もうすぐ帰国

海南島の少数民族、黎族の観光用民族村の民族舞踊ショー。同僚のT先生は、彼女たちのミニスカが本当に伝統衣装なのかと熱心に質問し、3000年前からこの衣装だと言いかえされていました(笑)

今日は、歳末を控えて慌ただしい一日でした。今年の授業もあと1日。来年は、正月休みのあと、授業は2コマのみで後は試験。15日には帰国します。今日、飛行機を予約しました。愛用のLCC春秋航空であります。

上海から高松空港までの往路便は何と990円！！　空港利用料と税金をあわせて1万円の激安料金。しかも高松から神戸まで自治体援助で？無料バスが走っております。中国の広い大地で暮らしていると、1時間や2時間余分に時間がかかろうが全然気になりません。本でも読んでおればいいのであります。

復路はさすがに春節の影響もあって2万円少々と少し高く、往復で3万1千円ほどでした。それに帰りの荷物が多くなるのを想定して、15キロ分の荷物前払いをしておきました。8500円ほどなので、〆て39000円ほどになりました。春秋航空はお安い代わりに、重量制限が厳しく、15キロ以上だとしっかり超過料金を支払わなければならないのですが、前払いしておくと３０％割引になるのだそうです。何せ大学から出る飛行機運賃は1年に1回だけですので、ワタクシのように事あるごとに帰国していると、ヘタすれば一回で一か月分の給料が吹っ飛ぶのであります。杭州空港から全日空で関空まで往復すれば、円安のおかげで10万円以上かかります。

安倍の円安は大企業には福音でしょうが、ワタクシのような老百姓（中国語で庶民の意）にとっては喜べるものではありません。物価の値上がりになぜ銀行利息が連動しないのか、賃金が上がらないのか、それは庶民のカネを実質的に奪っているのとおなじであります。なぜこんな政府を国民が支持するのか、まったく不思議です。これで日本経済が再生しなければ、安倍の罪ははかりしれないほど大きいでしょう。