骨髄移植から三味線。。。

岡谷にいた３年の間には、いろいろなことがありました。

長野オリンピック、７年１度の諏訪の御柱祭。。。人が丸太の上に乗って、その丸太を急坂から落とすというお祭りですね。


私にとっての一大事は、骨髄移植でした。

数年前にドナー登録していましたが、忘れた頃に移植が決まりました。

骨髄移植の詳しい体験談は、後日語ることにしましょうね。


骨髄移植に興味がある方は、こちらをご覧ください。
　　http://mineko.cool.ne.jp/inoti/


この骨髄移植のために東京まで出かけていましたが、たまたま上野公園で三味線の音を聴いたのがきっかけとなり、私も三味線を弾くようになりました。

ここから先のことは、以前ブログに書きましたね。


この２０年間のことをざっと書いてきましたが、どんな人生になるのか、そのきっかけというのは分からないものですね～。


不思議なことに、１年以上もあれほど好きだったバイクには乗っていません。


これからは、三味線という新しい旅の相棒とどんな出会いがあるのか、どんな旅ができるのか。。。

旅とは出会い。

これまでにも、素敵な出会いがたくさんありましたね。

感謝ですね！

これが腰痛というものか。。。

山に登るようになって３年目の秋のことでした。

突然、腰に違和感がでて、足まで痺れてきました。。。

椎間板ヘルニアの症状です。

地元の有名な整体師に診てもらいましたが、症状は変わらず。。。

自分で何とかしなければ！という思いで岡谷から下諏訪温泉に１時間歩いて通いました。

おかげで岡谷にいる間は、症状は安定していましたが、今でも腰痛とは仲良くやっています。。。

北アルプスに登った！！！

出会いと別れと出会いを繰り返し、いつしか諏訪湖の畔の岡谷に流れてきました。


九州からバイク仲間がやって来て、北アルプスに登ることになりました。

野宿にかけてはスペシャリストのふたりも、山に関してはちと怪しい。。。


比較的楽そうな燕岳（つばくろだけ）を選びました。

バイクで結構上まで行けそうだったからですが、見事に裏切られました。。。

北アルプス３大バカ登りのひとつといわれる燕岳の道というのを知ったのは後のことでした。

さらに、テントや寝袋、缶ビール数本の入った重たいザックを担いでだから、にわか山屋にはハードな登山でした。


残雪の上にテントを張り、ここでしか味わうことのできない雄大な景色を、眺めながら飲むビールは最高でした。。。


すっかり、山の魅力に取り付かれた私は北アルプスの白馬岳、穂高連峰などを歩き回りました。

さらに、もっとおもしろいことがあるのではないか？と長野の山岳会にも入会して活動しました。

岩登りやスキー、雪山などを体験して、バイクとはまた違う山の世界を堪能しました。



しかし、それは突然私の身体を襲ってきたのでした。。。

ああ、安曇野。。。

かつて暮らした松本や豊科あたりは安曇野と呼ばれています。

北アルプスの麓の美しい景色が広がるところです。

ツーリングで初めてこの景色と出会った時は、いつかはこの地に住んでみたいと思ったものです。


豊科では北アルプスを眺めながら歩いて通勤し、昼飯も会社の展望食堂から北アルプスを眺めながら食べてていましたね。

休日は、私が一番好きな景色の中を、バイクで走り回りました。


本当に幸せな日々でしたが、この頃は自分の足で北アルプスに登ることになるとは、夢にも思っていませんでした。。。

酒とバイクと男と女。。。？

何か似たようなタイトルの歌があったなあ。。。


働いて旅をするスタイルは相変わらずでしたが、気が付けばひとりではなくなっていました。

愛車は変わらず、HONDA　XL200R　というオフロード・バイク。

３台乗り継いで、３３万キロくらい走りましたね～。


お気に入りの場所は北海道で、ほぼ毎年行っていました。

１５回くらいは行ったでしょうか。。。


流れるまま、あちこちの土地で暮らしました。

出雲と福井以外では、すべて信州。

千曲川流れる小諸、西軽井沢の御代田、何もない青木村、北アルプスが美しい松本と豊科、最後が諏訪湖の畔の岡谷。。。


学生の頃、八ヶ岳の麓の野辺山で高原野菜の畑仕事のバイトをして以来、すっかり信州はお気に入りの土地になっていました。。。