戻り梅雨でしょうか?東京・多摩地区の西の端、私の施設周辺がある地域でも長雨が続きました。昨日はやっと雨もあがり晴れ間も見えましたが、それでも時折にわか雨がありました。
天候が不順だと生き物の生態にも変化があるのかもしれません。
トップの画像はツバメの雛です。例年、施設の駐車場の軒下に営巣するツバメたちは、年に一回の営巣だったのですが今年は2回目の営巣です。
一昨日は雛の顔も見られたので、携帯のカメラで撮影してみました。
例年、晩秋頃になると姿を見せていた野猿も山から下りてきました。
山に食物となるものが無いのでしょうか?人里に下りてくることが例年よりだいぶ早く回数も頻繁です。
野猿たちは10匹くらいの群れをなしています。画像は施設とは道路を挟んだ反対側の資材置き場ですが、その群れが施設近隣ばかりか、施設の敷地の中まで入ってくるようになりました。
今、施設では2階の居室に面したベランダにプランターに植えた植物を並べ、日除けとなる「グリーン・カーテン」を設置しています。その中にはキュウリも植えられているのですが、そのキュウリを狙って猿がやってくる可能性も出てきました。
私たちの施設の入所者は、要介護度が高い、ご自分では身の回りのことができにくい方が多いのですが、何人かの方は自立した生活をされています。その方々の中で、換気のために窓を開けたら猿が居た、というような事態も想定しなければならないかもしれません。猿も賢く、無抵抗だったり弱者と見分けると襲いかねません。そうなると、施設を快適に過ごせるようにと設置したグリーン・カーテンがあだになってしまいます。職員の見回りや、不要な換気を控えるよう入所者にお願いするようなことが必要だと思います。
「グリーン・カーテン」にはいくつかの種類があり、その中の一つに「ヘチマ」があります。完全に逆光になってしまって分かりにくいのですが、長さが40センチほどまでに成長していました。
ヘチマの葉は多く大きさが20センチ四方くらいあり、遮光性が高いようです。
ヘチマは食材になるのでしょうか?聞いたことがありません。猿の手も出ないならキュウリからヘチマの方が「グリーン・カーテン」に適していると思います。
うだる暑さに涼を求めてグリーンカーテンにしたのがあだになっては大変。
我が家はカラスのターゲットになってます。
やしマットのプランターをつついて巣作りの資材にお持ち帰りです。
へちまは昔からだを洗うスポンジでしたね。
それから化粧水。。
昭和30年代のおはなし。
猿たちが、何故真夏に、わざわざ人里まで降りてきてのかは分かりません。
野猿たちは、今のところ人気を避けて行動していますが、早朝など人が活動的でない時間帯に施設に近寄っている可能性はあります。
都会ではカラスは害鳥になり得ますね。
私たちの施設周辺では、「ハシボソガラス」をよく見かけます。都会では「ハシブトガラス」が大勢でしょう。ハシブトガラスは獰猛そうなイメージで、いかにも「害鳥」っぽいですが、ハシボソガラスは一回り小型で、夕焼け空が似合いそうな、のんびりした感じがします。
ヘチマはスポンジになりますね♪
施設の浴室用に使ってみましょうか