好きな食べ物 2 東北産の牡蠣

　今回は好きな食べ物のことを書きます。東北産の牡蠣のことです。

　画像は携帯電話のカメラで撮影したために荒いものになってしまいましたが、その大きさは並べたタバコの箱と比べていただければお判りいただけると思います。
　この牡蠣は、宮城県塩釜市の松木かき店というところが取り扱っているもので、年に数回購入しているのですが、とてもリーズナブルな価格で美味しい牡蠣を味わえます。

　私が東北産の牡蠣を初めて食べたのは小学生の時でした。当時、私の母親は（当時の呼称で）看護婦をしており、その同僚の方々と一緒に岩手県を中心に東北方面に旅行したときのことです。その旅行は、母たちが担当して治癒された患者さん（Ｗさん）が招いてくださったもので、看護のお礼という意味合いだったのでしょう。
　Ｗさんは岩手県のⅠ町で飲食店を営んでいらっしゃいました。そのお店にも招いてくださり、お店自慢の焼き肉を振る舞っていただきました。岩手県は盛岡なども焼き肉が美味しいことで有名とのことですが、Ｗさんのお店でいただいた焼き肉も絶品でした。小学生の私にはもったいないものでしたが．．．

　Ｗさんはご自分の車で私たちを岩手県内の各所へ案内してくださったのですが、行く先々で食べるものが全て珍しく、美味しいものに感じました。
　特に三陸沿岸で食べた海産物の数々は新鮮なものばかりでしたが、その中でも地元の新鮮な牡蠣が最も強く記憶に残っています。大粒、というよりも巨大なもので、今回の画像に掲載したものと同じくらいだったと思います。
　Ｗさんも私その牡蠣の大きさと味で私たちをビックリさせたかったのでしょう。たくさん、たくさん注文してくださり、大皿いっぱいに巨大な牡蠣が並べられていました。

　松木かき店の牡蠣を年に数回注文していますが、この牡蠣を食べると小学生のときに食べた牡蠣のこと、母たちと旅行に出かけたことやＷさんのことを思い出します。