オーストラリアだ。。。

初めての海外、オーストラリア。。。

あまり言葉は通じなくても走り出せばこちらのもの！

シドニーでＸＬ３５０というオフロード・バイクを手に入れ荒野を走り回りました。

当然ながら、野宿！

話し相手はカンガルーだけ？？？

おかげで、５ヶ月もオーストラリアにいたのに英会話はまるで上達しませんでしたね～。

地平線の荒野、神秘のエアーズロック、フレンドリーなオーストラリアの人たち。。。

思い出せばキリがないな～。

いつか、本でも書きましょうかね～。

たび旅。。。

旅を終えて、しばらくはおとなしく働いていましたが、暖かくなると放浪癖がうずき出しました。

日本一周の翌年も、半年間日本中を放浪していました。。。


さらに、次は海外ツーリングだ！ということで、資金を稼ぐために信州まで出稼ぎに行きました。

なんで、わざわざ信州だったのか？

単純にバイクで走ったら楽しい土地だったからですね～。


夜勤１２時間のつらい仕事も、海外の夢と信州のおかげで乗り越えることができました。

１年後には、オーストラリアへ旅立ちました。。。

北海道。。。

草原に寝転んで昼寝をして、夕陽を眺めながら飯を食う。。。

旅で出会った同じような仲間とたき火を囲んで酒を飲み、語り合う。。。

気の合ったやつ等とは、しばらく一緒に旅をしたりしたものです。


あまりにも様々な体験をして、これだけで小説ができるほどなので、ここでは省略しましょう。


６ヶ月の日本一周の旅のうち、４ヶ月は北海道にいましたね～。


旅を終えて、自宅に帰った時は腑抜けのカラ状態でした。

恐山。。。

１週間ほどで、青森の恐山までやってきました。

今は立派な本堂が建ち、観光バスもやってきていますが、当時はひっそりとしたたたずまい。。。

荒涼とした境内には、カラスが舞い、風もないのに風車がカラカラと回ったりするんですね～。

まさに霊場恐山！！！


寺の前の無人のバス小屋に泊めてもらいました。

そして夜は、薄暗い境内へ。。。


実は、温泉の浴場が中に３ヶ所ほどあるのですね。

湯船に入ると、脱衣場のほうから「ガタガタ。。。」と音が鳴り出しました。


出た！！！


さすがに霊場恐山ということで、そんなこともあるんだろうとのんびり温泉を楽しみました。


さらに、別の浴場へハシゴです。

恐山の夜景を楽しみたかったので、電燈を消して入っていました。

すると、人の話声が近づいてきました。


また、出たか！！！

でも、よく見るとアベックでした。


暗い中で風呂に入っているのを見られて、幽霊と思われたくはありません。

それで明かりをつけましたが、「ぎゃっ！！！」っと叫び声を上げて逃げていってしまいました。。。

誰もいないはずの風呂の電燈がいきなりついたので、幽霊が出たと思われたようです。

さすがに、霊場恐山！！！