おぼんぼんぼん・・・だけど私in東北です。いわきです。
明日の夜行で三重県に帰ります。
今年は熊野の大花火が見れる~!わーい!!
さて、前回続きです。
衝撃的な話でした。
フリージャーナリストの女性の講演でした。
アメリカの現状を見てきた人で、それと日本の子どもの現状を照らし合わせながらの話です。
この話を聞いた後、私と同期は「ショック」という言葉しか口にできなかったほどの衝撃。
メテオストライク。
キーワードは「市場化」。
今日本では、保育の民営化が進んでいます。
民営化…つまりは市場化。
「保育」「教育」よりも、利益が優先される状況になるということ。
だってお金なければ保育園つぶれちゃうからね。
アメリカではもうすでに保育園や学校の市場化が進んでいるらしい。
市場化されることのメリットは?と聞かれると
「あなたの需要にあったサービスが提供できる」
仕事が忙しいから延長保育、休日保育、24時間保育…
布団やパジャマの貸しのサービス、
食育に力を入れて有機野菜を取り入れた給食…
多種多様のサービスの中から、自分に必要なものが選べますよ!
理想的ですね!!
…みたいな宣伝文句が出る。
でも実際、サービスを得る為には当然お金がかかる。
しかも利益優先となっている中で、
望むサービスを得ようと思ったら莫大なお金がかかる。
「サービスは決して横には広がらない。縦に伸びるばかりだ」
という言葉がとても衝撃的でした。
実際アメリカの保育園を見てびっくり。
利益をあげるためにまず削られるところは「食費」。
給食はジャンクフード(ピザ、ハンバーガー、ホットドック)、
それはまだかなりいいほうで
スナック菓子と味気ないマカロニだけだったり。
アメリカでは、5人に1人が肥満児らしい。
保育園の頃からそんなものばっかり食べてたらそりゃ太るやろ…。
次に削られるのは「人件費」「設備費」
保育士の年収は平均93万円、時間外手当や産休もなし。
狭い部屋ですし詰めのように放り込まれている0歳の赤ちゃんから5歳の年長までの子ども達。
毎日絶え間ない摩擦の中で心が荒んで成長していく。
ホントに理想的な保育環境の中で過ごすことができるのは、
本当にお金持ちの家庭の子どもだけ。
ほん~~~~~の一握りだけ。
さらに広げると、アメリカでは医療・福祉・教育がどんどん市場化された。
病院は、イラク戦争からぼろぼろになって帰ってきた兵士が診てもらえないほど、
予約が取れてもその予約が1年後になるほど
病院はパンク寸前らしい。
どっかの誰かが保険証配ってくれても、受け入れ先がないし、
むしろ医療の現状は悪化するような状態。
学校では「落ちこぼれゼロ法」的な法律の下、競争が激化され…
「トップを目指せ」的な政策が行われ、
国の出した条件に最も応えた州1位2位には4千億円の援助が出るそうな。
条件って、
・州の公立高校をつぶしてチャータースクール(私立)を増やす
・競争に反対する教師を解雇する
・学力テストの科目を増やす(数学や語学を増やして音楽美術を減らす)
・これらのことが行いやすいように州の法律を変える
その結果、トップになった州は援助がもらえたけど…
それ以外は教育が荒み、でも法律を変えてしまったために
建て直しも難しく、どうしようもない状態。。
さらには軍も絡んできて、ここでは言えないようなことが起こっている。
「市場化」は一旦されてしまうと、
「利益」に向かって規制緩和が繰り返され、
限りなく進んでいく、まるで生き物のようなもの。
だから、絶対に
『数値で価値のはかれないも』のは市場化してはいけない。
国が責任を持ってやらなければいけない。
ということを必死に伝えてくれました。
今まさに日本もアメリカを追いかけるように、
保育園や病院の民営化が進もうとしているから。
この話を鵜呑みにしている訳ではないけど、
少なくとも自分の目で見ることをもっとしなければいけないと思った。
新聞読み始めたし、ニュースも前より見るようになった。
でもメディアを通じての情報って、やっぱり偏ってるのかなとも思う。
何が正しいのか?どう判断したらいいのか。
いちばん悪いのは『無知・無関心』。
知らない間に自分達の生活に影響する法案が国会で通っているかもしれない。
いろんな生の声を聴こう。
生の姿を見よう。
そう思った盛岡での3日間でした。
今日の肥やし↓
そんなこといいながら疲れてこの1週間引きこもり状態でした…。
よく寝た!
だらだらした!
