11/12 専門学校

以前の記事で、勤め先の会社が求人で四苦八苦しているようなことを書いたのですが、今ここ愛知県では完全な売り手市場で、職種によっては求人倍率が物凄いことになっているようです。

背景として景気動向もありますし、いわゆる２００７年問題が関与しているみたいです。これは人口比率で大きなウェートを占める団塊世代の退職が始まったことに起因します。

ましてや少子化の煽りで、新卒者は中小企業では欲しくても中々取れない厳しい状況です。特に専門学校への求人は２０倍を越す業種もあるそうです。

お恥かしい話しですが、僕自身　専門学校に対しての認識が薄く、ある意味偏見を持っていたのですが、職種別に特化された専門学校は即戦力として貴重な人材源となっているようです。


そこで考えたのは、障碍児向けの専門学校があってもいいかなぁということです。障碍の重さにも因りますが、もし最低賃金（上がるらしい）が保証されるのであれば、多少の授業料を払ってでも通わせたいなぁと思います。

特にイモッチのように地元中学の特別支援教室に通う子は卒業後、定員オーバーの為、特別支援学校（養護学校）には進めません。今後そういう子たちは増える一方だと思うのですが、彼らの行き場所としても専門学校は有益だと思えますし、人の集まり易い都心部ではビジネスモデルとしても成り立つように思えます。

問題は教える人の確保でしょうか。それこそ団塊世代の人に、そういう場所で活躍して欲しいと思うのですが、そういった意識を持った人は少ないだろうなぁ。あの世代は…。