前回の記事は、新しく始めたバンドのことを書きましたが、今回は例年のことになっている施設行事で活動しているバンド“ぼんくら~ず”のことを書きます。
年に一回、“ぼんくら~ず”は、私の職場の特別養護老人ホームで演奏します。誕生日を迎えられた入所者の方々をお祝いする[誕生日会]がその場なのですが、今年も11月の最終土曜日に決まりました。
聴いていただくだけでなく、一緒に歌っていただけるよう、できるだけ知られている曲を採り上げるようにしていますが、聴いてくださる方々は、当然、高齢(平均80代後半)ですから、唱歌や古い歌謡曲をリメイクしてやっています。毎回採り上げる曲、新たに加える曲と、その年によって選曲が異なるのですが、ここ2年くらいは同じ曲を多めに採り上げてきました。唱歌の“ふるさと”、古い歌謡曲の“東京ラプソディー”などです。
11月に行うことが多く、季節に合わせて秋にまつわる歌を選ぶことが多かったのですが、ちょっと目先を変えて季節にとらわれずに曲を選んでみたいという考えもあります。
昨日の公休は、施設レクリエーション向けの本やネットの動画を観て、考えをまとめてみましたが、その中で、“仰げば尊し”はどうだろう?と、試しにギターで大まかな感じを作ってみました。
↓参考にしたのは、山本恭司さんの演奏です。
3月10日の記事でも書きましたが、11人の日本人ギタリストが唱歌などを自身のアレンジでリメイクした曲を集めたアルバム“六弦心”に収められている演奏です。こんなにスケール感のある演奏ができるか?というと、なかなか...
私たちのバンドでは歌も入りますから、この演奏とは違う構成になりますが、山本恭司さんのギターのソロを真似てテーマ・メロディーに使ったり、曲間に学校のチャイムの音を効果音で入れたりしてみようかと考えています。
卒業式のシーズン、3月頃に合いそうですが、郷愁を感じていただける曲ですから11月でも良いかな、と 思います。
トップの画像、愛犬Lukeが眠そうですが、私がギターで“仰げば尊し”を弾いている間、ずっと側にいました。数年前までは私がギターを弾き始めると、タッタッタ...と逃げてしまっていましたが、最近はそんなことが無くなりました。
やっぱり皆で歌える歌を選んでいきたいので、この曲はぜひやってみたいと思ってます。
山本恭司さんのギター、綺麗な音です。
“ぼんくら~ず”のギタリスト二人には、がんばってもらわねば
この「六弦心」全てがそんな感じでした。
今改めて聴いて、深く心に染み入ったところで、
余韻を感じながら、眠るといたします。
non_Bさん達の「ぼんくら~ず」、本番演奏が終わりましたら、是非録音で聞かせてください。