のどかなケイバ

一口馬主やってます

2017年のアニメ第1位

2018-01-19 17:21:38 | アニメ
我が主観たっぷりで勝手に選ぶ2017年アニメベスト10。今日はいよいよ第1位の発表です。
アニメ作品部門第1位は、けものフレンズでした。

すっごーい! タモリさんはイグアナのフレンズなんだね!

去年私はここでこんなことを書きました。私はこのチャートを2002年からつけてますが、魔法少女育成計画は2008年~2009年に放送されたCLANNAD -AFTER STORY-に次ぐ傑作アニメだと断言してもいいです。
けど、その魔法少女育成計画をはるかに凌ぐアニメを2017年視聴してしまいました。それがけものフレンズです。正直このアニメ、途中までは緩いアニメでした。どう考えても幼児向け、平日午前中に放送すべきアニメでした(実際再放送は平日午前中に放送されました)。けど、このアニメの底流には、得体の知れない何かが流れていたことも確かでした。
それが一気に噴出したのが11話。巨大セルリアンをジャパリバスの牽引車で誘い出すサーバルちゃんとかばんちゃんとボス。最初はうまく引き付けてたのですが、巨大セルリアンは変形という奇策に出て、牽引車は横転。そこからは阿鼻叫喚な展開。けど、1話から10話まで見ていた私は、いつものゆるーい展開で巨大セルリアンは退治されるものと思ってました。が・・・
なんとかばんちゃんは巨大セルリアンに踏み潰されてしまいました(正確には体内に飲み込まれた)。その瞬間の私のショックはかなりのものでした。次は、次はどうなるんだ? 次の1週間は本当に本当に長い1週間になってしまいました。いや、私だけではありません。インターネットを見てみたら、みんなショックを受けてました。そんな人々が自然発生的に言い始めた言葉が「たつき監督を信じろ!」
はっきり言ってけものフレンズは安っぽいアニメでした。けど、ものすごく丁寧に作られたアニメでもありました。その大半はたつき監督の手によるものでした。だからみんな、たつき監督に救いを求めたんだと思います。そんな願いが届いたのか、けものフレンズは大団円で終わりました。

だけど、みんなも知ってる通り、けものフレンズからたつき監督は降ろされました。どうやらたつき監督(もしくはアニメを制作したヤオロズ)が著作権の配分に異を唱えたようです。はっきり言ってこの降板はおかしい。けものフレンズは最初アプリとしてこの世に登場しました。次はマンガになりました。けど、この2つは大失敗に終わってます。その上でのアニメ版です。正直このアニメは始まる前から失敗の可能性が高いアニメでした。それを大ヒットさせた人は何を隠そうたつき監督です。そのたつき監督が著作権の配分をもっとよこせと言ったくらいで、いきなりクビにするなんて・・・ 呆れてものが言えません! たつき監督は最大の功労者ですよ。報酬を上げてもいいじゃないですか!
この事象を別のアニメで言えば、君の名は。の2期が作られることになった。事前の契約調印のとき新海誠監督がもっと著作権をよこせと主張したら、いきなり監督が別人になった。この世界の片隅にの2期が作られることになった。事前の契約調印のとき片渕須直監督がもっと著作権をよこせと主張したら、いきなり監督が別人になった。これくらいの不条理な出来事なんですよ。
ま、監督(アニメ制作会社)が変わったからと言って、アニメが急につまらなくなるとは限りません。例えば鬼灯の冷徹は、1期はWIT STUDIOが制作し、2期はスタジオディーンが制作。けど、なんも違和感はありませんでした。でも、けものフレンズはあの絵じゃないとダメなのです。誰があの絵を描くというんですか? あの絵はたつき監督以外絶対ムリですよ!

けものフレンズ2期が近々放送されるようですが、はっきり言って期待できません。期待したくはありません。

テーマ曲部門第1位は、けものフレンズのOP曲、ようこそジャパリパークへ(どうぶつビスケッツ×PPP)でした。
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アニメ部門に続いて曲部門もけものフレンズでした。両部門とも同じアニメが1位だったのは、2010年侵略!イカ娘(OP曲侵略のノススメ☆)と、2011年あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(ED曲secret base -君がくれたもの-)に続いて3度目。けど、けものフレンズは前2つの作品とは次元が違います。
上にも書いた通り、アニメけものフレンズは、自分的にはCLANNAD -AFTER STORY-に続く史上2位のアニメでした。これまでもっとも私の記憶に残ったアニソンは、あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。のED曲、secret base -君がくれたもの-でしたが、ようこそジャパリパークはそれを超えました。けものフレンズはほんとうにすごいアニメでした。

この曲を作った人は大石昌良氏。大石昌良氏と言えば、アニソン歌手オーイシマサヨシですね。当チャートでは月刊少女野崎くんのOP曲、君じゃなきゃダメみたい。ま、この曲しか知らないのですが。でも、ようこそジャパリパークは星野源や平井堅などの有名アーティストも推した名曲となりました。大石昌良氏は一気にトップアーティストになりました。

どうぶつビスケッツ×PPPは年末年始の音楽番組に今が稼ぎ時とばかりに出まくってましたねぇ。なぜかかばんちゃん、つまり内田彩嬢も9番目のメンバーとして出てました。本来かばんちゃんはこの曲には参加してないんですが。