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昨日から降っていた雨が止んで、今日は午後2時過ぎに愛犬の散歩に出かけました。コースは東京・立川市内の残堀川と多摩川が合流する地点から甲州街道の日野橋付近までの築堤沿いを歩きました。
いつもより増水した残堀川の中州にアオサギが一羽、寒そうに佇んでいました。
カモなどが静止しているときに片足立ちしている姿はよく見かけていましたが、アオサギも片足立ちでした。木の枝の様にガッシリした脚ですが、大きな身体をよく支えられるものです。
アオサギはコロニーを形成するそうですが、この周辺で何羽か見かけるコロニーがどこにあるか今まで分かりませんでしたが、それは人通りもそこそこある市街地の中にありました。敷地の広いお宅にある高い樹の上に、木の枝を集めた巣の周りで5羽がギャーギャーと声をあげているのが聞こえて、初めてその場所が確認できました。身近な場所に暮らしているのが意外です。
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BOWWOWの山本恭司さんがプロデュースされている“六弦心Vol.1”というアルバムを買いました。11人の日本人ギタリストが、それぞれのスタイルで唱歌や童謡を演奏しているという内容ですが、どれも楽しめる楽曲ばかりです。
参加している楽曲とギタリストは、
1.仰げば尊し:山本恭司 2.われは海の子:小沼ようすけ 3.故郷:西慎嗣 4.花:石原慎一郎 5.浜辺の歌:野呂一生&天野清継 6.赤い靴:小野瀬雅生 7.夕焼け小焼け:原田喧太 8.荒城の月:Shu 9.おぼろ月夜:青木秀一 10.さくらさくら:ICCOU 11.君が代:山本恭司
という構成です。
どの曲も、日本人の誰しもが知っている・聴いたことのある曲ばかりです。
↓そのダイジェスト版がYouTubeにアップされていました。
エレクトリック、アコースティック、皆さんが手にするギターは様々ですが、私たち日本人が愛し、親しんだ旋律を見事に弾ききっています。「あの歌がこんな感じに!」と、そのアレンジに驚かされたり、ゆったりリラックスして聴ける曲があったり、切なくて悲しくなってしまいそうなメロディーがあったりと、11曲それぞれに聴き入ってしまいます。
↓アルバム・ジャケットの裏面にこんな文章が書かれていました。
今改めて、日本を想う・・・
二千十一年三月十一日。日本は未曽有の災害に見舞われた。
収束までの遠い道のりを思うとき、私たちは知らず知らずに、それぞれの故郷に思いを馳せている。
そして、そのルーツには美しい日本の風景と、日本独自の美しい旋律が在った。
時を越えて今、私たちが世界に誇れるもの。そこに命を吹き込むことが出来るだろうか・・・
その思いが、この一枚のアルバムになった。
昨年の東日本大震災から明日で一年、亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに、これからを生きていく私たちは、子供の頃から慣れ親しんだ歌に力づけられたり、癒されたりすると思います。
最近、耳にする事が少なくなった曲も多いですが、こうして聴くと寒気がするくらい、懐かしくて胸がキュンとしますね
ところで、アオサギのを発見したとか。緑地にもよく来ていて、どこにこんな大きな鳥が住んでいるのか気になってました。
六弦心、いいですね・・・
この未曾有の災害を、それぞれの立場で受け止め、何らかの形で復興の力となろうとしている意気込みをここからも感じます。
先程、震災発生の時刻に合わせ1分間の黙祷がありましたね。
ワタシはラジオで式典の様子を聞いていましたが、黙祷の前に国歌斉唱がありました。
なんでここで国歌なの? 天皇陛下がご臨席だから?と思いましたが、聴いているうちに、
これは国民全体にとっての励ましの歌だと聞こえてきました。
「千代に八千代に」なんです。この日本を残さなくてはならない。
国歌についてはその解釈により賛否両論があるようですが、ワタシはこの国歌が好きです。
この六弦心の中にも収録されているようですが、ダイジェスト版では何故かカットされてますね。
是非聴きたいものです。って自分で買えばいいのか
全編歌は無しなのに、聴いていると歌詞が自然に思い出されます。
アオサギの巣は本当に意外な場所にありました。
私有地なので詳細な場所はここでは書けませんが、住宅街の中です。
旧家なのでしょう。大きな敷地の中に立つ高い樹(モノレールの線路と同じくらいの高さです)の上にありました。
今度、コッソリお教えします。
「あぁ~ぁ、お腹が空いたなぁ・・・」
という感じでしょうか。
音楽に携わっている人たちの多くが、何らかの形で復興の力になるような活動をされていますが、“六弦心”もその一つですね。
六弦心はダウンロード販売もしています。世界中にこのアルバムが広がっていってほしいですね。
普通に売られているアルバムよりも値段は安め、2,000円弱で販売されています。
今日も勤務で震災発生時刻は、午後のおやつを入所者の皆さんに配り、介助をしていました。
入所者の方々の中には、ハッキリと去年の記憶を残されている方がいらっしゃる方、あんな恐ろしい災害があったことなどスッカリ忘れて(というかあの時点で事態を理解されていらっしゃらなかった)方など様々ですね。
「君が代」が国民全体を励ます歌というのは同感です。
ダイジェスト版でカットされた「君が代」は、山本恭司さんが荘厳なギターを弾ききっています。
↓「仰げば尊し」のフル・バージョンはYouTubeにありました。
http://www.youtube.com/watch?v=RtzzUmj2nYg
3:50あたりで、小学生の「先生、ありがとうございました」という声も小さく入っています。お子さんが小学校を卒業するときに、山本恭司さんが演奏した音源が使われているそうです。とても郷愁をそそる仕上がりになっていますよ。