福岡de三線@てーげー日記。。。

福岡の沖縄三線を楽しむ会「かりゆし会」です。三線仲間募集中です~♪

骨髄移植の記憶。。。その後

2006-06-29 | 骨髄移植体験。。。
腰の痛みは徐々になくなりましたが、貧血状態が1ヶ月ほど続きました。

検査の仕事だからやれたけど、肉体労働だったら働けなかったでしょう。

なんで、他人のために自分を傷つけるようなことをしたんの!?と職場のおばさんたちには怒られました。。。


有給休暇を出さない会社とは大喧嘩をしました。

他の不正もついでに正そうと頑張ってみましたが、労働組合は見て見ぬふりをするだけ。。。


数ヵ月後、「あなたのおかげで命が救われました」と移殖を受けた患者さんから手紙が届きました。

一度だけ手紙のやり取りが許されていますが、どこの誰だか分からないようになっています。

小泉厚生大臣(今は総理大臣やっていますね)から感謝状も届きました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

骨髄移植の記憶。。。退院

2006-06-29 | 骨髄移植体験。。。
やることが終わってしまうと、ただ退屈な入院生活。

差し入れのオカリナを屋上で吹いたりしていました。

腰の傷みは相変わらずでしたが、痛みには少しなれてきた感じです。


翌日には退院です。

恵比寿で友人とビールで乾杯しました。

ニュースでは、わが国で2000人目の骨髄移植がおこなわれたことを伝えていました。


数週間後には、検査のため再び東京へ。

何度も東京往復で大変ですが、交通費は出してくれました。

ボランティアだから謝礼はありません。

入院準備金として5000円だけくれました。



骨髄採取後の検査は特に問題もなく、めでたく骨髄移植プロジェクトは終了しました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

骨髄移植の記憶。。。いよいよ本番

2006-06-29 | 骨髄移植体験。。。
昨夜は酒を飲んでもいないのに、緊張もしないでぐっすり眠れました。

いよいよ、本番かあ。。。でも、まだ実感がない。。。


睡眠導入剤を打たれ、ストレッチャーに乗せられて手術室へ向かいました。

視界にはいる病院の廊下の天井、エレベーターの扉。。。何か、とんでもないことをしてるような不安がわきおこりました。

手術室のライトが当てられ、名前を何度か呼ばれているうちに意識がなくなりました。

数時間後。。。再び名前を呼ばれてぼんやりと目が覚めました。

意識がもうろうとした中、病室まで運ばれました。


気がつくと、我がムスコには何やらチューブがつきささっていました!

導尿カテーテルというやつ。。。なんだか悲しい光景だったね。


看護師のお姉さんにカテーテルを抜かれるときには緊張が走りましたが、そんな元気はありませんでした。


落ち着いたところで、トイレに向かいましたが、腰痛のためうまく歩けない状態でした。

さらに、排尿痛が続いて、泌尿器科の先生にもお世話になりました。


とりあえず、無事に終わったようです。

ビールで乾杯!という気分には、まだなれませんでした。。。


友人やコーディネーターの方がお見舞いに来てくれました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

骨髄移植の記憶。。。入院

2006-06-29 | 骨髄移植体験。。。
いよいよ、入院です。

病気でも入院したことがないので、元気な自分が入院することには違和感がありました。

病室は6人部屋でした。

白血病など血液の病気の方がベッドに横になっておられましたが、なんと挨拶をしていいのやらわかりません。

窓際のベッドだったから、外の景色を見て気を紛らわしていましたね。

変に気を使ってしまうので、個室にして欲しかったなあ。


院内に図書館があったので、「ブラックジャック」や「火の鳥」などを読み漁りました。

談話室では、患者さんとお話しすることができました。

最終同意で、ドナーの4割の方が辞退されるというのを聞きました。

献血気分でドナー登録できても、実際の骨髄移植は大変なのです。


でも、これから骨髄移植がおこなわれるという実感が、まだ私にはありませんでした。。。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

骨髄移植の記憶。。。東京通い

2006-06-29 | 骨髄移植体験。。。
健康診断や自己血保存のために移殖前にも数回、東京の病院に通いました。

自己血保存とは、骨髄を採取した時に貧血状態になるので、あらかじめ自分の血を保存しておいて、あとから輸血するというものです。

他人の血を使わないのは、血液感染症のリスクを失くすためでしょう。

500ccづつ、2回に分けて採血しました。

健康な身体に全身麻酔をして、傷をつけるのだから、病院側も神経を使っているのがわかります。


病院では、コーディネーターというボランティアの方が、いろいろとお世話をしてくれるので何事もスムーズにいきました。

ただ、病院行く時はその度に会社を休まなければならないのが大変でしたね。

まるで理解のない会社は、有給休暇を出そうとはしませんでした。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする