テレオロジカルな行為。

結果に関わらず、それ自体から充足感が得られる行為。
by ポール・マッケンナ

35歳で年収300万以下 団塊ジュニアの苦難続き人生

2010-01-25 00:39:05 | Weblog
「35歳の年収は、10年前より200万円下がった」。
2009年12月に発売された書籍『"35歳" を救え』(阪急コミュニケーションズ刊)
が示した「現実」だ。低い年収で結婚をためらう男性、
住宅ローンが支払えなくなり生活破綻する家庭。
大学卒業時に直面した「就職氷河期」以来、団塊ジュニアは苦難の人生が続いている。
「年収210万 35歳 今は老後が不安でしかたない…」
「年240かな。もちろん嫁も子供も彼女も無し。来年35歳」
「社内SE 年収300万 独身 労働時間が長すぎて『生きる』時間がない」

   インターネット掲示板「2ちゃんねる」には、「35歳・年収300万以下」のユーザーによる
嘆きのコメントが並ぶ。「団塊ジュニア」と呼ばれる35歳の人口は、およそ200万人。

「手取り20万で結婚していいのか」

   『"35歳" を救え』にも掲載されている、総務省などの調査を基にした統計によると、
30~34歳男性の所得分布が平成9年では年収500~699万円が最も高い割合を示していたが、
平成19年ではピークが300~399万円まで下がった。


勤務先の業績不振で年収が100万円以上下がった男性、
夫の会社の倒産で収入が激減し、
子ども3人を育てながら週5日の深夜アルバイトに出る女性――。
『"35歳" を救え』には、悲惨な事例が描かれている。

   ネットの質問サイトにも、不安の声が寄せられている。
「発言小町」には、35歳会社員の男性が、
「結婚したい気はありますが、安月給で手取りが20~25万。見合いするにも相手に申し訳ない気持ちになります」
と打ち明け、
「安月給でも結婚していいのか?」と疑問を投げかけた。
出産を控えた29歳女性からは、33歳の夫が契約社員から正社員に昇格したものの、
基本給が16万円程度に下がり、不安を募らせた。
また、「夫が昇給しない」というトピックスでは、29歳妻は同じ年の夫について、
「手取りは18万円、勤続7年で昇給は1度きり。
昇進した場合は残業代が出なくなるため、手取りとしては今より給料が減るそうです」
と書き込んだ。

   35歳前後の世代は就職氷河期に見舞われ、新卒でも非正規採用が続出した。
何とか正社員になった人も、今度は長引く不況で会社の業績が不振に陥り、
年収に影響が出てきた。
特に最近顕著なのが、ボーナスなど一時金カットによる年収減だ。
連合総合生活開発研究所(連合総研)・龍井葉二副所長は、
「住宅ローンの返済に一時金を回す人が多い。
ところが、一時金カットで支払いの当てがなくなり、
何とか返済を続けようと高金利のお金に手を出した挙句に自己破産、というケースも出ています」
と話す。

「とにかく今の仕事を手放すな、としか今は言えません」

   それでも、仕事があるうちはまだマシと言えそうだ。
最近は一度仕事を失うと、正社員はもちろん派遣社員としても勤め先が見つからない。
派遣ユニオンの関根秀一郎書記長は、
「30代半ばの男性で、日雇い派遣。最近は仕事がほとんど入らなくなり、
ほぼ無収入になっている例があります」という。
非正規労働者の再就職支援機関として2009年2月に設立された東京キャリアアップハローワークに聞くと、
数値的な統計がないため「年収300万以下」がどこまで一般的になったかは分からない
としながらも「派遣社員など非正規労働者が増える中で、平均賃金も下がっているだろう」
と話した。

   失業、再就職先が見つからない、生活が成り立たない――。
関根氏のもとへ寄せられる相談は1日10件ほどで、増える傾向にある。
「仕事に就いている人は、とにかく今の仕事を手放すな、としか今は言えません」
と、関根氏はため息をつく。

   連合総研が2009年10月に発表した「勤労者短観」によると、
1年前と比べて収入が減ったと答えた正社員は全体の37.1%だが、30代正社員に限ると
男性は44.3%、女性は45.8%に上がる。
「運よく」正社員でい続けても、現状のままでは一時金だけでなく、
給与「本体」も減らされる正社員が増えるだろうと、前述の連合総研・龍井副所長は指摘する。
「ボーナスカットされた正社員が、ローン苦から食費や教育費まで切り詰めるなど、
限界がきています。今のままでは自己防衛できません。
一刻も早く政府が有効な対策を打つしか方法がないでしょう」と話している。

 

以上、J-CASTニュースより転載

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コーラで動く環境に優しい携帯電話のコンセプトモデル、NOKIAから登場

2010-01-19 21:25:13 | Weblog



現在の携帯電話のバッテリーは高価で、製造に貴重な資源を消費し、
廃棄後の処理にも費用・技術を要する「環境に優しい」とは言い難いものです。

そこで、中国人デザイナーDaizi Zhengさんがフィンランドの携帯電話メーカー
NOKIAのためにデザインした携帯電話のコンセプトモデルは、
バイオ電池を使い、ユーザーがタンクにコーラなどの清涼飲料水を注ぎ
電池が切れた時は入れ替えればよいというもの。
コンセプトも面白いですが、
見た目もぜひ使ってみたくなるようなユニークで洗練されたデザインとなっています

詳細は以下からDezeen » Blog Archive » Eco-friendly phone for Nokia by Daizi Zheng

酵素を使って炭水化物から発電するバイオ電池を使うというコンセプト。
充電の必要はなく、糖分を多く含むコーラなどの清涼飲料水を入れるだけなので、
外出先で電池が切れても安心です。


使い方は実に簡単。キャップを外し……


コーラを注ぎ……


キャップを閉める。この作業がなかなか楽しそうで、一度使ってみたくなります。


タンク裏面にはNOKIAのロゴが入っています。
バイオ電池では酵素を触媒とし、炭水化物(現在は糖のみ)から発電します。
反応により得られる生成物は水と酸素で、有害物質を排出することもなく、
通常の火力発電などにより発電された電力で充電する携帯電話と比べ
カーボンフットプリントも低くできそうです。


使用後はシンクに流したり、植物の水やりなどに使ってもよいかもしれません。


バイオ電池は将来的には、1回のチャージ(液体の交換)で
一般的なリチウム電池の3~4倍の寿命を得られる可能性があるそうです。
また、完全に生分解可能とのこと。コーラ以外の清涼飲料水も使えるので、
気分に合わせて色で選んでみると
「着せ替えケータイ」のような感覚で楽しめるかもしれません。


このNOKIAのバイオ電池携帯電話、
残念ながら現在はまだコンセプトの段階ですが、実用化が待たれるところです

以上、GIGAZINEより転載

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「ほんまにしんどい…」 “世界一素晴らしい仕事” をしている男性が愚痴

2010-01-19 20:25:57 | Weblog

 

 美しいサンゴ礁、ベッドルームが3部屋もある浜辺の豪邸、
しかも遊んでいるだけで約1000万円の給料…
そんな夢のような仕事に就いている男性が疲れ果てている。

イギリスのテレグラフ紙などによると、
話題になっているのはイギリス人のベン・サウスオールさん(34)。
サウスオールさんは昨年5月、オーストラリアのクイーンズランド州政府が
“世界一素晴らしい仕事”と銘打って募集したハミルトン島の管理人に選ばれ、
7月1日に正式に就任した。

“世界一素晴らしい仕事”とは、世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフにある
ハミルトン島で日光浴や水泳、シュノーケリングなどを楽しみ、
その様子をブログ、写真・ビデオ日記で世界中の読者に伝えるというもの。
しかも6ヶ月間の任務をこなせば、15万オーストラリアドル(約1000万円)
の報酬を得ることができる。もちろん、滞在費は無料だ。
この嘘のような“仕事”に世界各国から応募が殺到し、
3万4000人以上が応募した。

しかし現実はまったく違っていたようで、サウスオールさんは週7日勤務、
毎日19時間も働いているそう。「みんなが想像しているものとはかけ離れている。
すごく忙しいし、自分でも想像していなかった状況だよ」と疲労を露わにする。

彼は6ヶ月間で90カ所を訪れて47本のビデオを制作、250回もインタビューを受けた。
観光大使として活躍し、60種類以上のブログを書き、写真を投稿する毎日だそうだ。
これまでに書いた文字量は、約7万5000ワード、アップロードした写真は2000枚以上。
思いがけない事態に彼は、「ちょっと休憩する時間もないんだ。
夜、家に帰るとブログの更新が待っていてかなり疲れる」と話す。

政府は彼に、さらに18カ月の滞在を要請している。
それを受けるかどうかは分からないが、
彼はこの6カ月間の体験を本にして出版する予定だという。

ロケットニュース24より転載

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ついに毛髪の再生に成功…外傷治療パウダーを転用したところ革新的な成果

2010-01-11 00:49:59 | Weblog

 

毛髪の悩みは多くの人が抱えてますが、
米国の医師が、ついに毛髪の再生に成功したそうです。

外傷治療を目的としていた粉を、
毛髪の成長が止まった部位に使用してみたところ、
新たな毛包の再生に成功したそうで、非常に革新的な成果として期待されています。

ニューヨークとシャーロット(米国ノースカロライナ州)を中心に
活動している外科医と研究者であるGary Hitzig医師とJerry Cooley医師の2人は、
アメリカ食品医薬品局(FDA)から承認を受けている外傷治療に用いる粉
MatriStem MicroMatrix』を使うことで、初めて毛髪再生に成功したそうです。

二人の医師は、毛髪の成長が止まった部位に新たな毛包を作り出すことに
成功し、これは過去の研究者が目指してきた非常に革新的な成果だそうです。

『MatriStem MicroMatrix』は損傷した組織の治癒や成長を促進させるパウダーで、販売しているのは再生医療の開発企業であるACell社。

このパウダーは本来、糖尿病による足の壊疽や静脈性潰瘍、床擦れ、
重度の怪我、第二度熱傷、手術部位の治癒に開発されたそうですが、
毛髪の再生を助けることが証明され、毛髪再生医療を含めた広い分野の治療に
有用だと期待されてるようです。

Hitzig医師とCooley医師は以下のように語っています。

Hitzig医師
「我々は MatriStemを毛髪再生のために用いることにより驚くべき
技術的革新を達成することができた」
「我々は薄毛の部位において成長する毛包を増やすことに成功した。
さらに、(自毛移植された)毛髪の成長速度を促進することも発見した。
この新しい毛髪再生医療の手法は、
自毛移植の手術をよりメスのいらないものにするだろう」

Cooley医師
「我々は予備研究の結果に興奮している」
「MatriStemを残っている毛包とあわせることにより、
本当の意味での毛髪再生を行うことが出来た。さらに研究を進めることにより、
毛髪再生の手法を一貫した洗練されたものにすることができるだろう。
特に毛髪が無くなってしまい従来の自毛移植が出来ないような患者には有用だろう」

もともとは怪我の治癒を目的とした細胞外マトリックスの研究が、
毛髪の再生につながったもので、
薄毛の悩みを持つ人には大きな希望となるのではないでしょうか。

より詳しい情報は、以下のサイトよりどうぞ。


細胞外マトリックスによる毛髪再生医療に成功 - 米 bignews.biz - 毛髪培養ブログ - 再生医療による毛髪の再生 -

以上、らばQより転載

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