おしょうしな日記 Thanks 101

科学・技術をわかりやすい言葉で解説。「おしょうしな」とは、山形おきたま弁で「ありがとう」の意味。

CP対称性@名古屋大学

2008-11-26 00:22:54 | 科学・技術
新幹線を降りて地下鉄東山線に乗り換え、さらに本山駅で、名城線の右回りの電車に乗り換え名古屋大学に着く。

会場には、南部陽一郎先生、小林先生、益川先生の写真や、CP対称性についての説明のパネルが設置してあった。

T対称性とは、タイム(時間)の対称性、映画のフィルムを逆に回しても、同じ物理法則が適用可能。

C対称性とは、チャージ(電荷)、つまり、電気のプラス、マイナス(正、負)を入れ替えても同じ物理法則が適用可能。

P対称性とは、パリティ、つまり、鏡に写った自分も自分であるように、左右、上下、前後を入れ替えても、同じ物理法則が適用できると言うことらしい。

しかし、これらの対称性が保存されるのは、電磁気力(電気や磁石の引きあう力)や、強い力(原子核内で、パイ中間子を媒介とした、陽子や中性子の引き合う力)においては、T対称性、C対称性、P対称性が成り立つが、弱い力(ベータ崩壊における力)では、CP対称性は成立しないことがあるらしい。

それが、CP対称性のやぶれ・・。 なんとなく、理解して、帰りの電車に乗った。

しかし、
また、名城線「右回り」の電車に乗ってしまった。

どうも、P対称性(パリティ対称性)についての理解ができていないようだ。

名古屋大学の人は、なぜ、パリティに強いかが、わかったような気がする。
普段から、右回りと左回りのパリティが身についているのだろう。

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2 コメント

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Unknown (仙台の人)
2008-11-27 20:48:55
お元気そうですね。
昔、ブルーバックスを読んでいた頃を思い出しました。
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ブルーバックス (nori)
2008-12-20 13:39:40
会場では、南部先生のブルーバックスと、益川先生の本が売っていたので、買いました。

難しくて、なんとなくしか理解できません。


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