そろそろONにするかな~。
にょきにょき
明日の夜行で三重県に帰ります。
今年は熊野の大花火が見れる~!わーい!!
さて、前回続きです。
衝撃的な話でした。
フリージャーナリストの女性の講演でした。
アメリカの現状を見てきた人で、それと日本の子どもの現状を照らし合わせながらの話です。
この話を聞いた後、私と同期は「ショック」という言葉しか口にできなかったほどの衝撃。
メテオストライク。
キーワードは「市場化」。
今日本では、保育の民営化が進んでいます。
民営化…つまりは市場化。
「保育」「教育」よりも、利益が優先される状況になるということ。
だってお金なければ保育園つぶれちゃうからね。
アメリカではもうすでに保育園や学校の市場化が進んでいるらしい。
市場化されることのメリットは?と聞かれると
「あなたの需要にあったサービスが提供できる」
仕事が忙しいから延長保育、休日保育、24時間保育…
布団やパジャマの貸しのサービス、
食育に力を入れて有機野菜を取り入れた給食…
多種多様のサービスの中から、自分に必要なものが選べますよ!
理想的ですね!!
…みたいな宣伝文句が出る。
でも実際、サービスを得る為には当然お金がかかる。
しかも利益優先となっている中で、
望むサービスを得ようと思ったら莫大なお金がかかる。
「サービスは決して横には広がらない。縦に伸びるばかりだ」
という言葉がとても衝撃的でした。
実際アメリカの保育園を見てびっくり。
利益をあげるためにまず削られるところは「食費」。
給食はジャンクフード(ピザ、ハンバーガー、ホットドック)、
それはまだかなりいいほうで
スナック菓子と味気ないマカロニだけだったり。
アメリカでは、5人に1人が肥満児らしい。
保育園の頃からそんなものばっかり食べてたらそりゃ太るやろ…。
次に削られるのは「人件費」「設備費」
保育士の年収は平均93万円、時間外手当や産休もなし。
狭い部屋ですし詰めのように放り込まれている0歳の赤ちゃんから5歳の年長までの子ども達。
毎日絶え間ない摩擦の中で心が荒んで成長していく。
ホントに理想的な保育環境の中で過ごすことができるのは、
本当にお金持ちの家庭の子どもだけ。
ほん~~~~~の一握りだけ。
さらに広げると、アメリカでは医療・福祉・教育がどんどん市場化された。
病院は、イラク戦争からぼろぼろになって帰ってきた兵士が診てもらえないほど、
予約が取れてもその予約が1年後になるほど
病院はパンク寸前らしい。
どっかの誰かが保険証配ってくれても、受け入れ先がないし、
むしろ医療の現状は悪化するような状態。
学校では「落ちこぼれゼロ法」的な法律の下、競争が激化され…
「トップを目指せ」的な政策が行われ、
国の出した条件に最も応えた州1位2位には4千億円の援助が出るそうな。
条件って、
・州の公立高校をつぶしてチャータースクール(私立)を増やす
・競争に反対する教師を解雇する
・学力テストの科目を増やす(数学や語学を増やして音楽美術を減らす)
・これらのことが行いやすいように州の法律を変える
その結果、トップになった州は援助がもらえたけど…
それ以外は教育が荒み、でも法律を変えてしまったために
建て直しも難しく、どうしようもない状態。。
さらには軍も絡んできて、ここでは言えないようなことが起こっている。
「市場化」は一旦されてしまうと、
「利益」に向かって規制緩和が繰り返され、
限りなく進んでいく、まるで生き物のようなもの。
だから、絶対に
『数値で価値のはかれないも』のは市場化してはいけない。
国が責任を持ってやらなければいけない。
ということを必死に伝えてくれました。
今まさに日本もアメリカを追いかけるように、
保育園や病院の民営化が進もうとしているから。
この話を鵜呑みにしている訳ではないけど、
少なくとも自分の目で見ることをもっとしなければいけないと思った。
新聞読み始めたし、ニュースも前より見るようになった。
でもメディアを通じての情報って、やっぱり偏ってるのかなとも思う。
何が正しいのか?どう判断したらいいのか。
いちばん悪いのは『無知・無関心』。
知らない間に自分達の生活に影響する法案が国会で通っているかもしれない。
いろんな生の声を聴こう。
生の姿を見よう。
そう思った盛岡での3日間でした。
今日の肥やし↓
そんなこといいながら疲れてこの1週間引きこもり状態でした…。
よく寝た!
だらだらした!
そろそろONにするかな~。
にょきにょき