタートへ行く途中に、
いろんな知り合い選手の顔が見えて…

自分のレース前に感じる、あのはちきれそうなドキドキ感
ではなかったけど、
奥底のほうからじわじわ感じるドキドキ感
を味わった。

言葉を交わした人全員に、心の底から頑張れを言った。
みんな頑張れ、行ってらっしゃい~と。


そしてスタートについてから…
茨大スタートリストに基づいていくと

9:33 Eカード間違い発生、大慌て。
   何かピンチな時ほど強気(?)でいようとするところ、すごいところ。
   そうやって頑張る人もいるんだなぁ。

9:41 スタート時間ギリギリに着いた今年現役ラストの人慌しくスタート。
   最後の最後、春のミドルくらいは
   自分のレース1本に集中しているお前が見たいなぁ。
   テントは後輩に任せて。
   
9:43 現役部長、いつも通りスタート。
   経験が一番少ないわりにいつもちゃんと完走してくるのが
   何気にすげぇ。 
   何かアクションかけるといつも真っ先に拾う気がきく一面をみた。

9:44 スタートフラッグまでのダッシュが速い!!
   …ん、地図は?
   まぁポリシーならしょうがない。
   ダッシュして止まって読んだ方が早いのね。
   
9:55 になる前に届いたEカードを持って遅刻枠出走。
   間違えられた本人はスタートについた瞬間しゃがみこむ。
   (そりゃあスタートまでの2キロダッシュすればなぁ)
   水2杯とチョコ1個を吸収して時間通りスタート。
   さすがだね!
   …いやぁきつかっただろうけど、アップになったし
   タイムを見るとここ最近ではいいレースができたのでは?   

9:58 だいぶ余裕を持ってスタートに到着していた。
   「いやぁ自分焦りたくないんで」…まぁ確かに!
   いつも通り笑顔で。
   寒い中、気合で半そででスタートしていった。

10:05 こちらも。ちょうどよい時間に1年生を連れて到着。
   面倒見が良いね。水戸でも声をかけて走ってるみたいだし
   これからもその調子でがんばれば、花は必ず咲くはず。
   アクティベートもしっかりやりつつ、時間通りスタート。 

10:07 私の記憶が確かなら、私が傘を貸そうとして言ったセリフが
   「大丈夫です、雨に慣れときたいんで…もうスタートだし」
   だって。やる気あるなぁ、すげぇ!
   (もし言った人ちがかったらごめんなさい)

10:25 今日はメガネバンドをしないまま出走。
   今度はロストせずに済んだな。
   いつも気配りやさんな感じがある。
   10代とは思えないその落ち着きは一体どうやって形成されたのか?
   まぁ酒呑んだら回ってベッドの隙間に落ちちゃうけどね。

10:36 スタートに着いた途端に発した言葉が
   「タオルかハンカチ貸してください」…んん?
   何をするのかと思いきや、メガネが曇っていたため拭き拭き。
   メガネは大変や~。
   久しぶりのオリエン、次こそ完走!
   開会しちゃいましょう。 

10:38 気合バッチリのエリート、時間通りといった感じで到着。
   気迫はやっぱり全然違う。
   スタート枠に入ってからもストレッチやらをしつつ、出走。   
   その足を最大限に生かす技術を身につけて、
   春に臨む姿を楽しみに。

10:40 マイペースに1人スタートに到着。
   いやぁそのマイペースの中に和むものを感じる。
   スタート前は少し緊張?あまり分からなかったけど…
   また呑もう。(そっちかい)


1時間以上誰も来ないので、会場へカッパとウィンブレを運ぶ。
サンタさんの袋2つ肩に担ぎ、2kmの道のりを行く。
途中スタートに向かう知り合い選手と何人もすれ違い、またがんばれを言った。

会場にはまだ1人しか帰ってきてない。
まだまだみんな山の中。

そして最後の1人と再びスタートへ。

11:54 茨大ラストスタート。
   朝は誰よりも早くに起きてストレッチをしたり、
   モデルイベントでは山からの帰りに調子出てきたといって
   走り出したり…(速くて置いてかれたし)
   見えないところで彼女はいつも準備は入念だし、やる気は満々だ。
   春も山を楽しんで。


無事全員見送ることができた。
テクテクと荷物を抱えながらまた2kmの道のりを行く。

今度は会場に着いたら、続々とゴールしていた。
最終ラジコン通過のアナウンスがバンバン流れて、
みんなゴールレーンを併走している。


インカレのゴールシーンは、きっと何年経っても見れて良かったと思うことができる。
また来年もこれが見たいと思える、そんなシーンだと思う。

長い闘いの最後の姿は、みんな違うけど…

歯を食いしばって最後まで走り抜こうとふんばってたり
もう精魂尽き果てたという感じだったり
まだまだ走る!という感じで前を見てパンチングフィニッシュまで走り抜けたり

そしてそれを必死で最後まで応援している姿が常にそばにあるのを見ていると、

じんわり涙が出た。
年かなぁ、涙腺弱くなった。

しょ○たんコールのあと、併走してる時も涙腺弱った。。
それでも負けずに声は出したぞ。
最後まで立派に走りきってた!

ラストは見れなかったけど、茨大の黄色いトリムのエリートも、
コーチングゾーンで見てた他大のオフィが
「すごい速さで走り抜けて行った」と教えてくれた。

そして場所取りや声援を送り続けた全員

ほんとお疲れさんでしたー。


もう、もう、眠いです…。
続きは明日。