上の画像は“KORG LMA-120”というデジタル式のメトロノームです。
メトロノームは楽器の練習には欠かせませんが、私はずいぶん昔に買ったものが壊れて以来、ずっとメトロノームを買い替えないままでいましたが、久しぶりに新しいものにしてみました。
昔のメトロノームは、振り子式でゼンマイを巻いて振り子を動かしていたものですが、現代ではデジタル式のものが主流です。価格もバラツキはありますが、旧式の振り子式のものの方が値段が高かったりします。
シンプルなものからクリック音を組み合わせた複雑なリズムを刻めるものまでたくさんの種類がありますが、携帯ゲーム機のようなデザインの“LMA-120”を選んでみました。
この機種は電子音のリズムは上級機種に比べると比較的単純ですが、4分、8分、3連、3連中抜き、4連、4連中抜きのリズムは選択でき、必要充分なものです。加えてTAPという機能を使って自分好みのリズムを記憶させることもできます。
ディスプレイもサイズいっぱいの大きさでバックライトも明るく、とても見やすいものです。
画面はこんな感じです。中央部分をブロック崩しの様にドットが上下左右斜めの三方向に動き、画面下のドットが左右に動いてリズムを表示してくれます。
ちょっと残念な点は、ヘッドフォンの出力ジャックはあるのですが、入力ジャックがありません。ギターやベースの練習に使う場合は、楽器用の入力ジャックもあれば、楽器本来の音も楽しめてよい良いと思いました。
ただ、その場合、使う場所によっては入力側のケーブルの加重から本体が安定して置けなくなり、本体を大きく、重くしなければならないので割愛されているのかもしれません。携帯性と機能性を勘案して携帯性を重視しているのでしょう。
KORG LMA-120製品ページ
「それは、メトロノーム付きのアンプなんじゃねーかと思いました」
に、しても。
メトロノームも進化してますね。
娘のクラビノーヴァにもメトロノームの機能が付いているのですが、ピアノの先生に振り子式を勧められて購入しました。
ディスプレイ=視覚でとらえるリズム感も大切みたいです。
「ヘッドフォン・アンプ」の延長でそんなのもアリかと思ったんですが...
LMA-120の最大のウリが、視認性が高く、自然にリズムをとりやすい動きを表示するディスプレイですから、「視覚でとらえるリズム感」を養うにはもってこいかもしれません。
慣れるとホントに見やすいよ。
お嬢さんと共有で如何でしょうか?
メトロノームも付いてるし楽器の音も出せます
その他機能満載
↑はタスカムのベース用CDトレーナーですね。
音程を変えずにCD上の曲の速さを落としたり、ベースの音だけをカットしたりと、デジタルならではの機能もついているんですね。
プロの方の利用も多そうです。