のどかなケイバ

一口馬主やってます

2017年のアニメ第7位

2018-01-09 15:41:23 | アニメ
我が主観たっぷりで勝手に選ぶ2017年アニメベスト10。今日は第7位の発表です。
アニメ作品部門第7位は、終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?でした。

今のわたしは、誰が何と言おうと、世界で一番幸せな女の子だ。

これは悲しいアニメでした。特に最終回、獣(怪獣)たちの侵入を許した飛行艇(空飛ぶ軍艦)内の攻防戦。ネフレン・ノフト・ラーンそしてヴィレムが全身血だらけになりながら獣と戦いますが、あまりにも敵が多く、防戦一方に。しかも黄金妖精(レプラカーン)と呼ばれる少女兵(正確には兵器)たちは、ある年齢(15歳くらい)に達すると勝手に自我崩壊を起こすように設定されていて、この戦闘の中でネフレンが最期のときを迎えてしまいます。
飛行艇から落ちるネフレン、それを追って落下するヴィレム、さらに最後の気力を振り絞って正気に戻ったクトリが追いかけます。そしてクトリの最期の戦い。クトリは獣の触手で蜂の巣になりながらも、黄金妖精最期の武器、自爆で獣たちを葬りました。あの最後のシーンは涙ものでしたね。

このアニメの特徴の1つに、意外なキャラが味方だったことがありますね。爬虫類のような艦長のライムスキン&ゴブリンのようなグリックはどう考えても凶悪な敵キャラでしたが、実は味方でした。最終回飛行艇から落ちそうになったヴィレムを助けに行ったカエル兵は、どう考えてもお笑い担当なデザインでしたが、シリアスなキャラでしたね。

こんなに感動的なアニメだったすかすかですが、実は前半は退屈なアニメでした。興味を持って見られるようになったのは6話からかな? このアニメの主人公ヴィレムは526年の眠りから覚めた元準勇者。彼が眠りにつく前に戦友だったスウォンカンデル(大勇者)がこの6話に登場します。ヴィレムは少女兵(兵器)を作った張本人がスウォンカンデルと知って憤慨しました。自分的にはこのあたりから気になり始めたアニメでした。もし1話から気になっていたアニメだったら、さらに評価を高めていたと思います。

このアニメでよく聞いた言葉、しるし無し。しるしは漢字で書くと徴。われわれ人類のような特徴のない生物を侮辱的に差す言葉のようです。そう言えば2017年はもう1つしるしという言葉が出てくるアニメがありましたね。クジラの子らは砂上に歌う。このアニメではしるしを意味する漢字は印。短い生命と引き換えにサイミアと呼ばれる超能力を持った少年少女たちのことでした。

テーマ曲部門第7位は、異世界食堂のOP曲、One In A Billion(Wake Up, May'n!)でした。
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Wake Up, May'n!とはアニメ歌唱ユニットWake Up, Girls!とアニソン歌手May'nとで作ったこのアニメ限りのユニット。Wake Up, Girls!は2016年8位灼熱の卓球娘のED曲、僕らのフロンティアに続いてのベスト10入りとなりました。
一方May'nは2005年から歌手をやってるベテラン。2008年から今の芸名に改名すると、マクロスFに楽曲を提供。ここからアニソン歌手の道が始まったようです。けど、私の記憶に残ってる曲はマクロスF2代目OP曲、ライオンだけ。意外や、今回のこの曲で初登場となりました。

前にも書いた通り、異世界食堂はそこそこ面白いアニメだったんですけどねぇ・・・ そこそこで終わってしまいました。wikiによると、先代の店主とその妻が出てくると話が面白くなるようです。2期に期待しましょうか。