中国ではニセの追跡情報を表示する、ニセの追跡番号が発行されています。
(2015/03/18 コメントで偽追跡サイトの情報をいただきました)
中華通販において無名の輸送業者で発送されることが多くなった。
専用の追跡サイトで検索すると頻繁にステータス更新が行われている。
売り手曰く「中国郵政では荷物の遅延や紛失が日常的に起こるので顧客保護の為に輸送業者と提携した」と言う。
これまで中国郵政から日本に到着した荷物は通関手続きも含め5日程度で日本郵政が配達しているが、今回注文した荷物は10日を越えて輸送中のままだ。
で、Google先生の登場。
検索結果を見ると
ロシア人たちが怒っている。
それらの追跡番号と専用追跡サイトはフェイクだと言うのだ。
ステータスの更新は自動タイマー、若しくは手動操作を任意に行え遅延の苦情が来るとちょっとだけ更新されるらしい。
実際、それら輸送業者は実態が無いように見える。
売り手は発送や配達に遅延が発生するとショッピングモールからペナルティを受けるようで、発送前に追跡番号を通知し発送したことにする行為をしていた。
しかし、それだとステータスに何も表示されいので発送されていないのがバレる。
また、追跡可能発送を別料金オプションとしている場合もあるのでそれらをクリアする為にフェイクの追跡番号と専用追跡サイトを作り出したとロシア人は考えている。
因みに現在疑わしい追跡番号と専用検索サイトは次の二つ。
WeDo express
追跡番号:WD*********CN
専用追跡サイト:
http://www.wedoexpress.com/
World-Shipping post
追跡番号:WS*********CN
専用追跡サイト:
http://ws-shipping.com/
連絡先等一切掲示が無い。
2014/07/19修正、追記
ブラジル人も怒っている。彼らは追跡情報の更新間隔にパターンがあるのを見つけていた。一ヶ月を30日として月をカウントアップをしているもよう。
WeDoの場合
4時間 > 2時間 > 1日 > 5日 > 2日 > 14日 > 10日 通関後輸送中で更新終了
実際の輸送に自社船便利用(納期1~3ヶ月)と推測(←2014/08/19追記)
World-Shipping postの場合
3日 > 5日 > 1日 > 3日 > 2日 > 5日 都道府県名の仕分けセンター着で更新終了
2014/07/20疑わしい運送会社の追加
YANWEN
追跡番号:任意
専用追跡サイト:
http://www.yw56.com.cn/english/DIY.asp
更新間隔:0日 > 4日 > 0日 > 1日 > 1日 中国の空港着で更新終了
2014/09/11追跡情報の疑わしい業者追加
Finland(Hong Kong) Economic Express Shipping Company
追跡番号:R**********FI
専用追跡サイト:
http://www.hongkongexpresspost.com/
更新間隔(秒単位):2d2h10m14s > 2d22h58m14s > 1d3h50m20s > 14d18h10m22s
17 Post Service(似た名前の万能追跡サイト「17 Track」とは別物)
追跡番号:************(12桁)
専用追跡サイト:
http://www.17postservice.com/
更新間隔:2日 > 2日 > 3日 > 5日(配達国到着) > 5日 > 3日 > 5日(市町村到着) > 25日(配達完了)
※私の場合追跡情報より早く届いた。
2014/10/28追記
各々偽の追跡情報だが配達先の住所は正しいようだ。と言う事は顧客を騙す詐欺行為を金を取って請け負う輩に個人情報が流れているわけだ。コワイコワイ。